着物・帯・帯揚げのアイロンのかけ方、シワとり方法を詳しくまとめました

着物・帯・帯揚げのアイロンのかけ方、シワとり方法を詳しくまとめました

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着物・帯・帯揚げのアイロンのかけ方、シワとり方法を詳しくまとめました

着物帯帯揚げアイロンのかけ方

着物や帯についてしまったシワは、そのまま吊り下げておくだけで取れることがありますが、全くとれる気配のないしっかりついたシワもあります。

 

着物や帯の素材によっては、アイロンを使っていいのかどうか迷うこともありますが、基本を知っておくといざというときのシワ取りに安心ですよ。

 

着物や帯が絹素材の場合は、アイロンのかけ方(当て方)も慎重に行わないと、よけいにシワを作ってしまったり、生地の色があせたり変質したりすることもありますので注意が必要です。

 

和装品のお手入れの一環として、覚えておきたいアイロンのかけ方(当て方)を紹介します。

 

 

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正絹(しょうけん)の着物のアイロンのかけ方

 

絹のみの素材の着物を正絹の着物(しょうけんのきもの)といいます。

 

礼装や正装の際に着る、留袖や振袖、訪問着や付け下げといった着物の種類は、みな正絹の着物です(一部には化学繊維の素材のものもあります)。

 

またお出かけ着として人気の小紋や紬の着物も正絹の着物です(一部には化学繊維の素材のものもあります)。

 

正絹の着物は、表地も裏地も絹生地で仕立てられていますが、表と裏の生地は糸の拠り方や糸の太さなどの違いによって、収縮率や厚みがちがっています。

 

そして絹は水にぬれると、縮みやすいものもありますので、シワとりのためにアイロンをかけるときは、直接正絹の生地に霧吹きをしないようにします。

 

正絹の着物にアイロンをあてる場合、シワになっている場所が着たときに見えない場所であれば、あまり一生懸命シワをとらなくてもいいと思います。

 

つまりおはしょりをとると内側に隠れてしまう場所や下前の衿先などです。

 

シワをとっておかないと見苦しいと思われる場所に、アイロンをかければいいでしょう。

 

では正絹の着物にアイロンをかける基本的な方法です。

 

まずアイロン台に着物の表側のシワのあるか所を置きます。

 

糊をおとした薄くて白い木綿の布(手ぬぐい程度の厚みのもの)をその上に置いて、アイロンをあてます。

 

アイロンの温度は中温〜高温(絹の温度表示があればそこ)で、シワのあるところを布の目にそって、素早くアイロンを動かしてあてます。

 

軽く押さえる程度の力でかけてください。

 

(一番最初にアイロンをかけるときは、アイロンの温度を中温で行ってみてください。かけ方に慣れたら高温を試してください。また上等な着物に失敗をしてもいけませんので、始めは裏側から当て布をしてアイロンをかけてシワがとれるかどうか試してください。)

 

上等なお着物の場合は、刺繍や金銀箔などが施されていますので、そういうか所はアイロンをあてないようにします。(刺繍はつぶれやすいですし、金銀箔は変色することがあるからです)

 

以上の方法でシワがとれないときは、当て布をした上から軽く霧をふいてアイロンをかけます。

 

霧が当て布からはみ出ないよう、またとりたいシワのあたりだけかかるように注意しながら行ってください。

 

 

正絹の帯のアイロンのかけ方

着物帯帯揚げアイロンのかけ方

正絹の帯も、着物と同じ方法でアイロンをかけてシワをとることができます。

 

着物のときと同じで、吊るしておいてとれるシワもありますので、まずは着物ハンガーなどに吊るして様子を見ます。

 

手先やお太鼓の位置を変えたりすると、シワが見た目にわかってしまうような場合は、やはりアイロンをかけてシワをとっておきましょう。

 

また袋帯で変わり結びをした後には、次にどんな結び方をするかわかりませんので、アイロンをかけて全体のシワをとっておきます。

 

まず気になるシワの裏側をアイロン台にのせ、着物のときと同じ、糊をおとした薄くて白い木綿の布(手ぬぐい程度の厚みのもの)を置いて、その上からアイロンをかけます。

 

アイロンの温度は中温〜高温で、絹表示のある場合はその温度設定です。

 

帯の場合は着物よりもやや強めの圧をかけて、布目にそって素早く動かします。

 

シワがそれでとれればよいのですが、まだ取れなければ表側から当て布をして、アイロンをかけます。

 

それでもしつこくついているシワは、当て布の上から霧吹きをかけてアイロンをかけてください。

 

霧が当て布からはみ出して、帯のほかの場所にかからないよう注意して行ってください。

 

刺繍は強く圧力をかけると立体感が損なわれることもあるので、力を入れ過ぎないようにしてください。

 

また金銀糸や箔のあるか所はアイロンをかけないか、弱い圧力で素早くすますようにします。

 

 

正絹の帯揚げのアイロンのかけ方

着物帯帯揚げアイロンのかけ方

帯揚げは、礼装用のものは淡い色や白っぽいものが多いため、シワも目立ちますし、収納するときにきれいにたたんでおきたいので、アイロンをかけて次回使いやすい状態にしておきたいものです。

 

帯揚げは新品同様にしてしまっておくのがベストですが、絞りや金箔などが施されたものもあり、それらはアイロンで圧を加えると、伸びたり変色することもあるので、全体のシワを全部とろうと躍起にならない方がよいでしょう。

 

帯揚げにアイロンをかけるときは、基本的には裏側から、絹の温度設定(または中温)で圧をかけないでアイロンをかけます。

 

絞りのか所は軽くそっとかける程度で。

 

金銀箔や刺繍の装飾があるか所はアイロンをかけない方がよいでしょう。

 

帯揚げの中心あたりはお太鼓にかくれますし、先の20センチくらいは前帯の中に隠れますので、そこは少々のシワが残ってもいいとします。

 

脇から見えるあたりと前で飾る部分の位置を意識してアイロンをあてます。

 

正絹の縮緬の帯揚げは、アイロンを浮かすような具合でかけるようにして、押さえつけて縮緬のシワをとってしまわないようにします。

 

裏側からアイロンをかけるだけではシワがとれないというときは、当て布をして霧吹きをしてからアイロンをかけてみてください。

 

それで解決すると思います。

 

 

着物・帯・帯揚げのアイロンのかけ方、シワのとり方法のまとめ

 

正絹の着物のシワは、表側に当て布をして、適正な温度のアイロンで。

 

消えないシワは当て布の上から霧吹きをしてかけます。

 

帯は裏側から当て布をしてアイロンをかけます。

 

とれないシワは、表側から当て布をして霧吹きしてかけます。

 

帯揚げは裏側から、軽い圧でアイロンをかけるようにします。

 

いずれも刺繍や金銀箔のか所はかけない方がよいでしょう。

 

いずれも着用したときに隠れるか所のシワは、あまり気にせずに、見えるか所のシワをきちんととればいいでしょう。

 

絹の素材に直接スチームをかけたり霧吹きで霧をふいたりしないようにしてください。

 

着物帯帯揚げアイロンのかけ方

 

以上、着物・帯・帯揚げの自分でできる範囲のシワ取り法を紹介しました。

 

ほとんどの着物や帯はこれで問題なく着用できると思いますが、もっと完璧にシワを取りたい!というとき、または刺繍や金銀箔のか所に深いシワがついてしまった!というときは、悉皆屋やクリーニング店(京洗いや着物丸洗い)にシワととる目的で相談してくださいね。

 

絹の生地はとてもデリケートですから、初めてアイロンをかける着物、帯、帯揚げは、アイロンの温度設定を中温からはじめて、軽く素早くかけるところからはじめてくださいね。

 


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