「着物の袖、裄、身幅を直したいけどできないとき」ってどんなとき?

着物の袖、裄、身幅を直したいけどできない場があるってどんなとき?

「着物のサイズを直したい」と思っても、直せない場合があります。

それはどんなときかというと、

  • 袖丈を長くする場合
  • 裄(ゆき)を長くする場合
  • 身幅を広くする場合

いずれも「大きくか長くする」ときなのです。

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着物のお直しができない場合

着物のお直しは、小さくする・幅を狭くする直しについては、ほとんどの場合できます。

大きく・広くするお直しの場合に、できない場合があります。

以下順をおってお話しますね。

袖丈を長くする場合

袖の丈を長くしたいと思っても、

袖底の縫い代の分量によっては長くできないことがあります

また袖底の分量がたっぷりあっても、

袖の色のと縫い代の色が違う場合は出せないことがあります

裄(ゆき)を長くする場合

着物の裄は、袖幅と肩幅の 一方または両方から縫い代の生地を出しますが、

縫い代に余分の分量がない場合は出せません

また縫い代を出せる余裕があったとしても、

表生地の退色などによって色の差があると、出せないことがあります

身幅を広くする場合

身幅を広くする場合は、前身頃または後ろ身頃からの縫い代から、必要分を出して幅を広げます。

ですが、表生地の退色などによって生地の色の違いがあると

幅を広げられないことがあります。

身幅には縫い代がたくさんあります。

以上をまとめると

  • 大きくしたり幅を広くする場合は注意が必要
  • 縫い代に余分な分量が必要なだけあるか
  • 生地の色に変化はないか

ということを判断してからお直しになります。

退色しているかどうかを見るには

お直しに出しに出す前に、生地の変化は自分で調べておくことができます。

長さ・幅を出したいところの縫い代をみてみます。

そのためには、一部をほどいてみてみましょう。

縫い代の生地の色が表生地の色と変化がなければ、ひとまず安心です。

ほどいても元にもどせる自信がない方は、専門家に見てもらいましょう。

そのほか着物のお直しができない場合

そのほかにも、着物のお直しができない場合があります。

  • 生地が弱っている場合
  • 柄がつながっている着物の場合
  • 袖の柄のバランスが悪くなる場合

です。以下順に説明しますね。

生地が弱っている場合

着物の直しは現在の着物生地が、十分使用に耐えてこそです。

言い換えると、生地が弱っていて破れそうではないならOKです。

時代の古いものや年月が経ったものは 少しの力で 破れることがあります

これについては自分ではわかりにくいので、専門家に見てもらうのがよいと思います。

柄がつながっている着物の場合

柄がつながっている着物(訪問着・留袖・振袖)は、

身幅や裄を直すことによって柄がつながらなくなることがあります。

上等の着物で連続模様の場合は相談や確認を

袖丈直し(袖のたもとの長さを短くする)場合

袖の丈を短くするにあたっては、柄のバランスも関係します。

希望の長さに直すことで柄の配置が悪くなるようなら、再度考えてください。

その場合は、通常の袖丈直しでなく、

袖をはずして、柄の配置を考慮して袖を作り直すことになるでしょう

「着物の袖、裄、身幅を直したいけどできないとき」ってどんなとき?まとめ

着物を自分のサイズに直したいという希望は、必ずしも叶うとは限りません。

特に大きく・広くしたい場合に、直せないことがあります。

縫い代の分量・色あせ・生地の弱りなどを確かめてからになります。

柄がつながっている着物は、お直しにより柄がつながらなくなることもあるので相談を。

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