着物のときの所作と立ち居振る舞い・たもとや裾が長いので気をつけたいこと

着物のときの所作と立ち居振る舞い・たもとや裾が長いので気をつけたいことまとめ

着物のときの所作と立ち居振る舞い・たもとや裾が長いので気をつけたいことまとめ

着物のときの所作と立ち居振る舞い・たもとや裾が長いので気をつけたいこと

着物をきたときは、洋服とは違う気遣いが必要になってきます。

 

なぜなら、きものは洋服の構造と全く違った衣装であるからです。

 

着物(和服)は、袖のたもとが長く、足首あたりまで裾が長い、帯の結びが後ろ側にあることなどの特徴があります。

 

そのため洋服のままの動作や振る舞い方では、不都合がおきやすいです。

 

洋服のような動きやすさがないため、慣れないうちは不便を感じることもあります。

 

ただあまり堅苦しく考える必要ありませんよ。

 

洋服との違いを意識して、着物での所作やふるまい方が自然にできるようになればよいのですから。

 

では詳しくお伝えしますね。

 

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「たもとが長い」着物のときの所作

 

着物は「たもとが長い」ですね。

 

袖のたもとは、短い着物でも45センチはあります。

 

長いものですと50センチ以上、振袖(成人式などに着る)は1メートルを超えます。

 

そんな着物の袖を扱うのですから、うっかりすると汚したりひっかけたりします。

 

特に注意が必要なのが、飲食をするときです。

 

 

「たもとが長い」飲食のときの所作・注意点

 

飲食・立ち居振る舞い所作

 

着物を着ていて食事やお茶をいただく機会があります。

 

このときにたもとの長さを意識しなかったことで、失敗や災いが起こりやすいです。

 

たとえばこんな失敗(そそう)をしてしまったという例です。

 

食事の際の失敗例

 

  • スープにたもとを浸してしまった
  • コップに引っ掛けて倒してしまった(中身が全部こぼれてしまう)
  • 調味料を取るのに腕を伸ばし、ひじから手首まで丸見えで周囲の視線をあびた
  • お皿の料理にたもとがついてしまったのに知らずにいてひんしゅくをかった

 

ヒヤッとして「キャ!」と声が出てしまうこともあるかもしれません。

 

管理人も着物で出かけるようになって初めのころは、ヒヤッとする瞬間を何度も経験しました!!

 

オレンジジュースの入ったほっそりしたグラスを、たもとにひっかけて倒してしまったこときは「あちゃ〜〜」と変顔になってしまいました。

 

たもとが汚れなかったのは幸いでしたが、お店の方にご迷惑をおかけしてしまいました。

 

こういった「そそう」は和やかな雰囲気を壊してしまいますし、後々まで後悔が残ります

 

洋服のときにはあり得なかったことが、着物のときには起こりえます。

 

そこで、食事やお茶のとき、そそうのないようにするためにこんなことを注意してください。

 

 

たもとで「そそう」をしない注意と所作

 

たもとが長いためにおこる「そそう」ですから、たもとが動かないようおさえておくとよいわけです。

 

食事中腕をのばしたとき、袖がテーブルの上にきて、お皿やグラスに当たらないように、もう片方の手で必ず袖口付近をおさえます。

 

袖口をもう片方の手でつまみ、袖口から腕がにょきっと出てしまわないようにすることと同時に、たもとを押さえるようにしてものをとる。

 

こうすれば、テーブルの上をたもとが引きずりません。

 

またこのような所作をするにしても、手近なものだけに腕をのばすようにして、遠くのものまでムリに取るようなことはやめましょう。

 

遠くのものが欲しいときは、近くの人に頼んで寄せてもらうようにします。

 

男性が着物を着たときも、同じです

 

たもとの長さに慣れ、無意識にできるようになるまでは、出掛けるときに「たもとに注意」とか言って意識してから、お出かけされるといいでしょう。

 

  • 食事のときは手でたもとをおさえて、テーブルの上を引きずらないようにします。
  • 遠くのものは無理してとらない、とってもらう。
  • 男性が着物を着たときも所作は同じ。
  • たもとの長さに慣れるまでは出かけるとき自分に言いきかせると忘れにくい。

 

 

「たもとが長い」公共の乗り物に乗車するときの所作

 

着物のときの所作と立ち居振る舞い・電車の車内

 

電車やバスなど公共の乗り物にのったときも、「たもと」があることを意識して乗った方がよいです。

 

込み合っていて立つ場合は、つり革を避けて支柱のようなものにつかまる方がよいでしょう。

 

つり革につかまるとひじの上まで見えてしまうこともありますし、天井からのつり革ではさらに腕が丸見えのことも。

 

肌がむき出しになると冬は寒いですし、夏であっても見た目が見苦しいものです。

 

基本的に腕は見えないように所作をするのが、着物の着こなし方です。

 

見えても手首から10センチほどまでにするのが美しく着こなすコツです。

 

これは浴衣を着るときも一緒で、肘や二の腕が見えるような動作は避けたいものです。

 

吊皮や支柱につかまるときも肘が丸出しにならないよう、もう一方の手で袖口をつまんでおくのが美しく見える所作です

 

着物でお出かけするときは、込み合った時間帯をあらかじめ避けるようにする、

 

手荷物を小さくコンパクトにまとめるようにして、電車やバスでの移動をスムーズにできるよう心がけましょう。

 

  • 電車・バスで吊皮や支柱につかまるときは、肘が丸出しにならないよう、もう一方の手で袖口をつまんでおく。
  • 基本的に腕は見えないようにしますが、見えても10センチくらいまでを心がけて。
  • できれば混雑する時間帯をあらかじめ避ける。
  • 手荷物は小さくまとめる。

 

 

「裾が長い」着物のときの所作

 

着物の裾は足首まで、あるいはもっと長い着方もあります。

 

そのため洋服と比べると明らかに「歩きにくい」と感じるでしょう。

 

 

「裾が長い」歩くときの所作・注意点

 

着物のときの所作と立ち居振る舞い・屋外着物の女性

 

着物の裾は、裾へいくほど狭く(つぼまりに)着付けるので、洋服のときのようには歩けません。

 

着物のときの歩幅は、足の幅ひとつ分から+10センチほどになりますので、上品でしとやかな歩き方になります。

 

洋服の人と同じペースで歩くことは難しく、ややおそめの歩行になります。

 

お連れの方が洋服の場合は、着物の私に合わせてもらい、ゆっくり歩いてもらうようにしましょう。

 

ただ、急いでいるときやもっと大股でさっさと歩きたいときなどは、上側の裾が大きくひるがえるので、右手をもものところにあてて裾の乱れを防ぐようにするとよいでしょう。

 

  • 着物のときの歩幅は、「足の幅ひとつ分+10センチ」を目安に歩く。
  • 洋服の人と一緒のときは自分に合わせてもらう。
  • 右手は開けておきももの位置に手をそえて、裾がひるがえるのを防ぎます。

 

 

「裾が長い」椅子に座るときの所作・注意点

 

着物のときの所作と立ち居振る舞い・椅子に座ったとき

 

着物を着ていても、座るときは椅子のことが多いですね。

 

食事のとき観劇のときなど、着物の裾が床にあたって汚れてしまうことがあります。

 

帯結びをつぶさないためには椅子には浅くかけるのがよいのですが、浅すぎるとお尻の下の着物が垂直に垂れて床にあたってしまいます。

 

床にあたると汚れるだけでなく、擦れたりひっかけたりの原因になりますので注意したいです。

 

 

椅子に腰かけるときのおすすめの座り方

 

では椅子に腰かけるときの座り方はどうするといいでしょう。

 

<椅子に腰かけるときのおすすめの方法>

  • 軽く上前を引いて膝に余裕を持たせ、お尻の下から着物をなでるようにして腰かけます。
  • 膝の裏が座席の角になるくらいまで腰かけます。
  • 背筋を伸ばし肩の力を抜いておきます。

 

こうすればお太鼓をつぶすことなく、姿勢よく腰かけることができますし、裾が床に擦れることもありません。

 

振袖や留袖、訪問着など、草履の一部が隠れるくらいに裾を長く着付ける場合は、特に意識して腰かけるようにしてくださいね!

 

 

着物のときの所作と立ち居振る舞い・たもとや裾が長いので気をつけたいこと

 

着物を着たときに、所作や立ち居振る舞いで最も気を使うのが「たもと」と「裾」の扱いです。

 

たもとが長いのが着物の特徴であり、美しさの一つでもあるのですが、飲食の場面ではそそうをしやすくなります。

 

袖口をもう一方の手でつまみ、たもとを押さえるようにして腕を伸ばすようにします。

 

また乗り物で混雑のときは、つり革でなく支柱につかまり、袖口をつまみもつよう心がけます。

 

込み合った時間帯をさける、荷物を小さくするなど配慮したいです。

 

裾が長いのも着物の特徴で、美しいけれど歩きにくくもあります。

 

歩幅が狭いので、時間に余裕をもって出かけたり、連れの人は着物の人に合わせてあげる配慮をしてくれるとよいですね。

 

裾の乱れを防止するため、上前を右手でももの位置で押さえて歩きます。

 

椅子に腰かける際は、軽く上前を引いて膝に余裕を持たせ、お尻の下から着物をなでるようにして腰かけます。

 

背筋を伸ばして背をもたせかけないようにすれば、床に裾がつかずお太鼓もつぶれません。

 

 

お食事の際もお出かけの際も、着物を着たときは背筋を伸ばした姿勢が、美しく見えます。

 

肩の力を抜いて、でもたもとと裾に気をつけて、洋服のときとは違った楽しみ方を満喫してくださいね。

 

 

 

 




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皮膚科医



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