◆シルクの深紅のバラ
真っ赤なバラを着物生地のリメイクで作ってみました。
12本のバラの花とみたててのリースです(ダーズンローズ)。
バラの本数によって意味があると知り、調べてみたら12本のバラは「結婚生活の幸せを祈る」という意味だそう。
そこで着物生地からのリメイクで、娘の結婚式にむけて作ってみました。
薔薇の本数に意味がある
◆12本のバラの花束
バラの本数に意味を付ける習慣は、主に西洋文化におけるものです。
特にヴィクトリア朝時代のイギリスで、花言葉としての意味づけが発展しました。
この時代には、言葉による直接的な感情表現が控えめであったため、花を通じて感情やメッセージを伝える文化が栄えました。
この文化は後にアメリカや他のヨーロッパ諸国にも広がりました。
12本のバラに関しては、一般的に「永遠の愛」や「完全な愛情」を意味するとされています。
ですが、花言葉やその解釈は文化や地域によって異なることがあり、同じ花であっても国や文化によって異なる意味を持つことがあります。
私が深紅のバラの花をリメイクで作ろうと思ったときに調べた言葉の意味は、「12本のバラは結婚生活の幸せを祈る」という意味で知りました。
薔薇12本のそれぞれの意味
結婚式の人前式や披露宴で、新郎が新婦に12本のバラを渡し、その場でプロポーズするという演出が人気です。
これらのバラはそれぞれ特別な意味を持ち、感謝、誠実さ、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、そして永遠の愛という結婚生活に必要なメッセージが含まれています。
着物からのリメイク・シルクの深紅のバラ
◆赤い道行コートからバラの花にリメイク
鮮やかな赤の着物の道行きコートを、バラの花にしてリースにしました。
コートの生地なので、目がつまったしっかりつまっています。
12本作って、リースになるよう並べてみました。
リメイク中もなんだか幸せな気分になってきました。
ひとつ二つでもけっこう存在感があるなと感じます。
着物のやわらかい裏生地(シルク)でバラを作ってみたら
◆試作中・胴裏や八掛のやわらかい生地で
真っ赤な生地を見つけるのに苦労しましたが、バラの花はバランスさえよければどんな色のものでも、それなりにかわいらしくなります。
一番最初の試作は、胴裏の薄い白で行いましたが、それも見た目は豪華になったので、「さすが着物生地!」です。
シルクのしなやかな光沢が、どんな生地にも負けない華やかさを生み出します。
こちらで作り方を紹介しています。
底を縫うところまでで形はできあがるので、お試しくださいね。
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