お正月に着物を着たい!でも何を着たらいいかな?
と迷ったら、ズバリおすすめしたいのが、
「小紋(こもん)」という種類の着物です。
小紋はあらたまりすぎることなく華やかな一枚です。
初詣、デート、パーティーにも向いていますよ。
- お正月に小紋着物をおすすめする理由
- 小紋の着物のコーディネイト例
- あらたまった席なら訪問着がおすすめ
お正月に小紋の着物をおすすめする理由
◆絞りの小紋柄
どうして小紋の着物をおすすめするかというと、
新年はじめの華やいだ気分と雰囲気を、一番表現できる着物だからです。
絹のやわらかい肌触り、しなやかなムードのある着物です。
あらたまった席には向きませんが、プライベートなお出かけ(初詣・デートなど)にはおすすめです。
40代50代の方も華やいだ雰囲気に
◆小紋着物の小紋柄
どんな年代の方も、お正月にふさわしい着物は「小紋」でしょう。
40代でも50代でも、華やいだ気持ちが明るくなる雰囲気をかもしだせます。
「小紋」は、連続して全体に模様のある着物です。
一部だけにかたよることなく、全身がはなやぐ感じになります。
明るい色柄を選んでください
◆小紋柄
「小紋」の着物は、大きな柄小さな柄、幾何学模様などさまざまあります。
その中でお正月に選びたいのは、明るい色柄のものです。
そしておめでたい柄ならさらによいといえますね。
おめでたい柄というのは、吉祥文様と呼ばれる模様です。
◆小紋着物の小紋柄
- 扇子の柄(末広ともいい縁起がいい)
- 宝尽くし模様(宝珠・打ち出の小づちなど縁起のいい模様)
- 松竹梅模様
などです。
こだわることはありませんが、和の風情がでていいものですよ。
小紋の着物のコーディネイト例
明るい色柄の小紋のコーディネイト例を紹介します。
扇子と鶴で新春・お正月のコーデ
紺色の地色に扇子の模様の小紋着物、帯は白地で意匠化した鶴が織られた名古屋帯。
新年に向くコーディネート例です。
パステル調の花木と扇子と菊の模様の帯
◆黄緑色の小紋着物
また、うすい黄緑色のパステル風の色合いに梅に似た花と木、地紋が紅葉という小紋着物に、
金糸を使った扇子と菊の模様を織り出した名古屋帯のコーディネイト例。
◆オレンジ色扇子と菊の名古屋帯
明るく華やかな雰囲気がいいな、という例。
20代30代の方にむきます。
小紋以外のお正月のおすすめ着物
お正月にあいさつ回りなどのあらたまった場面で着物をきたい、という場合もありますね。
そんなときおすすめなのは、
- 若い方(未婚)は「振袖」
- 既婚の方は「訪問着」
未婚女性なら振袖がおすすめ
未婚の女性限定の振り袖は、お正月も絶好のチャンスです。
成人式のときだけではもったいない、初詣、デート、新年の集まりに着て行きましょう。
大人の女性なら訪問着がおすすめ
大人の女性なら、「訪問着」がおすすめですし喜ばれます。
- 未婚・既婚問わず着られる
- 華やかな色柄のものが多い
「小紋」よりはあらたまった装いになり、先様があるとき、大勢集まるときはまず考えたい着物です。
袋帯を二重太鼓に、若い方なら控えめな変わり結びでもいいでしょう。
お正月の食事会、あいさつ回りに、初詣にも。
お正月の着物、寒さ対策を忘れずに
お正月は日中はまだしも、朝晩とても寒いです。
着物のときは、首元、手首、足先が特に冷えてきます。
できる防寒対策としては、
- 薄くてあたたかい下着を着る
- コート・ショールなどで首や背中の防寒をする
- 手首をおおう手袋をする
- 足袋を2枚重ねる
- 使い捨てカイロを足袋の甲にはさむ
- 防寒用の草履をはく
など、冷え性の方は対策を忘れずになさってくださいね。
お正月の着物(女性)40代50代におすすめのきもの!小紋と訪問着・まとめ
お正月に着物なら、明るい色柄の「小紋着物」が特におすすめ。
未婚なら「振袖」、大人の女性は「訪問着」もおすすめです。
寒い季節なので、衿・手首・足首など冷えやすいところの防寒を。
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