◆前撮りの和洋ミックススタイル
「和洋ミックスの着物」「和洋折衷のきもの」という着方が、ファッションのひとつになっています。
文字通り着物と洋服を合わせておしゃれに着る着方で、特に若い世代ではやっているというか、もう当たり前に認知されているようです。
私も以前から簡単な和洋ミックスな着方はやっていました。
寒い季節に、タートルネックセーターをウール着物の下に着る、
洋服のコートを羽織り帽子をかぶるなどの簡単なミックスです。
この「和洋ミックス着物」はここ数年とてもファッショナブルに進化しているようです。
どう装うか、例を見ながら、ざっと入門者向けにまとめてみました。
和洋ミックスの着物のコーディネート
ステップ1・帽子、ブーツ、羽織を足す
簡単に始められるのは、帽子と靴を合わせることです。
秋冬なら、ベレー帽とブーツの組み合わせが最も合わせやすくかわいらしい印象になるでしょう。
これだけで和洋ミックスなおしゃれ感がでます。
ブーツをはくので、着物丈はくるぶしより数センチ上がよいですね。
洋服の上に羽織を羽織るだけでも、雰囲気が変わります。
カーディガンやジャケットの代わりに羽織を羽織って、さっそうと。
ステップ2・レースやブラウスで和洋ミックス
次のステップは、長じゅばんの代わりにタートルネックやブラウスを着るスタイル。
首と手首にアクセントがきて、エレガントな雰囲気となります。
レースはもちろん春夏向きで、白の衿は着物衿をいかすのがよさそうです。
そして帯締めの代わりにベルトをするのも、とりいれやすいおしゃれです。
ベルトにすると、洋風の割合が一気にあがります。
ステップ3・スカートのようにまたスカートをプラス
◆着物に帽子・ケープ・靴
洋服のアイテムを足すことに慣れてきたら、次は着物を短く着てみる、あるいはスカートを足す。
着物を短く着たらタイツ、パンプスなどを組み合わせてみる。
あるいは丈の短い着物の下に、フレアやプリーツのスカートをプラス。
とても歩きやすくなり活動的。
見方によっては着物がほとんどわからないくらいなファッションに。
初心者を抜けるのは難しくなさそうですよ。
なんといっても決まり事がないのですから。
和洋ミックス着物・まとめ
和洋ミックスのコーディネートは、着物?それとも洋服?
見た人の顔が?で傾くこともあるかと思います。
洋服と着物を合わせた自由な発想の着方は、今はもうファッションに敏感な方たちにはおしゃれの表現方法のひとつのようです。
冬は着物だけでは寒い部分を洋服がカバーする、そんな着方がまずは取り入れやすいかもしれません。
またアクセサリーも好きなものを自由にとりいれて、個性を発揮して楽しんでください。
自由な着物の楽しみかたが広まっていると感じます。
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