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着物の共衿(ともえり)とは・長さは?つけ方は二種類(着物用語)

共衿、掛け衿とは、着物用語

着物の「共衿(ともえり)」とは、衿汚れを予防するために着物の衿に取り付けられた外側の短い衿のことです。

「掛け衿」ともいいます。

着物を反物から仕立てるときに、ちょうど裁断できるようになっています。

着物姿のとき、衿のところはいつも共衿になっているので、そこが誰の目にもうつっています。

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共衿の長さと見栄え

柄と見栄え

反物から仕立てるとき、共衿にあたるか所は着物の衿(地衿)よりもできるだけよい柄をもってきます。

共衿は顔に最もちかい位置なので、

身頃の柄とのかねあいや、顔映りの良さを考えて決めます。

共衿の長さについて

黒っぽい紬着物に白地に紅型の帯

◆共衿の長さは約84から90センチ

共衿は、剣先(おくみの上端で肩にもっとも近いところ)のすぐそばの位置になるので、

剣先より7~8cm以上さがって終わると見栄えがよいです。

着る人の身長にもよりますが、およそ84センチから90センチの長さです。

共衿のつけ方は二種類

共衿のつけ方は二種類あります。

  1. 地衿の上に共衿を取り付けてから、衿を身頃に縫い合わせる方法
  2. 地衿を身頃に縫い合わせてから、後で共衿を取り付ける方法

できばえは同じですので、取り付けやすい方でかまいません。

2のつけ方にすると、共衿だけ取りはずせます。

汚れが付いたときに共衿だけ処置できるため、おすすめは後者です。

後者の方で、汚れのついた共衿をはずして洗った様子をお話しています

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プロフィール
この記事を書いた人
きらこよしえ

着付け師範として着物着付け教室を運営。簡単着付けの2部着物など考案、雑誌に取り上げられたり、着物用下着など監修者。温泉好きでスーパー銭湯や温泉巡りでドライブ旅行趣味。温泉ソムリエ資格取得。旅系ブログna58.net YouTube運営。

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