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帯のたたみ方/シワにならない/袋帯 名古屋帯 半幅帯 兵児帯をコンパクトに

たたみ方

帯のたたみ方をお伝えします。

たたむときは、つぎに使うときのことを考えてたたんでいます。

ここでは四種類ある帯を、すべてコンパクトにシワなしでたためる方法を紹介します。

  1. 「袋帯」
  2. 「名古屋帯」
  3. 「半幅帯(浴衣帯)」
  4. 「兵児帯」

の順にお話しますね。

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1・袋帯のたたみ方

帯のたたみ方、袋帯のたたみ方

◆袋帯、左が手先・右がたれ先

最初は袋帯のたたみ方から。裏が黒い袋帯を例にします。

やり方は、中表に合わさった袋帯をびょうぶだたみのようにおります。

  1. たれの先の表側と手先の表側を合わせて右に置きます(そのとき手先の方が手前(上)になるようにします)。
  2. 左手に帯が「わ」になったところを持ち上にあげ、手先・たれ先のところから、三分の一のところで折り、
  3. 右端でまた折り返します。

こうすると、長さが最初の六分の一の長さになります。

帯のたたみ方、袋帯のたたみ方

◆びょうぶだたみで長さ六分の一にたたんだ袋帯

長さが六分の一になって、裏側の黒一色が出てたたまれた状態です。

この状態で収納します

袋帯を次に着つけるとき

次に着付けるときは、右の下から2枚目(手先)を上に引き出し

一本の状態にしてから、六分の一の長さのままびょうぶだたみをします。

こうすると手先を最初にとることができ、帯を扱いやすくなります

2・名古屋帯のたたみ方

帯のたたみ方(袋帯・名古屋帯・半幅帯・兵児帯)を紹介します・次使いやすく、名古屋のたたみ方

◆名古屋帯をたたむときの最初のポジション

名古屋帯のたたみ方は、お太鼓の裏をむけて右にたれ先、お太鼓の始まりを左に置いてはじめます

お太鼓の始まりのところが三角になっているので、

そこを左の端にして、胴に巻く部分をたれ先に向けて置いていきます。

帯のたたみ方、名古屋のたたみ方

たれ先より出ないように折り返し、

帯のたたみ方、名古屋のたたみ方

左端の三角部分の手前で、折り返します。

帯のたたみ方、名古屋のたたみ方

この後、三角部分だけを折り、

帯のたたみ方、名古屋のたたみ方

◆名古屋帯をたたんだ状態

たれ先を持って、左端に重ねます。

この折り方をすれば、お太鼓として表に出るところにシワがつくことはありません

この状態で収納し、次回利用します。

3・半幅帯のたたみ方(浴衣帯・男性の角帯も同様)

半幅帯のたたみ方はいたって簡単です。

浴衣帯・男性の角帯も同じように行ってください。

半幅帯を丸める方法

帯のたたみ方、半幅帯・浴衣帯のたたみ方

◆丸めた半幅帯二本とたたんだ半幅帯一本

丸めると、たてて収納することができます。

表を内側にして、端を10センチほどずらせて合わせます。

内側になる方の端を、控えるようにします。

端でない方から、ゆるく巻いていきます。

この状態で収納すると、引き出しをあけたとき帯がすぐ見つかります

半幅帯をたたむ方法

たたんで収納するならさらに簡単です。

表を内側にして半分に折り、その後また半分の長さに、さらに半分に折ります。

これで八分の一の長さになりました。

簡単で収納しやすいですが、この方法は折り目がつきやすいです。

そのためあまり沢山重ねないようにしましょう。

立てて並べる収納がおすすめ。

4・兵児帯のたたみ方(大人用子供用)

最後に兵児帯(へこおび)のたたみ方です。

帯のたたみ方、兵児帯をたたんだところ

◆たたんだ兵児帯(上が子供用・下が男性用)

帯の表側をきれいに保ちたいので、中表にして端と端を合わせます。

その後半分の長さに折り、さらに半分に折ります。

これで長さは八分の一になりました。

大人用兵児帯は幅が広いので、このあと幅を半分に折ってもよいでしょう。

折り目が付かないよう、上にたくさん重ねないよう収納します。

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プロフィール
この記事を書いた人
きらこよしえ

着付け師範として着物着付け教室を運営。簡単着付けの2部着物など考案、雑誌に取り上げられたり、着物用下着など監修者。温泉好きでスーパー銭湯や温泉巡りでドライブ旅行趣味。温泉ソムリエ資格取得。旅系ブログna58.net YouTube運営。

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