「着物姿の日本女性は美しい」、「着物はきれい」と、外国人観光客から脚光を浴びています。
京都や浅草では、日本の観光巡りの際には、着物を着てみたいという人は多いようです。
かたや日本女性は浴衣以外は着物に袖を通さない人も多く、着物が一般化していないのが現状のようにも思います。
だからこそ、女性が着物を着たら、きっと目新しくまた美しいという印象になるはずです。
彼女が、あるいは奥さんが、着物を着たら。。。
どうやってほめるとよいでしょう。
着物姿の日本女性について、どうみられるのかをちょっと考えてみました。
着物が似合う女性への褒め言葉
着物が似合う女性をほめる際には、その人自身の特徴や着物との調和を言葉にすると喜ばれます。
以下に、いくつかの具体的な例をあげてみますね。
2. 「あなたの着物はあなたのエレガントさを引き立てているね。」
3. 「その着物の柄、あなたの個性をとてもよく表していると思うよ。」
4. 「あなたが着物を着ていると、まるで美しい絵画を見ているようだね。」
どうでしょうか。
ちょっと歯が浮いてしまうような言葉でしょうか。
せっかくおめかししたのですから、ぜひ心の準備をしてほめてあげてください。
ただし、ほめる際は、自然で真心からのものであることが大切です。
あまりにも誇張しすぎると逆効果になることもありますから。
また、相手の感じ方や好みによって、どのようにほめるかを一度考えてみてはどうでしょう。
外国人の視点から見て、着物を着ている若い女性は
外国人の視点から見ての着物を着ている若い女性は、日本の伝統や文化を体現しているという印象を持つことが多いです。
その美しさと独特なスタイルが魅力的で、日本独自の美意識や装いへのリスペクトと憧れの感情を引き起こすようです。
ただ、それは一般化することはできません。
それぞれが異なる文化的背景や価値観を持っているため、感じ方は個々によります。
浅草はじめ有名観光地ではレンタル着物が人気
観光地では、レンタル着物店に押しかける外国人女性観光客が目立つようになったそうです。
浅草だけでレンタル着物のお店が数十店も密集しているといいます。
レンタルなら、準備はまったく必要なし。
一回数千円程度で和服姿になって街を散策できるという便利さがよいですね。
外国人観光客は、テレビなどで着物姿の女性がきれい!と感じて、強い憧れを持っている人もいるようです。
そういう人が「私も着物を着たい!」という気持ちでレンタルするので、とてもうれしそうです。
「着物を着て楽しそうな外国人を見て、日本人も気軽に和服を楽しみ始めている」と浅草のレンタル着物店を経営するご主人はおっしゃっています。
観光地のレンタル着物のよさ
◆着物 観光 浅草
観光地でレンタルできる着物は、上の写真のような「小紋柄のきもの」がほとんどです。
「小紋」は着物全体に模様がある種類のものですが、レンタルのものは特に「華やか」「カワイイ」「カラフル」な着物が用意されています。
やはりステキ、カワイイという印象のものが人気だからでしょう。
もちろん日本人だって、普段着物を着ない人が「いいな」と感じるのはそんな「カワイイ」着物でしょう。
ステキでカワイイきものなら、誰もがテンションあがりますよね。
日本女性は特に似合う
ニコニコ笑顔で着物を着ている外国人の人も、 とってもチャーミングに見えます。
日本の女性の着物姿は、当然というかやっぱり全ての人が似合うなと私は思います。
洋服のときとは違って、エレガントで仕草もちょっと変わる。
どこから見ても「きれい」「かわいらしい」「優雅」という印象になるでしょう。
非日常が味わえる着物姿は、じわじわと若い人に人気が出てきているみたいですね。
和服姿をインスタグラムに載せる人も増えてるようですし、より着物人気が出そうな気配ですね。
呉服業界の拡大にはならない?
観光用のレンタル着物が流行っているとしても、それが呉服市場の拡大には直結しないと専門家はいいます。
理由は、レンタル着物は安価な合成繊維製のものがほとんどだからです。
ただ「着物への関心自体は高まっているので日常で和服を着る人が増えている」と日本芸能史の専門家大内先生は話していました。
「洋の方が価値が高く和の方が低い」という価値観も変わってきたのかもしれません。
洋装も和装も衣服です。
自由に楽しむといった感覚でファッションとしての着物がより広まっていくのではと最近思います。
着物姿の女性をどうほめる?ほめ方の例/きもの姿の日本女性をどうみてる?まとめ
コロナ禍が終わり、日本へ訪れる外国人観光客が以前のように増えてきました。
日本の文化のひとつ着物は、さらに注目度があがるかもしれませんね。
戦前までは女性の多くはまだ着物を着ていた日本。
明治以降の激動の時代を経て150年間で、日本人の洋装もこなれてきた(文化学園大学の植木淑子教授、服飾史)のです。
着物を楽しむのは何も若い人の特権ではないので、タンスに眠っているきものをお持ちの方、袖をとおしてみてくださいね!
自分の新たな魅力を見つけるかしれませんよ。
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