いしきあて(居敷あて)の作り方取り付け方/詳しく解説(画像の順)
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いしきあて(居敷あて)の作り方取り付け方/詳しく解説(画像の順)

いしきあて(居敷あて)の取り付け方法を詳しく解説・作り方も

「いしきあて(居敷あて)」は、着物のヒップの生地や縫い目を保護するものです。

 

着物での立ち座りの動作で、ヒップ付近は大きな力がかかります。

 

そのため生地や糸に負担がかかり、弱りやすいです。

 

そこであらかじめ別の布=「いしきあて」を裏側に取り付けておき、着物の傷みを防ぎます。

 

ここでは「いしきあて」の作り方と取り付け方を詳しく説明しますね

 

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いしきあて(居敷あて)に適した布と着物

 

「いしきあて」には、きものより薄い生地で木綿の薄手の白生地が適しています

 

着用したときに表側への影響がないなら、色がついていても構わないでしょう。

 

ウールの着物には余り布を取り付けてもよいです。

 

 

いしきあて(居敷あて)をつける着物の種類

 

取り付ける着物は頻繁に着る普段用の着物が中心です。

 

主に裏地のない着物に取り付けます。

 

<「いしきあて」を付ける着物の種類>

 

  • ひとえの絹きもの
  • 木綿きもの
  • 麻きもの
  • ウールきもの
  • 浴衣

 

またよく着る長じゅばんに取り付けるのもよいです。

 

 

いしきあて(居敷あて)の取り付け方

 

では「いしきあて」を取り付ける方法を詳しくお話します。

 

 

取り付けの作り方取り付け例

 

いしきあての取り付けで新モス紹介

 

取り付けに使う生地は、「新モス」と呼ばれる綿100%の生地を使用しました。

 

「新モス」は晒(さらし)より生地の目が細かく薄手の生地です。

 

新モスにはカラーもあります。

 

いしきあての取り付けで新モス紹介・ラベル

 

新モスのラベルです。

 

幅35センチほどで長さが21メートルほど(約2,000円)。

 

10メートルくらいのものもあります。

 

 

<いしきあて出来上がりサイズ>

  • たて40センチ、横33センチ(目安です)

 

※幅はミミなのでそのまま、上下の縫い代がそれぞれ2センチ必要

 

※ ここではわかりやすいように、赤い縫い糸を使っていますが、実際には着物の地色と同じ色の縫い糸にしてください。

 

 

「いしきあて」の作り方

 

下準備をして、「いしきあて」を作成します。

 

次の5つのステップでできあがりです。

 

  1. まず縫い代分の長さを含めて布を断つ
  2. 軽く水洗いしてアイロンを当て縮み防止
  3. 布のミミになっているところは1センチ折り曲げ、断ち切ったところは1センチの三つ折りに
  4. 上の左右の角は角を少し折りこむ
  5. 下端は三つ折りにして縫う

 

取り付け位置の確認

 

次に取り付け位置を確認します。

 

「いしきあて」の上端が腰骨のあたり、そして下端がひざ上10センチのところが取り付け位置です。

 

目印になるよう糸印をつけるなどしておきます。

 

 

「いしきあて」取り付け開始

 

まず着物の裏を出して始めます。

 

この例はウールの紫色の着物です。

 

いしきあての取り付け・背中心を縫い付けたところ

 

「いしきあて」の中央を、着物の背縫いの縫い代の1〜2ミリ右にして待ち針で留めます。

 

そこを上から下まで縫います(縫い代と「いしきあて」を縫いとめます)。

 

 

いしきあての取り付け・下端の中央のところ

 

「いしきあて」の下端の中央のところです。

 

縫い始めと終わりは、しっかりと取り付けてください。

 

そして「いしきあて」の周囲を、表側に糸が見えないように縫い留めます。

 

表生地には1〜2ミリの針目がでるくらいの、小さい針目にします。

 

 

「いしきあて」の右の角のところ

 

いしきあての取り付け・右上の角のところ

 

「いしきあて」の右上の角のところの様子です。

 

いしきあての取り付け・右下の角のところ

 

居敷あての右下の角のところの様子です。

 

 

縫いにくい場合はこの方法でも

 

縫いにくいということであれば、糸が「いしきあて」側に出るように縫ってみましょう。

 

これなら縫いやすいと思います。

 

いしきあての取り付け・左側部分を「いしきあて」側に糸を出して縫いました

 

左側部分を、糸が出るように縫いました。

 

いしきあての取り付け・左側部と上部を「いしきあて」側に糸を出して縫いました

 

左上の角のところと左の上部も、糸を出す縫い方で縫い付け方ました。

 

 

「いしきあて」取り付け完了

 

いしきあての取り付けが完了しました

 

「いしきあて」の取り付けが終わりました。

 

 

いしきあて(居敷あて)の作り方取り付け方/詳しく解説(画像の順)・まとめ

 

「いしきあて」は着物のヒップの生地や縫い目を保護するもの。

 

着物より薄い生地で、木綿の薄手の白生地がおすすめ。

 

いしきあての上部の角は折り曲げておくとおさまりがよいです。

 

  • 「いしきあて」があると、着物のヒップのカーブが付きにくいのもよい点です。
  • 特に麻の着物にはぜひ取り付けたいです。
  • 「いしきあて」があるからといって同じ着物を着るのではなく、2〜3日休ませるようにした方が着物が長持ちしますよ。

 




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