七五三のお祝いで、神社に参拝する際の、参拝の作法です。
参拝やご祈祷を気持ちよくすすめる手順として紹介しますね。
本殿で神職の方から、ご祈祷やおはらいを受けたりすることを、「正式参拝」・「昇殿参拝」ともいいます。
参拝の最初のステップ・予約
神社にあらかじめ祈祷(きとう)の申し込み、予約をしておきます。
小さ神社、あるいは大きすぎる神社では、当日受付という場合もありますからその点を確認。
当日は「初穂料」を用意していきます。
「初穂料」の設定がされている場合もありますので、予約のときに確認しましょう。
参考までに体験談を⇒「七五三の「初穂料」「ご祈祷料」神社へのお礼はいくら?」
神社はクレジットはないので、おつりのないように現金を用意します。
当日神社参拝の進め方
当日は相応しい服装で、時間に余裕をもって出かけましょう。
神社へついてからの作法を紹介します。
- 鳥居をくぐるときは軽く会釈し、神様に敬意をはらう
- 参道は中心をさけて歩く(参道の中心は神様が歩かれるところ)
- 途中に「手水舎(ちょうずや、てみずや)」があるので手と口を清める
手水舎(ちょうずや、てみずや)」の作法
手水舎での作法を覚えておくとよいですね。
- まず右手に柄杓(ひしゃく)を持ち、水を受けて左手を清める
- 柄杓を左手に持ち替えて、右手を清める
- 再び柄杓を右手に持ち代え、左のてのひらで水を受けて口をすすぐ
- 左の手のひらを清める
- 最後に柄杓を縦にして、柄の部分に水を流して清める
- 元の位置に柄杓を伏せて置く
申し込みからご祈祷まで
予約をしてある場合は、社務所に声をかけます。
当日申し込みは、必要事項を記入して、ご祈祷料をおさめます。
本殿に上がる際は、軽く会釈をして上がり、着席して静かに待ちます。
ほかの家族と一緒に拝殿する場合は、神職の方の指示がありますので従ってください。
御祈祷の流れについて
祝詞(のりと)が終ると玉串が手渡されるので、祭壇の前に進みます。
右手に根左手に中央あたりを持ち、右に回転させて根を自分に向けてから、また右に回転させて根を祭壇に向けます。
そして玉串を祭壇にささげ、一歩さがって姿勢を正します。
次に二礼二拍手一礼の作法をします。
深く二回おじぎをし、胸の前で拍手を二回(拍手のことをかしわでともいいます)そして一回おじぎをします。
そして席にもどります。
本殿から出る際は、入るときと同様軽く会釈をします。
鳥居をくぐるときも、神殿方向に会釈をしてから出ます。
七五三の神社での参拝方法、どのようにご祈祷はすすむの?まとめ
参拝方法は、堅苦しく考えなくても大丈夫です。
何かを間違えても、特に問題はありません。
わからないことは社務所で尋ね、疑問を解消しておきましょう。
大きな神社は、何家族か何人かをまとめてご祈祷するので、指示に従えばよいです。
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