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着物を着るとき必要な小物は?個別に紹介/無駄なくそろえるコツ

着物小物で必要なものは何?

着物を着るときには、洋服とは別のいくつかの小物が必要です。

いったいどんなもの必要かしら?最初は何を用意したらいいの?

そんな疑問にお応えします。

一通り必要な小物を紹介し、説明しますね。

  1. 着物小物グッズ、用途と必要数
  2. 着物小物を無駄なくそろえるには
  3. 着物小物セット購入で注意したいこと

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着物小物グッズ、用途と必要数

きものを着るにあたって、なくてはならない小物についてお伝えします。

着物を着るときの小物類全部

◆お太鼓姿になるとき必要なもの

上の画像は、一般的な着物姿(お太鼓姿)になるときに必要なものです。

補正用のタオル、下着、半襟をつける針と糸も画像にのっていますが、それらは除き、以下のものが必要です。

  • 「腰ひも」
  • 「伊達締め」(それに代わるベルト類)
  • 「帯締め」
  • 「帯揚げ」
  • 「帯枕」
  • 「帯板」

について個別に順に紹介しますね。

「腰ひも」って何?

腰ひも5本並んでいるところ

◆腰ひも

「腰ひも」は幅4~5センチ長さ2メートルほどの紐です。

長じゅばんや着物を着るとき、体に巻き付けてとめるもので必須のものです。

浴衣なら二本、着物なら四~五本必要です。

「伊達締め(伊達巻き)」って何?

伊達締め二本並んでいるところ

◆伊達締め(博多織り)

伊達締めは「だてじめ」と読みます。

腰ひもの上にさらに伊達締めをして、衿元や胴の着物の着くずれを防ぐためのものです。

普通は、長じゅばんに一本着物に一本使います。

画像の博多織のもののほか、ポリエステル素材のもの、暑い夏に適したメッシュもの、

またマジックベルト式タイプもあります。

「着物ベルト」って何?

着物ベルトとコーリンベルト

◆着物ベルト

着物ベルトというのは、腰ひもの代わりに使うベルトです。

画像の左のピンク色のベルトが、一般的に「着物ベルト」と呼ばれます。

衿合わせに使うベルトが右のベルトで、「コーリンベルト」と呼ばれます。

自分のちょうどよい長さに決めてしまえば、その後は調節する必要がありません(長く使うと伸びることあり)。

パチっと留めるだけなので手軽です。

「帯締め」って何?

帯揚げ三本

◆おしゃれ着着物用の帯揚げ

帯締めはお太鼓の着物姿になるとき必要な紐で、組みひもが一般的です。

帯締めによってお太鼓の帯の形が支えられています。

「帯揚げ」って何?

縮緬地の帯揚げ5枚

◆帯揚げ(縮緬ちりめん)

帯揚げはお太鼓枕の紐をおおい、帯の前と脇を飾るものです。

帯締めとともにアクセントにもなります。

お太鼓結びに使う「お太鼓枕」って何?

お太鼓枕三個

◆お太鼓枕

着物姿で一番多く見かけるのが「お太鼓姿」です。

小紋着物 お太鼓 着付け練習 

◆着物のお太鼓姿

お太鼓を形作るとき、背につけて用いるのが「お太鼓枕」です。

一個あればよいですが、厚みの違うものを使い分けてもよいです。

「帯板」って何?

帯締め・帯揚げ・帯枕・帯板

◆帯締め・帯揚げ・帯枕・帯板

「帯板」は帯の前側に入れて、すっきりとみせるものです。

着物小物を無駄なくそろえるには

着物を着るときには、以上のような小物が最低必要になります。

これらを無駄なくそろえたいと思ったら、セットになっているものを求めるのがよいでしょう。

ただ呉服店・和装品店によって、セットの中身に違いがあります。

お店の人によく聞くか、着物をよく知る人と買い物に行くのがおすすめです。

着物小物セット購入で注意したいこと

着物小物のセットには、「帯締め」「帯揚げ」は含まれません

そのほか注意してほしいこととして、

  • 「伊達締め」が入っていないかもしれないこと
  • 「衿芯」が入っていないかもしれないこと

ない場合は個別に購入することになります。

着物を着るとき必要な小物は?個別に紹介/無駄なくそろえるコツ・まとめ

着物姿になるには、小物の用意も必要なので紹介しました。

無駄なくそろえるには、初めは「小物のセット」を購入するのがよいです。

セット内容が浴衣用という場合もあるので、着付けがうまくなるにしたがって買い足していけばよいでしょう。

個別の小物の詳しいことは、別のページでお話ししていますので参考にしてくださいね。

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プロフィール
この記事を書いた人
きらこよしえ

着付け師範として着物着付け教室を運営。簡単着付けの2部着物など考案、雑誌に取り上げられたり、着物用下着など監修者。温泉好きでスーパー銭湯や温泉巡りでドライブ旅行趣味。温泉ソムリエ資格取得。旅系ブログna58.net YouTube運営。

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