新潟県十日町市で開催される「十日町雪まつり」。
十日町市は古くから「きもの」産地として有名な地域で全国に知られています。
例年茶道会のお茶のおもてなしがあったり、十日町きもの女王が選出されたりと華やかなイベントがありました。
令和6年2月16日(金)と17日(土)の二日間の開催です。
まつりの会場は広く、あたたかいおもてなしのお祭りになるようです。
十日町ならではの歴史をもつ雪まつり、今年はお祭りになるのでしょうか?
2024年十日町雪まつりの日程
3年ぶりとなった昨年は1日のみの開催でしたが、今年は二日間にわたっての開催です。
2024年の「第75回十日町雪まつり」の開催日程等は以下のとおりです。
日 時
◆令和6年2月16日(金)午後4時~午後9時
雪の芸術展の審査、メイン会場での出店 など
◆令和6年2月17日(土)午前10時~午後8時
雪遊び・雪国文化体験、雪上花火、メイン会場での出店、おまつりひろば など
場所・メインエリア
メインとなるエリアは以下の三か所です。
- 十日町市立西小学校グラウンド
- 十日町市博物館
- 十日町情報館周辺
十日町雪まつりの内容
今のところ(2023年12月11日現在)雪まつりの骨子はできていますが、詳細は随時発表の予定です。
<企 画 骨 子>
①駅を起点に歩いて楽しめる拠点エリア(十日町駅・越後水沢駅・下条駅)
②雪の芸術展(2月16日(金)午後5時から審査を実施)
③SNSフォトコンテスト(#雪とある日のとおかまち)
④雪上花火(虹雪花火)
今後の発表が楽しみですね。※詳細がわかりましたら追記いたします。
拠点となる駅
イベントの拠点となる駅は、十日町駅・下条駅・越後水沢駅の3駅。
市内全体を通して十日町雪まつりが楽しくなるように企画されています。
十日町雪まつりはどんなお祭り?歴史概要
十日町雪まつりは、昭和25年(1950年)2月4日と5日に初開催された、70年以上の歴史を持つ伝統的な祭りです。
この祭りは、地元住民の「雪と友好的に共存し、雪を楽しむ」という自発的な考えから生まれました。
この考えは、冬の過酷さと美しさを深く理解し、雪との戦いを乗り越える精神から生まれました。
背景には、第二次世界大戦後に禁止されていた絹織物製品の生産が再開され、地域の社会的、経済的な復興がありました。
初回の祭りは十日町文化協会が主催し、雪の芸術展示や雪具供養のための火まつり、十日町小唄を踊る雪中カーニバル、スキー駅伝大会などが開催されました。
十日町市は、住民主体で雪まつりを開催した日本初の地域として、「現代雪まつり発祥の地」として知られています。
以下は2023年の十日町雪まつりの内容です。
2024年令和6年の詳細がわかるまで、参考にしてみてください。
↓↓↓
十日町雪まつりのイベント2023
◆十日町雪まつり 2023 エリアマップ
雪まつりの魅力は、
- 手作りの雪の芸術展(雪像)
- まちなかスノーパーク
- 雪灯の小径(ゆきあかりのこみち)
の三本の柱です。
手作りの雪の芸術展(雪像)
雪だけで作られている!とは思えないスケールの雪像がなんと、42点も登場します。
長年培われてきた繊細な技術で、優美なすばらしい作品がみられます。
- 芸術部門13点(№1~13)
- 特別部門13点(№14~26)
- 学童部門16点(№27~42)
作品は三駅の近くが多いですが、各小中学校に学童部門の作品が点在しているようです。
まちなかスノーパーク
2023年のメインエリアになるのは、十日町市立西小学校グラウンドで、通称「まちなかスノーパーク」です。
おいしいグルメやアルコール類が提供され、雪を楽しめるアクティビティ、そしてミニSL(蒸気機関車)の運行などが予定されていますよ。
大人も子供も十分楽しめそうですね。
雪灯の小径(ゆきあかりのこみち)
十日町駅西口からメインエリア「まちなかスノーパーク」まで向かう道のりには、雪壁で覆われた緑道「雪灯の小径」があります。
周囲の雰囲気と遮断して、雪国の世界観を作り出しています。
夜間はLEDの灯籠で雪壁がライトアップされるそうで、雪国ならではの幻想的な空間が生まれます。
虹雪花火(にじゆきはなび)
フィナーレには十日町雪まつりのコンセプト「雪の白に明日を描く」をイメージとした色鮮やかな花火が打ち上げられます。
虹雪花火が十日町市の夜空を彩りフィナーレとなります。
花火のとき交通規制あり
雪上花火「虹雪花火」の打上げに伴い、下記の時間の妻有大橋周辺は車両通行止めです。
- 規制時間:令和5年2月18日(土)午後6時~午後8時
- 規制区間:妻有大橋周辺(N-1十日町店様付近~サージタンク前)
十日町雪まつり・おまつりひろばで楽しむ
◆十日町雪まつり 2023 雪の芸術展 おまつりひろば マップ
市内の各所でひらかれる「おまうりひろば」では、
雪国十日町ならではのあたたかいなおもてなしや、雪あそびが楽しめます。
食べ物もたくさん用意されています。
田舎のひろば(74回)
北の玄関口の下条地区のおまつりひろば。
各団体の制作する多数の雪像が見どころで、売店もありますよ。
- 場所:十日町市利雪親雪総合センター
- 時間:10:00~20:00
- アクセス方法:十日町市利雪親雪総合センター(下条4丁目地内)十日町駅から車で24分(約8km)
巡回バスあり、駐車場あり、トイレあり
地域の方が寄り添って開設される、地元のあったかいおまつりひろば。
- 場所:上新田自治会館周辺
- 時間:9:00~19:00
- アクセス方法:上新田自治会館(下条1丁目地内)十日町駅から車で15分(約6.6km)
駐車場あり、トイレあり
七和ランド(74回)
スノーチュービングや歌謡ショーなど、大人から子供まで楽めるコンテンツが用意されているおまつりひろば。
- 場所:十日町市新座甲392-1 七和防災センター
- 時間:9:00~20:00
- アクセス方法:七和防災センター(本町7丁目地内)十日町駅東口から徒歩13分(約1.5km)、ほくほく線しんざ駅から徒歩5分(約500m)
駐車場あり、トイレあり
お・も・て・な・し広場(74回)
地域のみなさんでの温かい「おもてなし」のあるおまつりひろば。
甘酒、もちつき、チビッコ宝探しなどと盛りだくさんです。
- 場所:十日町市本町6の1丁目71-2 越後妻有交流館キナーレ回廊
- 時間:10:30~15:00
- アクセス方法:越後妻有交流館キナーレ回廊(本町6丁目地内)十日町駅から徒歩約10分(約1km)
駐車場あり、トイレあり
十日町雪まつりへのアクセス方法
鉄道を利用して行く場合
<東京から>
東京駅からJR上越新幹線で越後湯沢駅乗換、北越急行ほくほく線で十日町駅 (約2時間)
<大阪から>
新大阪駅からJR東海道新幹線で東京駅乗換、東京駅からJR上越新幹線で越後湯沢駅乗換、北越急行ほくほく線で十日町駅 (約4時間半)
<金沢から>
金沢駅からJR北陸新幹線で上越妙高駅乗換、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで直江津駅乗換、北越急行ほくほく線で十日町駅 (約2時間)
車を利用して行く場合
東京から【関越自動車道利用】
- 最寄ICは関越自動車道 六日町ICもしくは塩沢石打IC 所要時間は約3時間40分
名古屋から 【中央自動車道‐長野自動車道‐上信越自動車道利用】
- 最寄ICは上信越自動車道 豊田飯山IC 所要時間は約5時間30分~6時間(多くて7時間)
大阪から 【名神高速道‐北陸自動車道利用】
- 最寄ICは北陸自動車道 上越IC 所要時間は約7時間(多くて8時間)
十日町雪のまつりとは2024/日程/場所/雪像/現代雪まつり発祥の地/アクセス/新潟・まとめ
2024年の十日町雪まつりは、2月16日(金)17日(土)に開催されます。
十日町市で広範囲にわたって繰り広げられるので、一泊はしたいイベントです。
防寒をしっかりしてお出かけくださいね
十日町雪まつりのHPで案内パンフがダウンロードできます。
<関連ページ紹介>
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※詳細未定 1月中旬 1月下旬 2月上旬
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