八寸(八寸名古屋帯)とは・着物用語
「八寸(八寸名古屋帯)」とは、和装のときの「名古屋帯」の一種で、幅が八寸で織られている帯です。
別名を「袋名古屋帯」といいます。
長さは、約3メートル50~70センチです。
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八寸名古屋帯の特徴
八寸名古屋帯は、お太鼓になる部分を折り返して、かがって仕立てます。
生地は厚く、主にカジュアルな着物に合わせます。
柄のつき方
すべてに柄のついている「全通柄」、
お太鼓部分と、前帯の部分に柄のある「お太鼓柄」
手先とお太鼓部分に柄のある「六通柄」
の三種類があります。
全体の構成
お太鼓の幅は、八寸、約30センチ。
お太鼓になる部分の長さは、100~110センチくらい。
夏用八寸名古屋帯は涼しく仕立てる
通常はお太鼓の長さ全体をかがるのですが、
夏用の八寸名古屋帯の場合は、風通しをよくするため、
たれ先20センチくらいと、胴まわりに接する20センチくらいの部分のみ、
両端をかがることもあります。