「着物を着るのはなんだか難しそう。自分でできるとメリットはありますか?」
たまにそう質問をいただくことがあります。
「着物を着る」ということが特別な日だけに限られる方にとっては、必要なときだけプロに任せればそれで十分とお考えでしょう。
そういう方はあえて自分でできる必要を感じてはいませんものね。
でも「ときどき着物をきてみたいな」と思うようになったら、自分で着物が着られるとよいことは沢山ありますよ。
思いつくままにあげていきますが、やはり利点(メリット)は大きいと思います。
自分で着物が着られるメリットはどんなものがある?
◆自分で着付ける
では思いつくままにメリットをあげていきますね。
- 着せてもらうためにその場所へ出向かなくてもよい(荷物も運ばなくてよい)
- 着付けのために予約することがなく、時間をさく必要がない
- 着付けてもらうお金がかからない
- 自分の好みにあった着方ができる
- 紐や帯の締め具合を調整でき、体調にあった着方ができる
- お出かけ用の衣装のバリエーションが広がる
- 自分で着られるという自信がつく
- 着る機会が増えるので所作が身につきやすく自然な立ち居振る舞いになる
「着物を着る」という技術は、一度覚えてしまえば方法を忘れることはまずありません。
いつでもすぐに着物姿になることができます。
さらに長い目でみたメリットを
着物が着られるようになると、当然のことながら自分の持ち衣装に着物が加わりますね。
着物の形は決まっていて、流行というものがありません。
年月がたっても着続けることができ、体型が少々変化しても買い換える必要はありません。
よほど太った場合は買い替えや仕立直しが必要になりますが、数キロ程度のことでは問題ありません。
そのため10年、20年と利用できるので経済的とも言えます。
洋服のように簡単に扱える着物もあります
着物は高価なものばかりではありません。
近年は安価で扱いやすいきものも人気です。
化学繊維のいわゆる「洗える着物」とよばれるものや、木綿素材のものであれば、
洋服と同じ感覚で、お手入れや保管ができます。
格の高い着物の種類にも、「洗える着物」が増えてきました。
つまり安価でランニングコストの安いものを、利用することができるようになりました。
着物が自分で着られるメリットは何ですか?のまとめ
自分で着られるメリットは、必要なときに自宅で好きな時間に着られること。
そして好みや体調に合わせて、着方を調整できることです。
お金がかかりませんし、自分でできるという自信が持てます。
着物そのものに慣れ親しめば、所作や動作も身につきます。
少々の体型変化でもそのまま利用でき、長く使え経済的といえます。
着物に興味が出てきたら、自分で着られるようになるとメリットは大きいですよ。
あなたの魅力をいっそう発揮できる衣装になるかもしれません。
でも、着物でどこへ行ったらいいのか分からない方、ここを参考にしてくださいね。
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