節分(豆まき)の作法・恵方巻き・方角

節分(豆まき)の起源とやり方・2018年は南南東・恵方巻の由来

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節分(豆まき)の起源とやり方・2018年は南南東・恵方巻の由来

節分豆まきのイラスト

「節分」は豆まきをして鬼(邪気)を追い払い、福を呼び込み、無病息災を願う行事です。

 

保育園などでは、鬼に扮した大人が子供たちをおどかすも、豆をぶつけられて退散する、子供たちにとっては怖くも楽しい行事ですね。

 

一般的には「鬼は外!福は内!」と威勢よく掛け声をかけて、歳の数だけ豆をいただく行事でしたが、現代では「恵方巻」なる太巻きずしを食べるのも定着しています。

 

ではこの節分って、どうして2月の初旬に行うの?

 

なぜ恵方巻を食べるといいの?

 

そんな疑問を解いていけば、子供と楽しみながら家族の健康を祈り守っていけるかと思います。

 

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節分(豆まき)の起源

 

まずは「節分」の意味をみてみましょう。

 

「節分」は季節を分けるとかき、季節が移り変わる節日を指しています。

 

立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日に、1年に4回あるのが節分です。

 

日本では立春は1年のはじまりとしてとくに尊ばれていたので、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていきます。

 

昔季節の変わり目には「邪気が入りやすい」と考えられていました。

 

その邪気を払って福を呼び込むために、宮中で追儺(ついな・難をおいやる)の行事が行われていました。

 

室町時代以降になると、豆をまいて悪鬼を追い出す行事へと発展し、民間にも定着していったという経緯があります。

 

 

「鬼が邪気」というのはどうして?

 

鬼を邪気として追い払うのは、鬼(おに)が「陰(おん)」に由来していて、陰(おん)は目に見えない邪気を指しているためとされています。

 

また鬼は「隠人(おんにん)」が変化したものだという説も有力です。

 

隠人(おんにん)は隠れた不運な出来事つまり、自然災害や飢饉、流行病など人の力ではどうすることもできない不幸のことで、それは鬼のしわざだと考えられていたためです。

 

「邪気そのものである鬼を退治し、福を家に呼び込みたい」そうした願いを込めたものが「豆まき」です。

 

 

「豆まき」のやり方

節分の鬼お面と豆まき用福豆

 

では邪気である鬼を退治する豆まきのやり方は、どうやるのでしょう?

 

豆まきそのものは各家庭に伝承されているやり方が身近で正しいと思いますが、分からないという方は。。。

 

 

一般的な豆まきの方法

 

鬼(邪気)は夜中にやってくるとされていますから、夕食後に家族がみなそろってから一斉に豆まきをします。

 

<家中から鬼(邪気)を追い払う豆まきのやり方>

 

  1. まず家中の窓と玄関を開けます。
  2. 家の主が玄関から遠い方の窓から大きな声で、窓ひとつずつに向かって「鬼は外」と言っては豆をまきます。
  3. 窓全部にまいたら、最後に玄関に向かって「鬼は外」といって豆をまきます。
  4. そしてすぐに窓と玄関を閉めます。
  5. そのあとすぐに「福は内」といって奥から順に玄関まで「福は内」といって部屋に豆をまきます。

 

口上やその回数、まき方には様々な地方色があります。

 

豆まきが済んだら、無病息災を願って歳の数だけ豆をいただきます

 

歳は満年齢だったり、プラス1をした数え年だったり、地方によって違いがあります。

 

 

豆まきの豆は大豆?それとも落花生?

節分の福豆(升にはいった炒った大豆)

 

落花生にしても大豆にしても、豆まきに使う豆を「福豆」と呼びます

 

節分の豆まきに使う豆は、関東以北では落花生が主流で、関東以南は大豆が主流です

 

落花生なら拾い集めてから食べることができ、散らばっても集めやすいからということのようです。

 

保育園や小学校で行われるときは落花生をまくことが多いようですね。

 

一方関東以南では大豆ですが、生でなく炒った豆を使います

 

炒った豆を使うのはなぜか

 

豆が生だと目が出でしまうことがあり、「目が出るのは縁起が悪い」とされているためです。

 

また「炒る」は「射る」にも通じ、悪魔の目(魔目)を射ることで「魔を滅する」(魔滅)ことができるからと考えられています。

 

そういえば市販の豆まき用の豆は、みな炒ってありますね(中部地区なので落下生も入り大豆も両方この時期売られています)。

 

 

節分のとき「恵方巻き」を食べるのはなぜ?

 

「恵方巻き」というのは、節分の日に恵方を向いてだまって一本丸かぶりする太巻き寿司で、縁起がよいとされています。

 

節分(豆まき)の日に特別な食事をする習わしはありませんでした。

 

しかしいつごろからか(10数年前?)太巻きずしを食べる家庭が増えてきました。

 

このとき食べる太巻きずしを「恵方巻き」と呼んで、「その年の恵方に向かって無言で一本食べる」とされています。

 

節分の日の食事の太巻き寿司用の海苔

 

 

恵方巻の起源

 

恵方巻きを食べるようになったのは諸説ありますが、大阪で節分の日に巻きずしを食べる習慣が以前よりあったこと(大正時代)、大阪の海苔業界が戦前に「恵方巻を食べると幸運に恵まれる」としたチラシがあること。

 

また1970年代コンビニ業界などの関係業界が主導して、海苔の販売促進を狙って宣伝を大々的に行ってきたこと。

 

1980年代に別のコンビニでも宣伝を行うようになり、全国にひろまるきっかけとなっていった。

 

というような流れがあります。

 

恵方巻の別名

 

今では「恵方巻き」と称されている太巻き寿司ですが、以前は「丸かぶり寿司」「幸運の太巻寿司」「節分の巻きずし」などとして販売されていました。

 

縁起のよさ、無病息災の節分行事としてかんがみると、「恵方巻」「幸運の太巻き寿司」の二つでこれからも受け継がれていきそうです。

 

さて、「恵方巻き」の「恵方」とはいったどういう意味でしょうか。

 

 

恵方巻きに隠された意味

 

「恵方」とは「縁起のいい方角」のことで、「南南東」とか「北北西」とかの方角で表します。

 

毎年恵方は変わり、2018年の場合は「南南東の方角」が恵方になります

 

恵方とはその年に「歳徳神(としとくじん)という神様」がおられる方角で、この神様は幸運や金運を司る神様で、毎年居場所を変えるとされています。

 

そのため、黙って恵方をむいてまるかぶりする、といっても心の中では、幸運や金運の具体的な願いを唱えながら、恵方巻きをいただいているわけですね。

 

 

恵方はどう変わるか

 

近年の恵方はこのようになっています。

 

2016年(平成28年)2月3日・南南東

 

2017年(平成29年)2月3日・北北西

 

2018年(平成30年)2月3日・南南東

 

2019年(平成31年)2月3日・東北東

 

2020年(平成32年)2月3日・西南西

 

この後はこの順序を繰り返していくことになります。

 

(恵方の決め方は、十干(じっかん)という暦に基づいて決められています。それによると恵方とされる方角は16方位中、4位だけで、東北東、西南西、南南東、北北西の4種類(4位)だけです。)

 

 

〜〜〜ここからは余談です〜〜〜

 

どんな恵方巻を買おうか、いやつくろうかと毎年悩んでしまいますね。。。

 

 

豪華な恵方巻き具は何にする?

 

恵方巻きには多くの種類がありますね。

 

スーパー・デパート・コンビニに、お店独自の工夫で他種類の太巻き寿司が販売されています。

 

これを一本丸かぶりするには、とても体力的にムリ!と思えるものもあり、子供には細くて完食できそうなもの、お父さんには大好きな海鮮類がたくさん詰まったものをなどと選ぶことができます。

 

太巻き寿司といっても、太さもマチマチ、ネーミングも様々で、お店の独創的なネーミング付けも面白いです。

 

大手スーパーのもので「七福神巻き」なる恵方巻きが売られていたときは、中身をじっくり観察。

 

具材の一つ一つに神様があてがわれていたのにはクスっときました。

 

海鮮以外にも鶏肉・牛肉などを煮込んだもの、穴子をどっさり巻いたもの、トンカツが巻かれているものなど工夫があります。

 

この頃の恵方巻は、好きなもの、巻きずしとして相性がよいものであればなんでも巻いてOKみたいですね。

 

そうであれば、自宅で家族の好む太巻き寿司を作れば、オリジナル太巻き寿司でパーティ気分というところでしょうか。

 

 

節分(豆まき)の起源とやり方・2018年は南南東・恵方巻の由来のまとめ

 

節分(豆まき)は鬼(邪気)を追い払い、福を呼び込み、無病息災を願う年中行事です。

 

夜家族そろって、炒り大豆または落花生を「鬼は外」と空いた窓にむかって投げ、窓をしめたら「福は内」といって部屋にまきます。

 

その後豆を歳の数だけいただきます。(落花生は殻ひとつで一個と数える)

 

近年では太巻き寿司の「恵方巻き」をいただく習慣が広まっています。

 

恵方巻きの具材は海鮮以外にも好みのものを何でもOKという時代に。

 

2018年の恵方は「南南東」、恵方を向いて黙って願いを込めて一本食べきるのがよいとされています。

 

恵方の神様は幸運と金運の神様です。縁起のよい行いで健康な日々を過ごせますように。

 

余談ですが、家の外に追いやられた鬼たち、いったいどこへ行くのでしょうね?

 

そんなことが心配になっていたのですが。。。

 

ちゃんと鬼を改心してくれるところがありました!

 

鬼たちは改心させられた後、なんと「福の神」となってまた全国に送り出されるそうなのです。

 

よかったよかった。

 

追いやられた鬼を歓迎してくれるのは、奈良県吉野町の「金峯山寺(きんぷせんじ)」。

 

ここでは、「福は内、鬼も内」 と唱える鬼の調伏式が行われます。

 

とっても珍しい節分会の行事ですね。

 

火の祭典とともに、金峯山寺本堂蔵王堂で盛大に営まれています(毎年2月3日)。

 

節分会 鬼火の祭典 平成30年2月3日(土)




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