着物の「裄(ゆき)のお直し方法」・長く/短くする依頼前の注意点

着物の裄(ゆき)のお直し方法・長くまたは短くする依頼の前の注意点

リサイクルの着物を買ったけど、やっぱり裄(ゆき)が短いわ。。。

どうしよう。。直そうかな。。。

少々短い程度なら、そのまま我慢するか工夫して着こなすことができます。

でもとても気にいっている着物なら、できればお直ししてぴったりにするのがよいですね。

ここでは裄(ゆき)のお直しについて、どうしようか迷っている方向けにお伝えします。

知っておくと、お直しの依頼がスムーズにできますよ!

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裄を直す方法は二種類

裄をお直しする方法はこの二種類がありますね。

  • 裄を長くする直し
  • 裄を短くする直し

「裄を長くしたい」場合の直し方

着物の裄(ゆき)のお直し・袖幅と肩幅の表示

裄を長くしたいときのお直しは、

  • 袖幅のみで直す
  • 袖幅と肩幅の両方で直す

のどちらかの方法で直すことになります。

裄を少しだけ長くしたいとき

裄を少しだけ長くしたい(1~2センチ)というときは、袖幅だけ縫い代を出します

裄をたっぷり長くしたいとき

ですが袖幅を出すだけでは足りない。

3~4センチは出したい。

そんなときは、袖幅と肩幅の両方の縫い代を出します

裄を長くする料金

いずれにしても裄を長くするには、袖付けをほどく必要があり、

肩幅を出すことになると、身八口からほどく必要があります。

肩幅を出す場合は袖幅だけの直しよりも料金がかさみます

料金は数千円からの相場です。

どういうお直し方法になるかを料金ととも確かめてください。

長くする場合の注意点

1)長くする場合の注意点・生地の色目の違い

また裄を出すにあたって注意したいことがあります。

隠れている縫い代の色目が、表生地の色目と明らかに違うかもしれないことです。

それは「色あせ」や「汚れ」などの原因によりますが、

生地の変色によって、縫い代をそのまま出すことができない場合がありえます。

特に仕立てられてから時間が経過しているものは、その点ご注意ください

2)長くする場合の注意点・反物の幅による制約

また着物の生地(反物)は、幅があらかじめ決められています。

昔のものは36センチほどで、現代のものは38センチ越えのものもあります。

元の反物のサイズによって出せる幅に制約があります

希望の長さまで裄を出せないこともありえます

裄直しをする場合の注意点・事前に了解しておきたいこと

裄を直すにあたり、覚えておきたいことがあります。

それは肩幅と袖幅のバランスをとりながら直す必要があることです。

裄を長くするにしても短くするにしても、

※出来上がり寸法が、袖幅の方が約2センチ長いとバランスがよいです。

これは着用したときの印象や見た目にも関係してきます。

<裄を長くする直し・事前の注意点のまとめ>

  • 裄を出すには肩幅と袖幅のバランスをとりながら行う必要がある
  • 縫い代に色褪せなどあると幅を出せないといわれることがある
  • 着物の反物幅によっては希望の長さまでだせないことがある

「裄を短くしたい場合」の直し方

裄を短くするには、

  • 袖幅のみ短く直す
  • 袖幅と肩幅の両方を短く直す

のどちらかの方法があります。

裄を少しだけ短くしたいというときは、通常は袖幅だけ短くします。

ですが大幅に短くしたいときは、袖幅と肩幅の両方を短くします。

短くする場合の料金

やはり手間が多いほど料金がかさみますが、

中には「裄の直し」として一からげに料金設定されているお店もあります

相場は数千円から。

羽織やコートも同様の注意を

着物の裄(ゆき)のお直し・羽織やコートも同じです

以上の注意点は、羽織やコートなども同様です。

特に着物の裄を長くした場合は、合わせる羽織やコートの裄も長くしたくなりますね

羽織やコートは着物の上着なので、着物より長くする必要が。

着物の裄を長くしたら、羽織やコートの裄と合わなくなったり、

羽織やコートの裄を長くしようとしても、「縫い代が足りない」ことがありえます。

その点ご注意くださいね。

着物の「裄(ゆき)のお直し方法」・長く/短くする依頼前の注意点・まとめ

着物の裄のお直しを依頼する前に知っておきたいことをまとめました。

裄の直し方は、「袖幅だけ」の場合と「袖幅と肩幅」の二種類ある。

縫い代があるか変色などないかがわかってから、作業にはいれます。

袖幅と肩幅のバランスは大事なので、希望の長さが出せるか事前に確認を

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