浴衣を着てみたいけど、最初は「何を用意したらいいかわからない」ですね。
また、浴衣の着付けが大変そうな気もしますね。
そこで、全く初心者の方に、
- 最初の一枚をどう選ぶのか
- 浴衣を着るのにどんなものが必要なのか
- 着付けはどのようにするのか
この三点をざっくりと説明します。
このページを読んでいただくと、不安がなくなると思いますよ。
浴衣・最初の一枚の選び方
浴衣は、百貨店やショッピングセンター、呉服屋さんなどで購入することになります。
最初は最低限必要なものをまとめて用意してしまうのがよいですよ。
まずはお店の特徴を知って、自分に合ったところに行ってみましょう。
予算と時間があれば呉服店・百貨店へ
予算と時間に余裕があれば、呉服店か百貨店の呉服売り場へ。
知識のある店員さんと相談でき、
生地選びや自分にぴったりの仕立てで、満足できるでしょう。
でも「忙しくて時間がない」「予算は限られている」
という方は、
デパートやショッピングセンターの浴衣売り場へ
予算が数万円までという場合は、デパートやショッピングセンターの浴衣売り場へ。
多くの種類のプレタから選べます。
帯や下駄とのセットの組み合わせの種類が多いのも特徴です。
選び方、決め方
決めていく順番は、
- 浴衣
- 帯
- 着付けの小物
- 下駄
の順です。
最初に決めるのは面積の大きい浴衣
最初にまず浴衣、そして帯を決めます。
先に浴衣を選びそれに合いそうな帯を2~3本みつくろいます。
既製品なら試着して、合う帯を1本決めます。
最初の浴衣は、色数の多くないものがおすすめです。
店員さんのアドバイスも参考にしましょう。
着付けの小物選び
浴衣と帯が決まったら、次は「着付け小物」を決めます。
着付けの小物は、セットになっているものと単品があります。
最初は「セット」になっているもので不足なく用意するのがよいでしょう。
下駄選び
最後に下駄を決めてお出かけの準備完了です。
下駄は、はいてみて痛いところがないのを確かめます。
二枚歯の下駄は初心者さんは歩きにくいので、草履のような底の下駄がおすすめです。
鼻緒と台を選んで、足にぴったりにすげてもらうのがおすすめです。
浴衣着付けの小物紹介
浴衣を着るときに、浴衣と帯以外に必要になる小物を紹介します。
必ず必要になるものは以下の小物です。
- 腰ひも2本
- 伊達締(だてじ)め1本
最低限ならこれだけです。
案外少ないですよね。
- 浴衣
- 浴衣用の帯
- 腰ひも2本
- 伊達締め1本
- 下駄
腰ひもや伊達締めの代用品
紐の扱いがむつかしそうという人用に、腰ひもや伊達締めの代わりになる、ベルト状のものもあります。
◆紐のかわりになるベルト
細いベルトは腰ひもの代わりに、太いベルトは伊達締めの代わりにするものです。
伸縮するので使いやすいという人もいます。
着付けのときあるとさらに良いもの
「もっときちんと浴衣を着こなしたい」という人は、これもあるとよいですよ。
◆衿芯と帯板
写真の上が、「衿芯」、下が「帯板」です。
衿に芯をいれるとと、首の後ろ側の衿のカーブがキレイに出て、シワもでません。
「帯板」は帯の前側を、平らにすっきりさせることができます。
簡単浴衣着付けの手順
最後に、浴衣の着付けの手順を、ざっくりと説明します。
こんな感じというのを知っておくだけでよいと思います。
- 下着をつける
- ウエストのくぼみにフェイスタオルを巻く
- 浴衣をはおり、下半身の前あわせをし、腰ひもを締める
- 衿を合わせて腰ひも(二番目のひも)を締める
- 伊達締めでおはしょりをととのえる
- 帯を締める
慣れない言葉がありますが、今読んでみてどうでしょう。
なんだか簡単そうって思えませんか?
帯は、「作り帯」か「へこ帯」にするとよりカンタンですよ。
浴衣を着るのに必要なもの(女性)、最初の一枚の選び方と着方(初心者)・まとめ
これから浴衣を初めて購入する方に向けて、ざっくりとお話しました。
わからないことは店員さんに相談し、「浴衣セット」を念頭に入れておきましょう。
ネットショップもよいですが、最初は現物を見て購入する方がよいと思います。
下着のこと⇒「浴衣姿のときの下着や肌着について・何を着るといいか詳しくお話します」
帯結びのこと⇒「浴衣の帯の結び方・簡単結びをマスターしませんか?」
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