つむぎ(紬)のきもの

つむぎ(紬)のきもの

つむぎ(紬)のきもの

紬の着物

絹のきものの一種類です。

 

繭(まゆ)を煮てほぐし、よってから糸にしたものを、

 

織り上げて反物にし、仕立てます。

 

つむぎの糸は、ところどころにふしがあり均一ではありませんが、

 

その糸で織られたきものは、非常に暖かく、かつ通気性があります。

 

つむぎ糸は、主に天然の染料で何度も染めて、色が定着したら、

 

経糸(たていと)緯糸(よこいと)の染め部分を合わせて、

 

柄を出すようにして、織り機で織っていきます。

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柄が細かくて繊細であればあるほど、

 

柄(模様)の合わせ方は難しくなるので、

 

何ヶ月も織り続けて、ようやく、

 

1反出来上がるという手間のかかるものです。

 

そのため昔ながらの製造工程で作られるつむぎの着物は、

 

非常に高価にならざるをえません。

 

繭は蚕(かいこ)がつくるのですが、蚕を育てる農家が激減し、

 

国内産のものだけで反物にまで仕上げるのは難しくなっています。

 

つむぎは素朴な風合いであるにもかかわらず、絹独特の光沢があり、

 

軽く、しわになりにくく、さらに、他の絹製品に比べて、

 

水に強いという、特徴があります。

 

糸をよらずに作るつむぎと呼ばれるものもあり、大島つむぎが代表です。

 

生糸で作られるつむぎの織りの着物は、

 

擦れ合うときに、きゅっという絹鳴りの音もします。

 

つむぎは生産地による特色が強く、

 

染料や柄模様にそれぞれ独自の歴史を感じさせるものばかりです。




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