◆着物生地からリメイク(座布団型)
お手玉で子供のころに熱中して遊んだ体験をお持ちの方は多いはず。
余り布で手縫いで簡単にできるのもいいですよね。
お手玉には「座布団型」と「たわら型」がありますが、
遊びやすさは「座布団型」ではないでしょうか。
お手玉のよいところは、
- ひとりでも数人でも楽しめ勝負もできる
- お手玉が落ちるたびにいい音がする
- 握ったときの感触がいい
- 歌いながらできる
最近では認知症予防にも使われている
ようですし、大人こそお手玉が必要なのかも。
作り方とともに、おすすめの中身や大きさを詳しくお伝えします。
座布団型お手玉を作る方法
座布団型のお手玉は、四方を合わせて縫うので、四合わせ=しあわせ=幸せに通じますね。
扱いやすく遊びに適した「座布団型お手玉」、さあ作ってみましょう。
必要なものは、中身とほんの少しの余り布。
生地の色の組み合わせを考えて、楽しみながら作ってみまましょう。
お手玉の作り方(座布団型)用意するもの
<用意するもの>
- 4.5センチ×9センチの布を四枚
- 縫い針
- 糸
- 糸切りばさみ
- お手玉の中身
お手玉の中身、おすすめの中身と量
お手玉の中身は、落ちたり握ったときに、心地よい音がするものがよいですね。
<おすすめの中身>
- 小豆
- トウモロコシ
- 数珠玉
- プラスチックペレット
中身の量は一つあたり30~50グラムがおすすめ。
そのほかには、乾燥していて虫がつきにくいものならなんでもOKです。
座布団型お手玉の作り方
では座布団型お手玉の詳しい作り方です。
1)布を表に向け並べる
◆印がついた四枚の布
写真のように布を表を向けて並べ、5ミリの縫い代で、ア⇒イ⇒ウ⇒エの順に縫います。
縫い始めと縫い終わりは、ひと針返して縫います。
2)同じ印同士を縫い合わせる
◆アとアを縫い合わせる
中表にして、アとアを縫い合わせます。
◆イとイ、ウとウ、エとエを縫い合わせる
同じように、イ、ウ、エまで縫い合わせます。
3)引き続き印を合わせて縫う
引き続き同じ印同士を縫い合わせ、一箇所だけ縫わずにあけておきます。
◆一か所残して同じ印を縫う
一辺だけ縫い残してあります。
4)表に返して中身を入れる
これを表に返して、空いているところから中身を入れます。
中身を入れるには、紙をろうと状の筒にして流しこむと、入れやすいです。
◆紙ろうととじょうご
調理用品のろうと(じょうご)があれば、中身をこぼすことなく入れられ便利。
5)縫い閉じて完成
◆縫い閉じて完成
中身を入れたら、縫い閉じます。
完成です。
通常サイズと見本を比べると
◆通常サイズと見本の見比べ
左が通常使うサイズの4.5センチ×9センチの布で作ったお手玉
。
右が見本で9センチ×18センチの布で作りました。
並べると、このように大きさがかなり違いますね。
一辺の長さを倍にしたのですが、見本のものはとても遊びには使えません。(^^;
扱いやすいお手玉サイズについて
◆扱いやすいサイズのお手玉5つ
遊びで使うのに一番いいサイズだと思うのが、「4.5センチ×9センチの布」のサイズです。
このお手玉の中身は乾燥トウモロコシです。
これは着物生地をリメイクしたもので、手触りがよくちょっと置いて飾るにもいい感じです。
でも本格的にお手玉を使って遊ぶなら、適度な厚みの木綿の生地がおすすめです。
ということで、丈夫な木綿布のお手玉も作ってみました。
木綿の生地で作った座布団型お手玉・プレゼントにも
◆木綿生地のお手玉
小さな孫にプレゼントした、木綿の座布団型お手玉です。
◆巾着袋に入れてプレゼントに
洋服地で作っています。
お揃いの巾着袋も作りました、使ってくれるかな?
ミシンを使う縫い方
手縫いで紹介した部分をミシンを使って縫えばさらに早く出来上がるでしょう。
ただし、最後に縫い閉じるところは手縫いになりますね。
また着物のリメイクなどで絹の生地を使うときは、手縫いの方がきれにできると思います。
お手玉 作り方 座布団型/簡単手縫い/中身は/ミシンもOK/画像あり・まとめ
遊びに使いやすいお手玉は、「4.5センチ×9センチ」の布で作るサイズ
。
着物生地を使い、飾りものにしても。
遊ぶなら木綿の普通の厚みの生地が適しています。
大人の遊びの一つに加てもいいですね。
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