悲しみの儀式に着る喪服は、全体的に「つつましやかで清楚な」着付けを心がけます。
着付けのポイントとしては、衣紋は指3本くらいのあき具合で、衿は深めに合わせます。
半衿が1~1.5センチくらい細めに見えるようにします。
背紋は背中の真ん中に・抱き紋は左右対称
背紋は背の真ん中にシワなく見えるようにします。
前から見える袖の抱き紋は、左右対称に見えるようにします。
帯揚げ・帯締めのポイント
帯揚げは少しだけ見えるくらいがよいです。
帯締めは中心かやや下よりに締めます。
房は必ず下に向けます。
お太鼓山とおはしょりの着付けポイント
お太鼓の山は低めにします。
お太鼓のたれは短めで5~6センチほどにします。
おはしょりは真っすぐにし、5~6センチほどの幅にします。
裾の長さは
裾は床すれすれにし、あまり裾がすぼまり過ぎないようにします。
足袋は白を履き、黒い草履を履いて、黒いバッグを持ちます。
ヘア・メイクの心がけ
お化粧も控えめがよいです。
アイシャドウやアイライン、マスカラなどの部分メイクはしないか、ごく控えめにします。
口紅も薄く肌に近い色にします。
髪型はきちんと整えますが、ごくごく控えめにまとめます。
長い髪は結ぶよう心がけます。
アクセサリーの使用は
指輪や時計などアクセサリー類は、基本的には身につけません。
着物の喪服のときに必要になってくるものについてはこちらを見てくださいね。
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着物の喪服(喪の装い)と必要になるもの・用意の仕方や小物紹介
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