着物と相性抜群の日傘・着物生地で世界に一つのものを

着物と相性抜群の日傘・着物生地で世界に一つのものを

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着物と相性抜群の日傘・着物生地で世界に一つのものを

夏空

日傘は洋服の時ばかりでなく、着物の時にも相性よく合わせられます。

 

蒸し暑い夏の日中も、日傘があるとさしている本人が涼しく感じられるだけでなく、見る人にも涼やかで優美な印象をもたらします。

 

最近では紫外線カットはもちろん、晴れ雨兼用、太陽の熱や光をカットできる素材など、実用的な日傘に人気が集まっていますが、本来日傘は太陽光を遮断しおしゃれを楽しむものとして使われてきました。

 

日傘の色は白や生成り、薄いピンクや水色、涼しい素材の麻や木綿が主流で、雨傘とは別のものでした。

 

この頃では、日傘をもっとオリジナルに楽しむことが、着物を着る人の間で広がっているようです。

 

例えば、着物の生地で世界にただ一つの自分の日傘を作ることもできるんです。

 

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着物の紗生地を用いた日傘で光を楽しむ

 

着物の夏用の生地で、「紗(しゃ)」という生地があるのですが、これは極細い絹糸で隙間をとって織ったもので、軽くて透ける生地です。

 

これを一枚または二枚重ねて用いて日傘にすると・・・傘を通して見える景色がマーブル柄のように揺らめきます。

 

着物で紗を着る時も、歪むような揺らめきの模様が出ますが、日傘にすればさす人も外から見るひとも、その揺らめきをみてとることができます。

 

まるで光と遊んでいるような楽しさがあります。

 

 

着物の夏用の小千谷縮(おぢやちぢみ)を用いた日傘

 

夏用の着物生地に、小千谷縮(おぢやちぢみ)がありますが、これは表面がでこぼこっとしている麻で織った真夏の生地です。

 

隙間があるのと淡い色合いが特徴で、小千谷縮の生地で作った日傘は、並木道を歩くと木洩れ日が透けて見えます。

 

また木洩れ日がさす人にそそいでいるのがわかります。

 

幻想的で涼やかな景色を見ているようで、和服にぴったりです。

 

 

大島紬を用いた日傘

 

大島紬はツヤのあるさらっとした絹の着物生地ですが、これを日傘にすると、紺やこげ茶のさっぱりとした風合いが涼しさを醸し出します。

 

もう着なくなった大島紬の着物を日傘にすれば、昔の思い出を身近に置いておくことができます。

 

 

日傘と着物の相性がいいのは

 

日傘は和服姿を一段と美しく見せるような気がします。

 

19世紀にヨーロッパでアクセサリーとして大流行した日傘は、江戸末期に日本に入ってきました。

 

「男性は紋付き袴姿に山高帽に黒い靴」、「女性は着物に日傘」というスタイルが大流行します。

 

ヨーロッパで貴婦人たちが日傘をさしていたときの服装は、腰高にコルセットを締めたロングドレスでしたから、着物に腰高に帯を締める姿と通じるものがあります。

 

着物姿の頭の上にも、覆うものがあるとバランスよく見えると、そのころから女性は日傘の存在がとても気に入ったようなのです。

 

明治時代に日傘が大流行していたのは、着物のアクセサリーとしてしっくり似合っていたからといえますね。

 

 

日傘は動くアクセサリー

 

日傘は装飾性が高いので、色柄も豊富ですし、レースや麻、絹のものもあり、見た目の涼しさとともに閉じたときの美しさも見逃せません。

 

開いたり閉じたり、立てかけておくだけでも絵になる日傘。

 

日傘作家さんの手によって、カラフルで楽しいと感じられる日傘が芸術作品のように作られていますから、お気に入りがあれば外出が楽しくなるでしょうね。

 

 

着物と相性抜群の日傘・着物生地で世界に一つのものをまとめ

 

着物に日傘の歴史は、江戸の末期からで明治時代に大流行しました。

 

日傘は太陽光を遮断しおしゃれを楽しむものですが、着物生地を日傘にして世界に一つのオリジナル日傘を楽しむ人が増えています。

 

紗生地を使えば、傘を通して見える景色がマーブル柄のように揺らめきます。

 

小千谷縮の生地で作った日傘は、木洩れ日が透けて見え、木洩れ日がさす人にそそいでいるのがわかります。

 

大島紬を日傘にすると、紺やこげ茶のさっぱりとした風合いが涼しさを醸し出します。

 

着なくなって着物を眠らせるより、日傘にして思い出を身近に置いておくことができます。

 

日傘は動くアクセサリー、日よけだけでなく顏をかくしたりミステリアスな印象にもなれますよ。

 

 

自分だけの日傘を作ってくれる日傘作家さん、日傘工房さんがありますので、思い出の着物生地で作ってみてはいかがでしょう?

 

「美の壺」20150705放送の「光を装う日傘」を参考にさせていただきました。




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