今日モデルを務めるために浴衣をきられるようにとお越しになった祐子さん。
一度きりの着付けレッスンですが、内容は二回分で盛りだくさんの内容です。
祐子さんの選んだ浴衣コーディネートは、20年前にお求めになった赤い地色の浴衣と縞の博多帯です。
わずかしか袖を通していないもので、お母さまに着せてもらったことがあるというだけで、祐子さんは着付けを習った事がありません。
でも祐子さんの集中力はすごいもので、みるみる習得されていきます(昼食抜きで仕事の後に来てくださったのでおつらいはずなのですが)。
このあと撮影をすると聞いて、気にいった仕上がりになるかどうか不安もありましたが、ご自分の納得できる帯結びができあがりました。
縞の向きが変わって面白味のある帯姿になりました。
終わってみて「楽しかった!」と明るい声で話されるので、ほっとしました。
京都で買った白地に舞妓さんの絵柄の風呂敷で、大振りのバックを手にしている祐子さん。
お寺での撮影だそうですが、きっとこのあと素敵な笑顔で仕上がったはずです。
着物にも興味をもっていただけたようで、「秋になったら着物も練習してみようかな?」とおっしゃいます。
楽しみが増えそうですね。
笑顔がとってもチャーミングな祐子さん、お越しいただきありがとうございました。
(きらこ よしえ)
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