浴衣を仕立てるときの費用やメリット・仕立て上がりとの違いを考えてみた
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浴衣を仕立てるときの費用やメリット・仕立て上がりとの違いを考えてみた

浴衣を着て微笑む若い女性手荷物を持っている

 

例年5月下旬ころから、浴衣の販売が始まります。

 

浴衣の多くは「仕立てあがりの浴衣」で、浴衣の反物は少なくなりました。

 

ここでは、浴衣を仕立てるにあたり費用やメリットを考えてみて、

 

仕立て上がりのものの良さも合わせて比較してみたいと思います。

 

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「仕立て上がり浴衣」の良さ・メリット

 

仕立て上がり浴衣のメリット

 

いわゆるプレタの浴衣という「仕立てあがりの浴衣」のよいところから。

 

  • すぐに着用できる
  • お手頃価格である
  • 合う帯をその場で見つけやすい

 

というメリットがあり、若い女性に人気のデザインが多いです。

 

試着してみると、帯をその場で見つけやすいです。

 

 

仕立て上がり浴衣のデメリット

 

デメリットとしては、

 

  • サイズ展開が少ないのでぴったりでないことがある
  • 素材の種類が少ない

 

といったところですが、浴衣の初心者さんにはあまり問題ないかもしれません。

 

ある程度浴衣歴があり、もっと自分の個性にあったものが欲しいと考えるようになったら、

 

仕立て上がり浴衣では物足りなくなるかも。

 

 

浴衣を反物から仕立てる

 

「自分の好きな色柄を選んで、自分のために仕立てたい」と思ったら、

 

反物を選び、ぴったりのサイズで仕立ててもらうと満足できるでしょう。

 

 

反物仕立てるメリット

 

  • 自分のサイズを測って仕立てるので体にぴったり
  • 好みにあう素材・色・柄を選べる

 

 

反物から仕立てるデメリット

 

  • 反物選び・仕立ての依頼など時間がかかる
  • 既製品より費用がかかる

 

では具体的に仕立てるにあたっての費用をみていきましょう。

 

 

浴衣を仕立てる(誂える)費用

 

では具体的にどれくらい費用がかかるのかみてみましょう。

 

浴衣の仕立ての費用は

 

  • 「手縫い」⇒費用は1万5千円程度から2万円ほど
  • 「半手縫い」⇒費用は1万2千円程度から1万5千円ほど

 

半手縫いは、直線などミシンで代用できるところはミシンで縫うことです。

 

(半手縫いはハイテク仕立てとか他の名称になっていることもあります)

 

 

仕立て以外の費用

 

仕立て以外の費用もかかります。

 

  • 「いしきあて(ヒップの生地の傷み防止につける布)」をつける場合⇒1,000円ほど
  • 浴衣の反物代⇒1万円前後から6万円万くらいまで

 

反物の主流は2~4万円ほど。

 

 

浴衣の仕立て方、手順は?

 

青白のバラ柄の浴衣と夏の帯

 

浴衣の仕立て方について、具体的な話をしますね。

 

そこには縫うだけでない作業が含まれているので。

 

 

浴衣の仕立ての下準備

 

浴衣を仕立てやすいように、あらかじめ水を通して縮ませておく必要があります。

 

水通しをして濡れた布の布目を整えるため、アイロンを全体にあて整えます。

 

これが下準備です。

 

※この下準備がしていないと、初めて洗ったときに丈が数センチ縮むことがあります

 

 

浴衣の仕立て方、順序

 

下準備後、以下の順序で仕上げます。

 

  1. 和裁用のヘラや切りじつけで寸法をしるす
  2. 反物を袖、身頃、衿、おくみと分けて切断
  3. 縫って形にする
  4. アイロンで整える

 

熟練された人なら印つけから縫い終わりまで、1日もかからずできます。

 

浴衣は裏地がないので、早くできそうな気がします。

 

ですが、縫い代を倒したあとを縫いとめていかねばならず、案外時間がかかるものです。

 

裏地のある着物の半分の時間、というわけにはいきません。

 

 

「柄合わせ」も仕立てる前の大事な仕事

 

そのうえ「柄合わせ」をあらかじめすることになると、ここに時間がかかります。

 

「柄合わせ」というのは、いかに柄のよいところを見栄えのするように配置するかと考えることです。

 

生地を切ったあとではできないので、あれこれ反物の配置を考慮します。

 

背中や上前などの人から見えやすいところに、よい柄の出るよう考えます。

 

 

採寸と依頼の仕方

 

風情のある街を歩く浴衣姿の若い二人の女性

 

身体のサイズを測ってもらい、ぴったりに仕上げてもらいましょう。

 

洋服のような細かな採寸はしないので、体型に特徴がある人は、その点を必ず伝えておいた方がよいでしょう。

 

たとえば、

 

  • 「胸の幅が厚い」
  • 「ヒップの周りより太ももの周りの方が太い」
  • 「バストがとても豊か」

 

といったような特徴があればです。

 

話にくいものですが、自分にぴったりのものを作るために伝えるようにします。

 

というのも、採寸をした人が必ずしも仕立てるわけではありませんので。

 

呉服の世界では、昔ながらの採寸法から割り出した標準の目安で仕立てられることもあります。

 

中肉の人は問題ないのですが、体型に特徴のある人はぴったりにできあがりません。

 

 

普通に仕立てて失敗した事例

 

以前私の着付け教室におこしになった方で、こんな事例がありました。

 

反物を購入した呉服屋さんで採寸してもらったにもかかわらず、仕立てあがった浴衣は身ごろの合わせが浅すぎて前がはだけてしまうほどでした。

 

せっかくお誂えをしたというのに、身幅が狭すぎてご自身にあっていませんでした。

 

ご本人が何も言わないので、標準の仕立てをしたのだと思います。

 

結局「このままでは着られない」と判断して、仕立てたばかりなのにお直しすることに。

 

こんな残念なことにならないようにしてくださいね。

 

 

浴衣を仕立てるときの費用やメリット・仕立て上がりとの違いを考えてみた・まとめ

 

仕立て上がり浴衣は、すぐに着られて帯も合わせて購入しやすいのがメリット。

 

浴衣の経験が増え、自分の好みがはっきりしてきたら仕立ててもらうのも検討。

 

永く愛用したいと思える上質な浴衣は愛着がわくと思います。

 

反物選びから出来上がりまでの行程を楽しんでください。

 

伝統的な柄、高級感のある生地を選んでおくと、浴衣でだけでなく「夏の着物」としても利用できますよ。

 

きらこ よしえ


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