「着物を着て仕事をしたい」とお考えの人へ。
私は着物の着付けをお教えしていますが、お教えした生徒さんの中にも、着物がすきなので着物関係の仕事がしたいとのこと。
「いいですね、毎日着物が着られて」とおっしゃるのですが、毎日の仕事となると「楽しい」という気持ちはあまりなくなりますけどね。
ただ、純粋に着物姿で仕事ができることが喜びになるなら、ぜひ職業選択の柱にしてさがしてみてください。
そこで和装(着物)を着る職業(仕事)には何があるかを調べてみました。
また「着物に関わる仕事」という範囲でお考えの方にも、参考になると思います。
着物を着る職業・仕事は何がある?
◆旅館の和室
仕事をしている間は着物姿が普通(または望ましい)
、という職業をあげてみます。
着物姿が普通の仕事一覧
ここには着物姿が望ましいという仕事も含めています。
- 旅館や料亭の女将・仲居さん
- 日本料理店・和食レストランの店員
- 呉服店店員
- 茶道、日本舞踊、着付けなどの先生
- 落語家、歌舞伎、文楽、長唄、講談師、浪曲など芸事を職業にしている人
- 和楽器の演奏家
- イベントでのコンパニオン
- バーやクラブでの接客
芸事の先生であれば、着物姿でないと
違和感がありますが、そうでなければなれそうな職業が見つかるかもしれません。
着物姿が望ましいけどそこまでではない職業
次に、着物姿が望ましいかと思いますが、特にそうでもないといえる職業もありますね。
- 俳人・歌人
- 華道家
- 書道家
- 和菓子専門店
ただ、テレビや雑誌に登場するときは、着物姿がよさそうですね。
着物に関わる仕事・きものに接する仕事
◆振袖着付け練習
「着物に関わる仕事」という範囲でとらえると、こんな仕事もあります。
- 着付け師
- 着物スタイリスト(着物コンサルタント)
- 和裁士
- 染色家
- 日本刺繍
もちろん着物を着て仕事をしていいですし、仕事によっては着物姿の方が信頼度があがるかもしれませんね。
着物を着たい!をかなえるほかの職業
和装・着物を着なければならない職業以外にも、着物を着ることができる職業はまだあります。
それは、自営業またはフリーランス。
いわゆる自由業というのでしょうか、服装は全く自由ですからね。
また制服に着替える職業であれば、通勤に着物を着るのはかまわないでしょう。
着物で仕事がしたい/きものを着る職業何がある?一覧/未経験でも・まとめ
日本の芸事以外にも、接客業の中には着物が好まれる職業があります。
その中には未経験でも大丈夫な募集もあるはずです。
和の文化や日本の伝統・和食などをキーワードに、着物と接して楽しんでお仕事をなさってください。
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