根付(ねつけ)は、着物(和装)のときにつけるアクセサリーです。
一般的には、帯揚げやお太鼓枕のひもにかけて、前にたらして飾ります。
身体の動きにつれて揺れ動くのが特徴。
根付けになるもの
根付けになるものは、和風のものに限らずあらゆる「もの」が題材にされています。
現代では着物の雰囲気に合わせて、
なんでも好みで合わせる楽しみがあります。
元は男性のアクセサリー
元は男性のもので、
男性が、小物入れ・煙草入れ・印籠(いんろう)などを帯に吊るして(下げて)持ち歩くときに使用した、
帯から落ちないためのとめ具です。
およそ3~4センチ程度の大きさでできています。
実用性重視だったものが、江戸中期以降には装飾性も重視されるようになります。
虫や鳥、動物などを題材にした、非常に凝った根付が創作されていました。
美術品としての価値を持つものも創作されていましたが、
男性用の根付としては、衰退していきました。
装飾用は、堅い木や象牙が用いられていました。
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