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浴衣をリメイク・ツーピースの外出着に/背の高い人/ぽっちゃりさんOK

浴衣からリメイク、ツーピースの外出着(ワンピースとしても)

浴衣をリメイクしてツーピースの外出着にしました。

ウエストにリボンベルトをつければ、涼しさいっぱいのワンピースに見えます。

  • 背の低い人も高い人も大丈夫
  • ヒップ100センチの人まで着用できます

ファスナーやダーツはとらないでもできる方法です。

浴衣一枚でできるのでぜひお試しくださいね。

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浴衣をリメイク⇒トップスとスカートに

女性用浴衣(リメイク前)青い蝶の柄

◆リメイク前の女性用浴衣

トップスの裾をスカートの内側に入れると、ワンピースに見えるので、お好みで着方を変えてみてください。

<リメイク用の浴衣のサイズ>

  • 丈:142.0センチ
  • 裄:62.0センチ
  • 前幅:22.5センチ
  • 後幅:28.0センチ
  • おくみ:14.0センチ

浴衣としては小さいサイズのもので、やや透ける涼し気な生地のものです。

ではこの浴衣をリメイクします。

リメイクに必要なもの

<必要なもの>

  • ミシン・生地色に合う糸
  • 縫い糸・縫い針
  • リッパ―(ほどき用・糸きりハサミでもOK)
  • ウエストサイズ×0.85の長さのゴム
  • スナップボタン8個

作り方紹介

手順は、袖と衿をはずして、脇をぬいとめ、衿周り、裾、スカートを作製します。

ファスナーやダーツはとりません。

まずトップスからお話します。

ステップ1・衿と袖をはずす

最初に衿と両袖をはずします

衿の周りは身ごろの生地が折りたたまれているので、衿が縫いとめてあった位置から1センチを残して切り落とします。

女性用浴衣の袖と衿をはずしたところ

◆浴衣の衿と袖をはずし、衿1センチのこしたところ

するとこのような状態になります。

女性用浴衣の衿をはずし、掛け衿と芯とわける

◆はずした衿と掛け衿と芯

衿からは掛け衿をはずし、内側の芯も取り出しておきます。

ステップ2・衿の周囲をテープでくるむ

次に衿の周囲をくるみます。

はずした衿から、バイアステープのように、1センチ内側におれる1.5センチのテープ状のものを作ります。

これを元の衿がついていた位置にとりつけます。

↓↓↓

浴衣からリメイク、衿の周囲をくるむテープをとりつけているところ

◆衿の周囲をくるむテープをとりつけているところ 衿先のあたり

衿のついていた位置にとりつけます。

浴衣からリメイク、衿の周囲をくるむテープをとりつけたところ

◆衿の周囲を衿から作ったテープでくるみました

ステップ3・脇をぬう

脇のあきを肩山から20センチのこしてぬい閉じます

(袖をとりはずすと、肩山から33~35センチくらい空いています。)

ステップ4・上下を切り離しトップスの裾を作る

肩山から68センチのところをまっすぐに切り離します。

裾の3センチの分で三つ折りにして裾を作ります。

ステップ・5トップスの前部分を作る

浴衣からリメイク、トップス前に逆二等辺三角形の取り外し可能なパーツ

◆トップス前に逆二等辺三角形の取り外し可能なパーツ

はずした袖から、柄のよいところを選んで、トップスの前の部分に空きをカバーする逆二等辺三角形のパーツをつくります。

これはトップスを平面において、空きの部分をはかってその大きさにします。

肩山から13センチの位置に取り付けできるようはかります。

(型紙をつくりそれに合わせて布を裁断)

周囲は先ほど衿の周囲をくるんだものと同じ大きさのテープ状のものをつくって付けます。

浴衣からリメイク、トップス前に逆二等辺三角形の取り外し可能なパーツをつけた

◆スナップボタンをつけたところ

スナップボタンを6個、そのパーツにつけ、2個はトップスのあわせにつけます。

スカートの作製

スカートの裾はそのまま使います。

いしきあてはそのままでもいいし、とってもかまいません(この浴衣は透けやすいのでつけたままにしました)。

ステップ1・長い分はウエスト部分で切り落とす

長さはウエスト部分で調整します。

スカート丈が長すぎるときはウエスト部分を切り落とします。

ゴム通し用に4センチをつけておきます。

ステップ2・スカートの脇を閉じる

浴衣からリメイク、スカートのすそ20センチあけて

◆スカートのすそ20センチあけて

「おくみ」の端と端を1.5センチ縫い代で縫い合わせます

そのとき下から20センチはあけたままにしておきます。

縫い代をアイロンでたおします。

ステップ3・ウエストにゴムを通す

ウエストのゴム通し部分を1センチ縫い代で3センチの通し部分を作り

1.5センチ幅のゴムを通します。

ゴムの端は1~2センチ重ねてぬい合わせます。

※後でゴムを通すとひっかかって(浴衣のときの縫い代の倒れ方がマチマチなので)しまうことがあるので、ゴムを通しながら作るとよいかもしれません。

ベルト(ひも)を作る

最後にひもを作っておしまいです。

はずした衿から幅4.5センチ×188センチのひも(ベルト)を作ります。

浴衣からリメイク、ベルト ひも作成

◆ベルト(ひも)を作る

端を1センチ折り込んでひもを作ります。

ひもは幅4~5センチ、長さはとれるだけの長さをとってかまいません。

完成・アンダーを替えて着ることもできる

浴衣からリメイクしたツーピース、見える下着で

◆見える下着を着てみる

見える下着をトップスの下に着てみると雰囲気が変わります。

浴衣からリメイクしたツーピース、見える下着で

◆見える下着とウエストベルト

相性さえあえば、見える下着(名称がわかりません)やTシャツを内側にして楽しんでください。

袖口が広いので風が通り涼しいですよ。

浴衣をリメイク・ツーピースの外出着に/背の高い人/ぽっちゃりさんOK・まとめ

サイズの小さい浴衣(大人用)でも、このデザインはリメイクできます

ゆったり着たいときはトップスを出して着用できます

透ける浴衣生地の場合は、外出着としてはペチコートを利用した方がよいでしょう。

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プロフィール
この記事を書いた人
きらこよしえ

着付け師範として着物着付け教室を運営。簡単着付けの2部着物など考案、雑誌に取り上げられたり、着物用下着など監修者。温泉好きでスーパー銭湯や温泉巡りでドライブ旅行趣味。温泉ソムリエ資格取得。旅系ブログna58.net YouTube運営。

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