白足袋の洗い方/手入れ・白いまま長持ちさせる洗い方干し方!

白足袋長持ちさせる洗い方・干し方

着物・和装といえば足元は「足袋(たび)」です。

女性の着物姿に白い足袋は欠かせないですが、くすんだり汚れがつきやすいですね。

よく利用するからこそ「白いままで長持ちしてほしい!」です。

そこで、長持ちする洗い方や干し方を詳しくお話します。

また汚さない工夫なども含め以下の順に。

  1. 白足袋を白いまま長持ちさせる洗い方
  2. 足袋にシワを残さない干し方
  3. より白く真っ白にしたいとき
  4. お出かけ時に汚さない工夫

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白い足袋を白いまま長持ちさせる洗い方

まず足袋の汚れですが、以下のように内から外から汚れがつきます。

  • 皮膚から出る汗を含む皮脂
  • はいてる間の土埃や泥

白足袋を手洗いするときのコツ・ポイント

足袋は縫い目が多いので、細かい汚れを落とすには手洗いが一番です。

まず手洗いの方法をから紹介します。

<用意するもの>

  • 洗濯用固形石鹸または洗剤
  • 古い歯ブラシ(やわらかタイプ)
  • 洗面器(洗面所にお湯をはってもOK)
<洗い方のポイント>

  1. 洗面器にぬるいお湯を入れ石鹸(洗剤)を少しとかす
  2. 足袋をひたし汚れのあるところに石鹸をつけ洗う
  3. 石鹸をつけたブラシを利用し、足袋の底・ふちどり・かかとなど洗う
  4. 全体を軽くもみ洗いする
<すすぎ方、干し方のポイント>

  • すすぎは3回以上行う
  • タオルで水分をとる
  • 陰干しする

足袋にシワを残さない干し方

足袋の洗い方・干し方で、干してある様子

◆こはぜで隠れるところをつまんで干す

タオルで水分ととった足袋を、こはぜで隠れるところをつまんで干します。

以下の要領で、シワを残さないように干しましょう。

<シワを残さない干し方のポイント>

  • 足袋の裏の端をもって、てたに伸ばす
  • 指先とかかとを持ってたてに伸ばす
  • 足首部分を伸ばす
  • 足首部分と指先の端をもって伸ばす
  • こはぜで隠れるところを洗濯ばさみでつまんで干す

乾いた後アイロンはいりません。

洗濯機で洗う場合のコツ

手洗いが一番いいとしても、やはり面倒でしょうか。

「洗濯機でなんとか。。」というなら、こんな方法で。

<洗濯機で洗う方法>

  • 足袋の底と部分的な汚れを石鹸とブラシで軽く洗う
  • 洗濯ネットにいれ洗濯機に
  • シワを伸ばして陰干しする

洗濯機でも、ひと手間を惜しまなければ長持ちさせることができます。

干すときは先の<シワを残さない干し方のポイント>を参考に干してください。

より白く真っ白にしたいとき

白足袋がなんとなくくすんできたなと感じたら、「酸素系漂白剤」を利用して白さを戻しましょう。

ぬるま湯に粉末の酸素系漂白剤をとかし、30分ほどおいてから洗濯することで白さアップです。

洗うのはその日がベスト

足袋の基本のお手入れは、脱いだらその日のうちに洗うのが最もよいです。

放置しておくと汚れがとれにくくなります。

夜お風呂のときに洗えば、面倒でもないですよ。

お出かけ時に汚さないために

白いストレッチ素材の足袋

◆白い足袋ソックス

外出中、乗り物や階段の昇降で、足指先が汚れてしまったことはありませんか?

目立つところですから気になりますね。

でも出かけた先で白足袋を履き替えるのは大変です。

そんなときの便利品が、「ストレッチ素材の白い足袋」。

これを足袋の上から重ねてはいてお出かけします。

そうすれば、家にいるときの汚れ・道中での汚れを防げます。

白足袋の洗い方/手入れ・白いまま長持ちさせる洗い方干し方!まとめ

手洗いする方法が、白足袋を長持ちさせます。

よくすすぎ陰干しすることで、黄ばみを防ぎ生地の傷みを防ぎます。

目的地までの汚れ防止に、ストレッチ素材の足袋の重ね履きはおすすめ。

着物を着た後の基本のお手入れ
プロフィール
この記事を書いた人
きらこよしえ

着付け師範として着物着付け教室を運営。簡単着付けの2部着物など考案、雑誌に取り上げられたり、着物用下着など監修者。温泉好きでスーパー銭湯や温泉巡りでドライブ旅行趣味。温泉ソムリエ資格取得。旅系ブログna58.net YouTube運営。

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