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アンティーク着物とは?リサイクルきものとの違い 基準や特徴/購入前の注意点

アンティーク着物と帯 コーディネート

◆アンティーク着物

アンティーク着物は、現代にないロマンを感じさせる素敵な模様の着物です。

そのレトロ感が大好きという人も多いですね。

でもリサイクル着物とはどう違うのかしら?

そんな疑問もあることでしょう。

アンティーク着物はステキですが、80年近くも前のものになるため、今の着物の感覚とは違うことも知っておきたいです。

今日はアンティーク着物とはどんな特徴があるのか、リサイクル着物とどう違うのか、大正の着物の特徴、

また購入するにあたりどんな注意が必要かについてお伝えします。

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アンティーク着物とは・特徴

アンティーク着物の選び方

アンティーク着物の基準は、主に明治時代、大正時代、昭和時代などの戦前に着られていた着物を指します。

戦後に作られたものは、「レトロ着物」や「リサイクル着物」と呼ばれることもあります。

アンティーク着物の特徴

アンティーク着物の特徴としては、以下の点が挙げられます。

  1. 時代背景: アンティーク着物は、明治時代から昭和時代の戦前に存在していたものです。これに対して、戦後に作られた着物は別の呼称で分類されます。
  2. サイズ: アンティーク着物は一般的に小さめに作られています。これは、当時の身体のサイズやスタイルに合わせたものであり、現代の着物とはサイズ感が異なることがあります。
  3. 生地の経年劣化: アンティーク着物は、も80年以上前に作られたものが多いため、生地に経年劣化が見られることがあります。色褪せやシミ、織りの傷みなどが特徴として現れる場合があります。

アンティーク着物を見分ける際には、これらの特徴に注目すると良いでしょう。

また、専門家のアドバイスや信頼できる情報源を参考にすることも重要です。

リサイクル着物とは何?

一方「リサイクル着物」とよばれるものは、戦後に作られた着物で、一度は人の手に渡ったものをいいます。

お店に新品のまま残っていたものは、新古品といったりもしますが、新品と同じ状態のものなのですが、リサイクル着物として販売されています。

アンティーク着物の時代について

アンティーク着物が利用されていた時代は、日常に着物を着るのが当たり前の時代。

化学繊維もなく、化学薬品も着物にはほぼつかわれていなかった時代です。

庶民は日常には、木綿や麻のきもの、

晴れの日には、天然染料で染めた絹きものを着ていました。

現代アンティーク着物として残されているのは、おしゃれ着~晴れ着のきものです。

大正時代の大正ロマンといわれる時代の着物の特徴

大正ロマン 着物 レトロ アンティーク着物

◆大正ロマンのある着物、帯

大正時代の着物は、しばしば「大正ロマン」と呼ばれ、その独特な特徴があります。

特徴的なのは、鮮やかな柄と色使い、そして西洋の影響を強く受けたことです。

華やかな柄と色使い

大正時代は日本の近代化と西洋文化の影響が交錯した時期であり、着物の柄や色使いも華やかで洗練されたものが多く見られます。

鮮やかな色彩や斬新な柄、花や植物、動物などをモチーフにしたデザインが特徴的です。

西洋の影響

アンティーク帯 薔薇の刺繍

大正時代は西洋のファッションやアートの影響が顕著でした。

それにより、着物のデザインや装飾にも西洋風の要素が取り入れられました。

刺繍などの装飾が多用されるのもこの時期からで、エレガントな雰囲気が漂います。

アンティーク着物を購入できるところ

アンティーク着物を購入できるところ・帯の例

◆大正時代の帯

アンティーク着物はどこで購入できるのか、また買う前の注意をお話します。

アンティーク着物はどこで買える?

購入するには、二通りの方法があります。

  • 実際に目と手で確かめられる実店舗
  • ネットのお店(メルカリ等含む)

実店舗なら、以下の三か所があります。

  1. アンティーク着物専門店
  2. 骨董市や蚤の市
  3. リサイクル品を扱うお店

一番のおすすめは、専門店に行く

ことです。

知識の豊富な店主さんに、詳しく話を聞きながら検討できます。

いずれにしても、実際アンティーク着物や帯を買うにあたっては、気をつけたいことがあります。

アンティーク着物を購入する際に気をつけること

伊勢崎銘仙 レトロ

◆アンティーク・レトロ着物帯

アンティーク着物は年月を経ているため、傷みがある場合があります。

またサイズがまちまちなため、着ることができるかどうかを見極めなくてはなりません。

モダンでおしゃれなアンティーク着物・帯、購入のときはこんなこと注意されるといいですよ。

仕立てられてから時間がたっているために、傷みや色の変化がある場合があります。

よく見て失敗しないお買い物をしましょう!

生地や糸の傷み・劣化を確かめる

  • 生地の傷みやキズがないか
  • 生地が薄くなっているところがないか(特に、ヒップ・ひざ・すそ)
  • 刺繍糸が切れていないか

生地の色の変化・シミはないか?

  • 生地の色に変化はないか
  • 裏地の色に変化はないか
  • シミがないか(特に衿・袖・上前)

サイズが合うか?

アンティーク着物 アンティーク帯

◆アンティーク着物と帯

アンティーク着物のサイズは小さいものが多いです。

昔の日本女性の平均的なサイズは、今より小さいですからね。

  • 着物の丈・裄丈(ゆきたけ)・身幅のサイズ確認
  • 帯の長さ・柄のつき方を確認

アンティーク着物って?リサイクルきものとの違い 基準や特徴/購入前の注意点・まとめ

アンティーク着物は80年以上も前に仕立てられた着物や帯です。

一品一品が個性的で、素晴らしい色柄が魅力です。

購入にあたっては、生地の傷・劣化・色の変化などをよく確認しましょう。

小さいサイズが多いので、着られるかどうかの判断基準を持ちましょう。

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プロフィール
この記事を書いた人
きらこよしえ

着付け師範として着物着付け教室を運営。簡単着付けの2部着物など考案、雑誌に取り上げられたり、着物用下着など監修者。温泉好きでスーパー銭湯や温泉巡りでドライブ旅行趣味。温泉ソムリエ資格取得。旅系ブログna58.net YouTube運営。

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