浴衣でおでかけのときのバッグ、どんな風に選んでいますか?
浴衣売り場にはかごバックが並んでいるのでそれをチョイスすれば間違いなしですが、なんだか小ぶりだったりします。
実際お出かけでもっていきたいものは何があるかを確認してみましょう。
- スマホ
- メイクポーチ
- 折りたたみ傘
- お財布
- ハンカチとティッシュ などなど
ちょうどいい大きさとデザインのものを選ぶにあたり、おすすめを紹介します。
かご巾着はおすすめ・メリットデメリット
◆かご巾着
和装には巾着袋はよく似合うし、浴衣のときも相性抜群です。
浴衣のときはとくにおすすめのバッグといえます。
素材や使い勝手をみてみましょう。
かご巾着の特徴
かご巾着は、「水草」「イグサ」「麻」「トウモロコシの茎」「麦わら」などの植物から採って編んであるので、涼しげで夏の装いにぴったりです。
巾着型のデザインが特徴です。
口元を絞ることができるため、中身が見えにくく、私物を安全に保管できます。
かご巾着の使い勝手
かご巾着は、口元を絞ることで中身が落ちにくいのが特徴です。
また、小さめのサイズが多いため、必要最低限のものを持ち歩くのに適しています。
しかし、開口部が狭いため、大きなものを入れるのは難しいことがあります。
かごバックはおすすめ・メリットデメリット
◆かごバッグと下駄
かご巾着よりちょっと大きめのサイズで、しっかりした感じのかごバック。
これも浴衣にピッタリなのでおすすめのバッグです。
素材や使い勝手をみてみましょう。
かごバッグの特徴
かごバッグは、竹やラタン、バナナの茎、ヤシの葉などの自然素材を編み込んで作られます。
そのため、自然な風合いと温かみがあり、和装によく合います。
安定感があって、存在感もあります。
また、形状やデザインは様々で、シンプルなものからフリンジやリボンなどの装飾が施されたものまであります。
かごバッグの使い勝手
◆かごバッグ
かごバッグは、開口部が広いため中身が見やすく、出し入れも容易です。
また、一般的には持ち手があり、肩にかけることのできる長さがあるものも。
しかし、素材が硬いため、重いものを入れると持ち手が手に食い込むことがあります。
洋服の時も使えるかごバッグ
◆洋服にも合うかごバッグ
かごバッグは、内側に巾着袋が入ったものもありますが、多くは洋服のときのバッグとして使えるようになっています。
なので夏は洋服のときだって大活躍します。
かごバッグはデザインがとても豊富でおしゃれなものがたくさん出回っています。
ただあまりサイズが大きいものは、肩にかけたくなり浴衣のときには合いにくいかと思います。
浴衣のときの普段使いのバッグのおすすめをまとめると
浴衣でお出かけのときは、バッグの全体が大きすぎず口が締まりやすいものが、いいと思います。
というのも花火大会や夏祭りは、夕方から夜にかけて開催されることが多いイベント。
暗い中で混雑したり、屋台の食べ物を頬張ることもありますね。
大きすぎると誰かに当たったり、口の空きが大きいと中身をのぞかれたりするかもしれません。
そう考えると、浴衣のときは肘にも掛けられる体の幅程度の大きさのかごバックが、使いやすいです。
そして内側に巾着袋がセットされていていて、口がキュッと締められるものが最適でしょう。
かごの部分が大きいと、巾着の色柄が目立たないので、きっと何枚もの浴衣に合わせられるんじゃないでしょうか。
ほかに浴衣に合うバッグはある?
◆木製ビーズ編みの巾着バッグ
かごバッグは多くの人が持っているので、もっと他の物で個性的にいたい。
そんな方には、木製ビーズや布のバッグがおすすめです。
持ち手がしっかりしていて、手荷物がちょうど収まるくらいのもので暑苦しく見えないものを。
◆布製のがま口タイプのバッグ
布製で持ちてがしっかり閉まるので、使い勝手がよいがま口タイプのバッグです。
着物生地で自作してみました。
https://kimono-story.com/728.html
ショルダー(肩掛け)バッグはおかしい?
浴衣のときは、肩掛けのバッグを使用すると、次のような問題がおきることがあるので、あまりおすすめしません。
それはどういうことかというと。
袖の邪魔になる
浴衣の袖は比較的長く、また動きが大きいため、肩掛けのバッグのストラップが袖と絡まることがあります。
これは、袖の動きを妨げるだけでなく、袖を汚す可能性もあります。
浴衣の形を崩す
浴衣は体にフィットするように着るもので、その美しいラインを保つためには適切な着付けが必要です。
しかし、肩掛けのバッグは一方の肩に重みがかかるため、浴衣の形を崩す可能性があります。
肩紐が滑りやすい
浴衣の素材は滑りやすいものが多く、肩掛けのバッグのストラップが肩から滑り落ちやすいです。
これは、バッグを持つために常に注意を払わなければならないというストレスにつながります。
以上の理由から、浴衣には肩掛けのバッグよりも手持ちのバッグや、腕に掛けられる小さなバッグ、巾着などがよく合います。
浴衣でお出かけバッグの中に忘れたくないもの
いよいよ花火大会に!電車やバスを利用して出かけるとしたら、何をバッグに入れていきますか?
浴衣初心者だけど大人の女性でそつなく振る舞いたい!なら、これを用意していくといいですよ。
- 手ぬぐい二枚
- フェイスタオル一枚
- 風呂敷
- 扇子
- 傷バンド
手ぬぐいは食べる時の汚れ防止に膝にかけたり、草や土の上に座るときにお尻に敷いて使えます。
フェイスタオルは汗拭き用、そして帯が緩んだ時に差し込んでゆるみをなくすこともできます。
風呂敷は、おみやげを買ったり、ゴミを持ち帰るのにあると便利です。
傷バンドは、下駄の鼻緒ずれで足が痛くなったときのために。
これら自分のためですが、一緒にいる誰かに役にたつこともある小物たちです。
スマホやお財布とともに、これらも用意しておくとお出かけ先で困ることはないですし、
「お、できるな」「気がきくね」と思われるはずですよ。
浴衣のバッグは何がいい?普段使いのおすすめ かごバッグ/ショルダーはダメ?まとめ
浴衣姿にぴったりのかごバックは、普段に使える巾着袋とセットになったものがおすすめ。
かご部分の面積が大きいと、何枚もの浴衣に合わせやすいです。
必要なものを入れて、ぴったり納まるくらいの大きさのものがよいです。
かごバック以外にも夏らしいビーズや布製のものも似合います。
大人のたしなみとして、手ぬぐい、扇子、風呂敷を持っていくといいと思います。
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