ひとえの着物・裏地のない着物の手入れ方法/絹とそれ以外の場合で

麻素材のひとえの着物姿

◆麻素材のひとえの着物姿

裏地のない着物を「単衣(ひとえ)の着物」とよびます。

脱いだらまずは着物ハンガーに掛けて、体温や湿気をとばします。

掛けておく時間は、3~24時間ほど。

汚れやほつれなどがなければ、たたんで収納します。

汗がついたとき部分的な汚れがつてしまったというときの、対処法を紹介します。

  1. 絹のきものの場合
  2. そのほかの素材の場合

で分けてお話します。

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絹着物(ひとえ)のお手入れ方法

絹のひとえの着物からお話します。

汗がついたときと油性の汚れがついたとき、どちらもお手入れ法の基本は同じです。

のりのついていない白いタオルを二枚用意してはじめます。

汗とりの場合のお手入れ

ひとえの着物(裏地のない着物)のお手入れ方法(夏物薄物絹・麻・ウール・木綿)

◆着物の下に乾いた白タオルをしく

汗を吸収していると思われるか所に、乾いた白いタオルを敷いて、着物の上からよく絞った白いタオルで、とんとんと軽くたたき、下のタオルに汗を移します

その後着物ハンガーに掛け、湿気がなくなってからたたんで収納します。

こうしておくと汗のシミが残りません。

油性の汚れの場合

汚れの下に乾いた白い木綿のタオルを置き、中性洗剤を薄めた液を少しのせて、上から乾いた白いタオルでとんとんとたたき、汚れを下のタオルに移します

次によく絞った白いタオルでとんとんと軽くたたき、下のタオルの位置をかえながら、洗剤が残らないようにします。

絞ったタオルで何度か同じ作業を繰り返します。

このとき絶対に着物をこすらないようにしてください。

その後着物ハンガーに掛けて、湿気がなくなってからたたんで収納します。

(油性の汚れが広範囲にわたる場合は、専門家に任せるようにしてください)

シーズンの終わりにクリーニングは必要か

絹のひとえの着物は、シーズン終わりには専門店でクリーニングするのがおすすめ。

ですが着用頻度が一度か二度でしたら、部分的な汚れがないことを確認して、収納してもいいでしょう。

その他のひとえ着物(麻・木綿・ウール)の場合のお手入れ方法

ひとえの着物のうち、麻や木綿、ウールの素材は、基本水洗いできますから、お手入れはもう少し楽です。

汗とりの場合の手入れ法

麻や木綿、ウールの素材は、ハンガーに掛けて汗のついたか所に霧をふいておくと、汗を飛ばせます

広範囲に汗をかいた場合は、たたんで手洗いを。

油性の汚れの場合の手入れ法

油性の汚れの場合は、絹の着物の場合と同じように行うのが理想です。

そこまで丁寧にできない場合は、

⇒歯ブラシなどに中性洗剤をつけてトントンと軽くたたき、汚れを下のタオルに移します。

⇒汚れが移ったあとは、かたく絞ったタオルで何度もたたいて、すすぎをおこないます

シーズンの終わりには手洗いがおすすめ

麻・ウール・木綿の着物は、目だった汚れがなくても、何度か袖を通していればひとシーズン終わるときに、中性洗剤で手洗いするのをおすすめします。

たたんでから洗濯ネットにいれ、洗濯機でおしゃれ着洗いもいいでしょう。(脱水は1分以内が目安)

洗濯後のシワの対処法

洗濯後にシワができた場合は、アイロンをあててとりますが、「寝押し」でシワをとることもできます。

「寝押し」のやり方

「寝押し」は面積の大きい着物には便利な方法です。

きちんと着物をたたんで三つ折りにし、上下から薄い板ではさんで、その上に重しの布団をのせます。

そのまま一定時間まつのもよいですし、敷き布団を敷いて寝るのもよいです。

薄い板が手元にない場合は、厚めのダンボール紙や、凹凸のないきれいなシーツやタオルでも代用できます。

寝押しの時間は4~8時間ほど。

座布団で代用もできます。

寝押し後は着物ハンガーにつるして、乾燥できていること、余計なシワが無いか確認してから収納しましょう。

ひとえの着物・裏地のない着物の手入れ方法/絹とそれ以外の場合で・まとめ

ひとえの着物のお手入れには、のりのついていない白い木綿のタオルで。

素材が絹(シルク)及び麻の場合は、特に生地をこすらないように。

洗剤を使ったときはすすぎを念入りに。

※汚れの度合いによっては素人の手に負えない場合もありますので自己責任でお願いします。

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