神社やお寺でひく「おみくじ」、多くの人はおみくじを引いたら、結んで帰りますよね。
その理由はいったいなぜでしょう。
大吉とか良いみくじが引けると、結ばずに持ち帰りたくなってしまいますが、持ち帰るっていけないのでしょうか。
引いたおみくじの順番や、結ぶ場所など気になっていることを調べてみました。
おみくじは結ぶ?結ばない?どっちが正解?
◆おみくじ 大吉と半吉の二種類三枚
さて、おみくじを引いたら結ぶものと考えている人が多いですよね。
え?違う?
「大吉」とか引いたら、嬉しいから誰かに見せたくなりますね。
またはその嬉しいお知らせを、家に飾っておきたい・お守りにしたと考える人もあるかもしれません。
そこで、おみくじは結ぶのが正解かどうか。。。
結論は「結んでもよいし結ばなくてもよい」です。^^
おみくじを結ぶ理由は神様とのご縁を結ぶため
おみくじは神社などの木に結ぶならわしがあります。
それは吉凶を占ったものは神様のご意志であり、神様とのご縁を結ぶためです。
運勢がよければもちろん嬉しいですから、神様とのご縁を強く結びたいものですね。
おみくじを結ばなくてもよい理由で判明!
神様とのご縁を結ぶおがおみくじとはいうものの、「おみくじを結ばない」のも問題ありません。
おみくじを結ばなくてもよい理由は、
神社境内の木の枝に結んで帰る習わしもありますが、持ち帰っても問題はなく、引いた「おみくじ」を充分に読み返し、自分自身の行動に照らし合わせてみたいものです。
と神社本庁のホームページに「おみくじについて」の見解がかかれています。
すぐに結んでしまうと頭に残らないですもんね。
充分読み返して考えや行動をかえりみる参考にするのはよいですよね。
またおみくじの創始者の「元三大師」の観音籤(かんのんくじ)の考えが元祖のようです。
◆名古屋 万松寺のおみくじについて
持ち帰るか、このおみくじ掛けにかけるか、どちらでもよいと。
また凶とでても、利き腕の反対の手で結ぶことで吉へと転じるのだそうです!
持ち帰ったおみくじはどうすればいい?保管とその後
結ばずに持ち帰ったおみくじは、お守りのように大切に扱いたいもの。
なにしろ「神様のご意志」として受け取ったものなのですから、ぞんざいにはできませんね。
- お財布の中にいれておく
- 神棚のそばに保管する
- 机にしまっておく
などして、大切に扱いたいものですね。
おみくじの内容を十分そしゃくした後は「お炊き上げ」をしてもらうのがよい方法です。
引いた神社の古札を納めるところへ、または近くの寺社仏閣でお炊き上げしてもらうのがベストです。
それができないときは、お塩をふって清め、白い紙につつんで処分をしてください。
おみくじは何のためにあるのか
最初に、おみくじは何のためにあるのでしょう。
神社やお寺にある「おみくじ」は、「神様の意志を占うもの」 とされています。
神様の意志により個人の吉凶を占うことができる「くじ」がおみくじです。
おみくじには喜ばしい「大吉」から「大凶」までいくつもくじがあり、良しあしをつい判断しがちです。
運勢を占うとはいえ、吉凶をそのまま受けとるでよいのでしょうか。。。
古くは国や重要事項を占うものだった
現在は個人の吉凶をを判断するものになっているおみくじですが、
古くは国の祭政に関する重要な決定事項を占ったり、後継者を選ぶときに用いられたようです。
それが今では、大吉とでればまるで大当たりしたかのような喜びようですね。
確かによい兆しには違いありませんが、手放しで浮かれていいというものでもなさそうです。
そこで、おみくじの順番についてもおさえておきましょう。
おみくじの順番は
おみくじの内容は7種類のものが主流で、12種類のものもあります。
内容や割合は特に決まりがあるわけではありません。
寺院や神社によっては凶や大凶を入れないところもありますよ。
一般的な7種類のおみくじの順番
一般的な7種類あるおみくじをまずみてみましょう。
「運勢がよい」とされる方からみてみると、
12種類のおみくじの順番
つぎは、最大の種類の12種類のおみくじの順番をみてみましょう。
おみくじが破れてしまった!凶運になる?
まれに引いたおみくじが破れてしまった、という人がいました。
この件で調べてみたところ、
それって、不運の兆しかも?と不安になるかと思いますが、そうとは限りません。
おみくじは神様からのメッセージで、その内容が最も大切です。
だから、おみくじが破れても運気が下がったり、罰が当たることはないのです。
重要なのは、おみくじに記されたメッセージをしっかり読み取ること。
心配せずに、その内容に耳を傾けてください。
おみくじを結ぶところは「おみくじ掛け」
◆おみくじ掛け
神社やお寺の境内にあるおみくじを結ぶ場所は、「おみくじ掛け」と呼ばれています。
おみくじをひく場所のすぐ近くに用意してあります。
◆おみくじ結び所
ところによっては「おみくじ結び所」または「おみくじ納め所」と表示されていることもあります。
おみくじ掛けの種類
◆縄を張ったおみくじ掛け
大きな神社やお寺にあるおみくじ掛けは、縄をはったタイプが多いです。
柱を立て、その間に丈夫な麻縄や化学繊維の糸がが張られています。
このタイプは、たくさんのおみくじを掛けられ、参拝者がおみくじを結びやすいです。
◆おみくじ掛け 吊るすタイプ
そのほかに、
- 上から吊るすタイプのおみくじ掛け
- 円錐タイプのみくじ掛け
- ハート型のおみくじ掛け
- 樹木に竹筒を渡すおみくじ掛け
などさまざまおみくじ掛けがあります。
◆うさぎの顔のおみくじ掛け(三輪神社)
おみくじを結ぶ場所がないとき
「おみくじ掛け」や「おみくじ納め所」 と指定してある場合はそこで おみくじを結びますが、
場所の指定がなければ、近くの木の枝におみくじを結びます。
◆木の枝に結ぶことも
樹木が傷むのをさけたい神社さんは、必ず指定の場所を設けてあるはずです。
おみくじ 結ぶのはどうして?持ち帰りは?結ぶ場所のことと順番・まとめ
おみくじは結んできてもよいし、持ち帰ってもかまわない。
大吉・大凶などの区別なく、おみくじをひくことで神様とのご縁がつながる。
引いた「おみくじ」を充分に読み返し、自分自身の行動の参考にしていきましょう。
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