着物をキレイに着たいのに、時間ばかりかかる割には満足できない。。。
それ、以前の私のことです。
きものの着付けって、慣れるまではかなり手間暇かかりますね。
「だったら二部式の簡単な着物にすればいいのに」、と言われてしまいそうですが、
それだとおはしょりや帯のある着物姿にはなれませんから、
美しさはないのですよね。。。
私のように、きれいに着たいのに「面倒」「時間がかかりすぎる」という不満のある方は多いみたいで、
「おはしょりのある二部式着物の作り方」を紹介したら、とても喜んでもらえました。
時間ばかりかかる着付けは着物嫌いに
長じゅばんを着て、そして着物を着て、帯を巻いて。。。と装っていくわけですが、
着物を着る途中で胸元が緩んでしまったり、おはしょりの処理がすっきりできなかったり。
脇のあたりがブヨブヨしてきたりしてしまいます。
そんなこんなでやり直すこともしばしばでした。
それでも、ピシッと決まらないままで、なんだかな。っという感じです。
繰り返しているうちに、上手くなっていけばいいけれど、
疲れちゃったり、面倒になってしまったりの繰り返し。
時間かかりすぎる!からいやになってしまう
仕事があったり、子供が小さい人ならわかりますね。
着物を着るだけに、30分とか1時間もかけていられませんよね。
それで結局、着物のことが嫌いになったり、面倒だからと遠ざかってしまいます。
それって私だけじゃなかったのですね。
着付けの不満を解消したい
その後着付けの練習に励み、満足して着られるようにはなりました。
師範の資格もとって自信がつき、着物教室をはじめメールマガジンを書くようになりました。
すると以前の私と同じような悩みを持った方から、着付けに対する不満や悩みをいただくようになりました。
たびたびそういう問い合わせや相談があるので、着付けの上達まで頑張り続けるのではなく、もっとさっと洋服感覚で着られるようにならないものか?
そう考えるようになりました。
和裁もひと通り習得しているので、そこから何とかなるかも?と考えて試作するようになりました。
何着(何枚)も試作を続けました。
最初から作るとなると、和裁ができるのが条件になってしまいます。
それでは一般の方にはハードル高すぎです。
もっと簡単にできないものか?
と、試行錯誤を重ねました。
試作と試行錯誤でどんな着物でも
マジックテープを利用したり、紐を利用したりして、試行錯誤を繰り返しました。
簡単で、手間がかからず、誰でもできる方法がいい。
個人的な想い・着物が簡単に感じられるように
着物教室でお教えしてみて分かったのですが、学ぶ期間が長い割にはうまくならないのです。
それは自分が習ったときも同じでした。
何度も何度も何度も練習しなくてはなりません。
それでは、着物に親しむ人は増えていきません。
自分ではうまくいかないから、専門家に着せてもらうだけになってしまいます。
そうなれば高級品だけの着物しか残らなくなってしまうでしょう。
「そんなんではダメ、誰もが気軽に着られるものであってほしい!」
そんな気持ちが強くありました。
今ある着物を改良する方法でお伝えしています
そして「おはしょりのある二部式の着物にする方法」にたどり着きました。
この方法を確立してからは、とても簡単に着物をまとうことができるようになりました。
おはしょりのある二部式着物ができること
最初は、「着付けの面倒をなくしたい」
そんな一途な想いが強かったのですが、考案する過程でよい面をたくさん発見することができました。
それは「いつもきれいなおはしょりで安定的した着姿になれる」こと。
おはしょりは、長すぎても短すぎてもおかしいですものね。
いつもおはしょりが一定していて、自分に合うようにできるのは、安心できます。
そして「着付けの時間が大幅に短縮できること」。
普通なら、帯を締めて完成するのに、15分~20分くらいですね。
着物だけで10分くらいはかかりますが、それが3分もあれば着物が着られます。
もちろん半襟付けの時間ははいっていませんが。
それからもうひとつ大きな特徴があります。
「着くずれがほとんどない」のです。
着物の崩れは、上半身によくあるのですが、それがほとんどなくなります。
それは二部式にしたからです。
下半身の動きの影響を受けることがないので、崩れやすい胸周りが着たときと変わらないのです。
一日中着ていてもし崩れてくることがあったとしても、直しやすいのが特徴です。
- いつもきれいなおはしょりで安定的した着姿になれる
- 着付けの時間が大幅に短縮できる
- 着くずれがほとんどない
※現在は販売を中止しています
おはしょりのある二部式着物の特徴
そしてさらに、こんな特徴もあります。
- 浴衣でも振袖でも、着物ならどんなものにでも活用できます。(女性の着物です)
- 丈の10センチ短い着物でも、普通におはしょりのある着物の着方ができます。
- 見た目は全く二部式だとはわかりません。
「着物は面倒だから、やめよう。。。」としか考えられなかった人も、「今日は着物にする」と考えを変えることができます。
そのため、お出かけ用も普段用も、同じような速さで準備ができるようになります。
全国紙に公開されて利用者急増
おはしょりのある二部式着物に作り替える方法をお知らせしてからは、大勢の方に利用していただくことができました。
そのうち「いきいき」という雑誌にも取り上げられて、その方法を図解して公開しました。
きっと利用されている方は増えているはずです。
でも、どこから見ても普通に着付けしているのと変わりません。
誰も二部式だということを見破ることはできないですから、恥ずかしいとか気兼ねする必要はありません。
せっかく持っている着物を、箪笥の中にしまいっぱなしにしてしまうより、自分のために着られるようにした方が、絶対によくないですか?
丈が短い着物もおはしょり付きで着られます
そうそう箪笥の中といば、お母様から譲られたものや、アンティークショップで見つけたお気にいりの着物があったりしませんか。
サイズが自分にぴったりならいいのですが、ちょっと丈が短いと、おはしょりが出ないことがありますね。
そんな時でも、この方法ならおはしょりがちゃんとある普通の着物と同じように着ることができます。
そのため、背の高い方でも、昔の素敵な着物をどんどんお召になることができ、大変喜ばれています。
全国紙に公開することになったのが、これ、「お気軽着物の作り方」です。
※現在は販売を中止しています
お太鼓のお困りも解消しました
着物が3分で着付けできるようになり、着付けでのお悩みがこれで一気に解決!
したのですが、
さらに帯の悩みも解決することにしました。
「お太鼓結びについても、着物同様時間がかかるのにうまくできない」という趣旨の相談をよく受けていました。
そこで自分で製作したり、作り帯にしてみたりと研究を続けてきした。
そして誰でも簡単にお太鼓になれるよう考案しました。
考案した方法はおはしょりのある二部式着物にセットして、お知らせすることにしました。
たいていの方は名古屋帯でお太鼓結びをすることが多いのですよね。
そこで、お太鼓結びでのお困りを、解消できるようにしたんです。
お太鼓結びのお困りごと(悩み)を解消
お太鼓結びでのお困りごとというと、
- お太鼓の形がキレイに決まらない。
- 時間がかかっている割には、上手く結べない。
- 狙った場所での柄だしがうまくいかない。
という方が多いです。
そこでこのお困りごとを一気に解消することにしました。
つまり、
- お太鼓の形がいつもキレイに決まる。
- 時間が短縮される。
- 前帯、お太鼓部分ともに、柄だしが容易になる。
そのうえで、こんなことも対応できるようになりました。
着心地が楽に、お得な帯使い
名古屋帯を改良することで、さらにこんなメリットが手にはいります。
- 前帯に出る柄を、逆巻きのときのように別の側を出せるようになります(汚れがついてしまっても別のところをだせちゃいます)。
- 帯結びの際、腕が痛くなるのを軽減できます。
- 胴に巻く帯が緩むことなく胸も楽でいられます。
- 3メートルほどのとても短い帯でも使うことができるようになります。
- ふくよかな方で通常の帯が短いと感じている方も、長く感じられるようになります。
もちろん着物同様、お太鼓や帯に何か細工がしてあるなど、誰も気づきません。
お太鼓結びが苦手という方、もっと短時間にすませたいという方に喜ばれています。
※現在は販売を中止しています⇒「格安で着物を手に入れて着付けが3分でできる方法」
おはしょりのある二部式着物の作りかたをまとめると
おはしょりのある二部式着物は、着てしまうと普通に着物を着付けているのとまったく変わりません。
ですから「二部式」とは分からないので、堂々とお召になれます。
着付けにかかる面倒や大変、という気持ちをなくせます。
丈が10センチほど短い着物でも、おはしょりのある着物スタイルにできます。
着物3分、帯3分でできあがるように、名古屋帯の工夫も一緒に公開しています。
お太鼓結びの悩みがなくなり、使えそうもなかった短い昔の帯も利用できるようになります。
短時間で着物姿になれるので、忙しい方にも最適な方法です。
※現在は販売を中止しています
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