作り帯(付け帯)とは・名古屋帯を加工・市販品・メリットデメリット
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作り帯(付け帯)とは・名古屋帯を加工・市販品・メリットデメリット

作り帯(付け帯)とは・名古屋帯を加工・市販品・メリットデメリット、赤い傘をさした和服着物のきれいな女性

「作り帯(付け帯)」とは、帯の「胴帯の部分」と「お太鼓の部分」を別にしてある帯です。

 

種類は多いですが、大きく二つに分けることができます。

 

  1. 名古屋帯を分割して自分で太鼓姿を作るもの
  2. お太鼓の形が最初からできあがって変更のできないもの

 

お太鼓結びがうまく結べないときなど、「作り帯」はとても便利です。

 

ここでは代表的な「作り帯」三つを紹介します。

 

  • 名古屋帯を分割し加工するもの
  • お太鼓の形が最初からできあがている市販の作り帯
  • 生地から自分で制作するもの

 

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名古屋帯の「作り帯」

 

形状の違いはありますが、いずれもお太鼓結びを素早くつくるために考案されています

 

ですから出来上がりの見た目は、普通のお太鼓結びと同じように見えます

 

では最初は、名古屋帯を作り帯に加工したものからみてみましょう。

 

 

1・名古屋帯を作り帯に加工した例

 

作り帯・お太鼓形成型・紅葉赤

 

これは名古屋帯を三分割して、手先をお太鼓に取り付けています。

 

そして胴に巻く帯の端には、紐を取り付けています。

 

お太鼓の形はその都度作ります。

 

 

2・お太鼓の形が最初からできあがている市販の作り帯の例

 

作り帯・お太鼓形成型市販品

 

市販の作り帯でよく見かけるのは、この作り帯です。

 

胴に巻く胴帯と、お太鼓が形成されているものとに分かれています。

 

作り帯・お太鼓形成型市販品

 

胴帯には端にそれぞれひもが取り付けてあります。

 

作り帯・お太鼓形成型市販品

 

この市販品の場合は、お太鼓が形作ってあり手先も取り付けてあります。

 

お太鼓の底の一方が少し上がっています

 

「自然なお太鼓の形」を表現しているということでしょう。

 

またお太鼓の山に丸みと立体感が出るように、タックが内側にとってあります

 

こうした作り帯なら、より自然な出来栄えで自分で結んだように見えるでしょう

 

 

3・生地から「作り帯」を制作した作り帯

 

作り帯生地から制作・三分割・リバーシブル

 

二種類の生地からリバーシブル(両面)の作り帯を作りました。

 

作り帯生地から制作・三分割・リバーシブル

 

片面が黒字の小花で、片面が縦じま模様です。

 

作り帯生地から制作・三分割・リバーシブル

 

「お太鼓部分」「胴に巻く部分」「手先部分」の三つのパーツを作っています。

 

作り方はどのパーツも長方形なので、とても簡単です。

 

作り方はこちらに説明しています⇒「三分割作り帯」の作り方と装い方・誰でもできる手順書付き

 

 

保管のときは形を崩さないよう

 

お太鼓の形ができあがっている「作り帯」は、お太鼓山のカーブをつぶさないうよう保管します。

 

内側にカーブになった厚紙や、タオルなどを入れておくとよいです。

 

 

「作り帯」「付け帯」のメリットとデメリット

 

作り帯のデメリット

 

作り帯のメリットといえば、短時間で帯の装着ができ、安心した形で出来上がるところです。

 

ですがデメリットもあります。

 

それはいつも決まった形になる ことが、むしろデメリットになってしまいます。

 

前の帯幅を広くしたり、お太鼓の形を大きくしたり小さくしたり、

 

気分の変化や個人の個性に対応できません

 

そして収納も気を付けなければなりません。

 

お太鼓の形ができているものは、お太鼓の山の丸みを崩さないように工夫が必要です。

 

また積み上げられず独立させた収納が必要なので、普通の帯よりも場所をとります。

 

<作り帯のデメリットをまとめると>

 

  • 前の帯幅を広くできない
  • お太鼓の形を大きくまたは小さくできない
  • お太鼓の形を維持しておかなくてはならない
  • 収納場所をとる

 

作り帯(付け帯)とは・名古屋帯を加工・市販品・メリットデメリット・まとめ

 

お太鼓の帯結びがうまくできない、結ぶのが辛い方は「作り帯」にすると便利。

 

手持ちの名古屋帯を分割して、作り帯にすることができます。

 

市販品は自然なお太鼓の形を表現している。

 

生地を自分で用意して手作りするのも、個性的。

 

お太鼓の山の形が崩れないよう収納に工夫が必要。

 

 

帯は本来「締める」ものですが、「作り帯」にすると長い一本の帯を締めるものではなくなります。

 

それで作り帯の場合は帯を「付ける」と表現することになります。

 

それで「付け帯」ともよんでいます。

 

きらこ よしえ

 




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