2015年の浴衣のトレンドは、「レトロモダン」といわれています。
これはざっくり言うと、昔からある着物の柄を今風に洗練させたデザインのものと言えると思います。
実は昨年2014年もレトロな柄の浴衣が流行りました。
昨年は「レトロ古典柄」がトレンドということで、店頭には郷愁感ただよう浴衣の数々が並んでいました。
今年2015年はレトロでありかつモダンである浴衣ということで、懐かしさとともに新鮮さも感じるものが出回っています。
今年初めて浴衣をお求めになるなら、やはりキーワードとして押さえておきたいのが「レトロ」そして現代的な新しさを感じるものを選んでみてください。
そうはいっても、自分だけの感覚では分かりづらいので、お店ごとの「新作」や「今年のおすすめ」といったカテゴリーで推薦されているものをいくつも見ておくのがよいですね。
レトロは古典柄
レトロという意味は、古典的な柄のことで、日本に昔から伝わる着物の図案や色柄を指します。
日本の四季の草花や花鳥などや図案化したものを、ゆかたに染めています。
沢山ありますが、花の例では、菊、桜、なでしこ、藤、紫陽花など、あまり季節を問わず浴衣に染められているようです。
日本に昔から伝わる柄で、幾何学模様もありますが、そういったものと草花を組み合わせて、よりレトロ感をだしている浴衣もあります。
モダンをどう表現するかが今年風
昔からある柄に、どう今年らしさを出すかは、浴衣をデザインする人によって当然違いますが、「モダンね~」「現代的だわ」を感じるには、直線やシンプルさなどが要素にはいっているようです。
今の人たちが、「新しさを感じて身につけてみたい」という気持ちになるものですね。
うまく表現できませんが、「今年らしいおしゃれ感」があるわけですね。
このあたりの感じ方を頼りに、お店の人と相談しつつ、自分にぴったりの今年のトレンド浴衣を探すことができれば最高です。
トレンドを追わなくてもいい浴衣はある?
毎年思うことですが、浴衣シーズンになるたびに、新作の浴衣やトレンドは何か?という話題がでます。
ファッションの世界なので流行があるのは当然なのですが、「毎年毎年流行を追うのは面倒ね」という向きには、永く愛着をもって着続けられる浴衣を持っておくと安心です。
ゆかたの柄に流行はあっても、「浴衣」という衣装には変化がありませんから、自分のサイズに適したもので、永く着られるものを用意します。
トレンドはあっても基本的にはレトロというか昔からの日本の柄は不滅です。
ですから、具体的におススメなのは「絞りの浴衣」「古典柄の綿紅梅の浴衣」です。
どちらも肌触りがさらっとしていて、清涼感がありますし、飽きのこない色を選べば、永く利用できます。
浴衣の色をベーシックなものにしておいて、派手目の帯を合わせることのできる浴衣なら、着回しが効くので出番も多くなるでしょう。
シーズンに1~2度しか着ないという場合は、なおさらトレンドを追わなくてもいい浴衣があるといいと思います。
2015年浴衣トレンドは?新しく買うならどんな柄ゆかた?まとめ
2015年の浴衣のトレンドは、「レトロモダン」、昔からある着物の柄を今風に洗練させたデザインのもの。
レトロというのは古典的な柄のことで、日本に昔から伝わる着物の図案や色柄を指しています。
直線やシンプルさなどの現代的なデザイン要素を取りいれて、「今年らしいおしゃれ感」のあるものがトレンド。
トレンドもいいですが、永く利用できる浴衣で自分らしさを出すのも素敵、具体的には「絞りの浴衣」「古典柄の綿紅梅の浴衣」がおすすめです。
生地質がよくベーシックな色の浴衣なら、帯を合わせやすく着回しがきき、永く愛着がもてるはずです。
では、今年の夏も大いにゆかたを楽しんでくださいね!
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