名古屋帯の作り帯とは・お太鼓のつけ帯(固定型)・身に着け方
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名古屋帯の作り帯とは・お太鼓のつけ帯(固定型)・身に着け方

市販品のお太鼓作り帯のお太鼓部分と手先が取り付けてある

 

名古屋帯の「作り帯」は「つけ帯」ともいいます。

 

素早くお太鼓姿になれるので、お太鼓結びが苦手な方には重宝します。

 

今回は市販の「作り帯」がどんな形状になっているか

 

身に着け方とともに詳しくお伝えします。

 

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ポピュラーな市販の作り帯の仕組み

 

市販品のお太鼓作り帯のお太鼓部分と手先が取り付けてある

 

これから紹介する形状のものが、最もポピュラーな市販の作り帯でしょう。

 

二部式の「お太鼓の形ができあがっている帯」です。

 

市販品のお太鼓作り帯の胴にまく胴帯部分

 

これが胴に巻く部分です。

 

端の二か所に紐がついています。

 

 

市販品のお太鼓作り帯の胴にまく胴帯部分の上に紐がついている

 

紐の長さは65センチと79センチ(長い方は巻き始めの方)で、

 

胴帯の上側についています

 

紐はしっかりと取り付けられています。

 

 

市販品のお太鼓作り帯のお太鼓と手の部分裏側

 

お太鼓の部分は手先の一方が縫いとめてあります。

 

お太鼓部分の内側に、引っ掛ける金具が取り付けてあります。

 

これによってお太鼓の山の高さが安定します。

 

 

名古屋帯市販の作り帯のメリット

 

市販の作り帯には、よい点(メリット)がいくつかあげられます。

 

<作り帯のメリット>

 

  • お太鼓の柄はいつもベストな位置にある
  • 胴の前側の柄を好みによって位置を変えることができる
  • 胴の帯は裏面も表側として使うことができる
  • 普通の帯を締めるより短時間ですむ
  • 結ばないので帯が傷みにくい

 

 

名古屋帯市販の作り帯のデメリット

 

反対にデメリットもあります。

 

<作り帯のデメリット>

 

  • お太鼓の大きさ、柄の位置は変更できない
  • 前帯の幅は半幅で変更がきかないので、背の高い方にはやや狭いかも
  • 普通の名古屋帯で慣れている人にとっては、付け心地は今一つ
  • お太鼓の形は固定されているので、形を崩さないように保管する必要がある

 

 

名古屋帯の作り帯のつけ方

 

普通の帯の場合は「締める」といいますが、作り帯の場合は「つける」と表現します

 

名古屋帯の作り帯のつけ方を紹介します。

 

着物を着あがったところからはじめます。

 

 

胴帯を二重巻く

 

市販品のお太鼓作り帯で着付け中・胴帯を巻いて紐を結んだところ

 

  • 生地が輪になっている方を下にして胴帯を柄のない方から巻き始めます。
  •  

  • 二重目に体の前側によい柄が出るように巻き終えます。
  •  

  • 帯板を間に入れます。
  •  

  • 紐を結んで紐を帯の内側に入れ込みます。

 

 

お太鼓をつけます

 

次にお太鼓の部分を取り付けます。

 

  • 手先をお太鼓の中に差し入れて、お太鼓の金具を背中の胴帯の真後ろに差し込みます。
  •  

  • 帯揚げをかけておいた枕を、 お太鼓の山の中心に当てます。
  •  

  • 枕の紐を前で結び帯の内側に入れます。
  •  

  • 帯揚げは前で仮に止めておきます。
  •  

  • 帯締めを手先の外側に通して、前でしっかりと結びます。

 

市販品のお太鼓作り帯で着付け前帯の姿

 

  • 最後に、帯揚げを結び直してきれいに飾って完了です。

 

 

他にもある市販の作り帯

 

この例の作り帯のほかにも、作り帯には工夫のある帯があります。

 

  • お太鼓の山が形よく安定するように「お太鼓の内側にタックをとってある」もの
  • 「底の一方を少しだけ上げて固定してある」もの

 

などです。

 

紐の位置については、この例のように胴帯の上についているものもありますが、

 

胴帯の下についているものもあります

 

 

作り帯は格下

 

作り帯は帯結びが苦手な人には便利なものですが、

 

一方で着物通の方には「邪道」という見方もあります。

 

「格が下がる」こともあり、格式を重んじる席では利用しない方がよいでしょう。

 

 

名古屋帯の作り帯とは・お太鼓のつけ帯(固定型)・身に着け方まとめ

 

お太鼓の作り帯は、 お太鼓結びが苦手な人には重宝するアイテムです。

 

ここでは固定型のお太鼓作り帯について、詳しく紹介しました。

 

また胴に巻く部分の柄の位置を決めやすいです。

 

お太鼓の形・前帯の幅を変更できないというデメリットがあります。

 

市販されている「作り帯」は、カジュアルなものから礼装に向くものまであります。

 

最近はポップなおしゃれ感の強い作り帯が多く出ています。

 

気軽な着物の楽しみ方として、作り帯を楽しんでくださいね。

 

きらこ よしえ

 

<関連ページ紹介>

 

作り帯の種類・加工する作り帯、自作するについてもまとめました

 

⇒「「作り帯」「付け帯」の種類・名古屋帯を加工する、自作もできる注意点など




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