◆浴衣で花火大会
開放的な気分になれる夏祭りや花火大会、今年は楽しみですね。
夏のイベントの楽しさは、浴衣を着ることでいっそう感じることができますね。
暑さを一時忘れて、大いに楽しみましょう。
ただ、屋外のイベントは思わぬハプニングが起きないとも限りません。
ここでは浴衣に下駄で遊ぶとき気をつけたいことをまとめました。
浴衣で花火大会や夏祭り・着付けのとき気をつけたいこと
着付けのときに気をつけたいことからお話します。
白っぽい生地の浴衣を選んだ場合は、下着の線が見えやすいのでその点に注意してください。
下着の色は肌色に近い色で、ローライズの浅めのショーツがおすすめ。
汗取りのため下着は浴衣用のワンピースの式の下着がおすすめです。
汗をかきやすい人は木綿(または楊柳)のステテコもおすすめです。
浴衣で花火大会や夏祭り・持ち物や心がけで気をつけたいこと
夏は屋外のイベントが多いので、あると重宝する持ち物や、心がけをお伝えします。
- 薄手のシートを用意する
- 下駄は階段や溝に注意
- 帰りの切符を現地についたら購入しておく
- 下駄で足が痛くならないために
- 冷え対策も念のために考える
薄手のシートを持っていく
花火大会は屋外で観覧することが多いはず。
予約席でない限り、土の上に腰をおろすことになることも。
そんなときは防水性のあるシートかそれに代わるものを持参するといいですよ。
薄手のビニールシートで人数分の座れる広さのものが最適ですが、案外かさばります。
そこで、ビニール袋の大きなものを、切って開いて代用しましょう。
これならかさばらず、二人で腰かけるくらいの大きさにはなります。
下駄は階段や溝に注意
バスや電車に乗って出かける場合は、「下駄の歯」が乗降口の溝の隙間に入り込まないよう注意してください。
また階段を昇降する際は、下駄の歯すべてを段に乗せましょう。
一歩ずつ歩くようにして、バランスが崩れないようにしてください。
◆底が平な下駄
下駄に慣れていない人は、下駄の底が平らなものにすると歩きやすいですよ。
帰りの切符を現地についたときに購入しておく
規模の大きなイベントでは、イベント終了後は帰路に向かう人でとても混み合います。
地下鉄やバスなどの乗車には長い行列ができるだけでなく、切符売り場でも長い行列に並ぶことになることも。
そこで切符は現地についた時点で帰り用を購入しておくようにすると、混雑を避けることができます。
下駄で足が痛くならないために
◆下駄で鼻緒ずれがおきやすいところ
慣れない下駄をはくと、鼻緒にすれて足の甲が痛むことがあります。
傷バンドを数枚用意しておくと、痛みの軽減に役立ちます。
下駄をはじめてはく人や、初めての下駄でおでかけのときは、あらかじめなじませておくのをおすすめします。
鼻緒ずれの予防や防止方法はこちらに詳しくかいてあります
電車内の冷え対策も念のため
浴衣を着て、新幹線等長距離の電車に乗る場合は、冷えに注意してください。
薄手のスカーフを持参して、羽織やひざかけにしましょう。
冷気は下にたまるので特に下駄をはいた素足が冷えます。
長距離の電車に乗るときは、足袋かそれにかわるソックスを車内で利用しましょう。
浴衣で花火大会や夏祭りへ/気をつけたいこと/着付けや持ち物・まとめ
夏まつりや花火大会は屋外開催なので気をつけたいことがあります。
ケガを予防し安心して楽しめるよう、心がけをまとめました。
長距離電車では冷え対策をぜひ覚えておいて欲しいと思います。
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