2016年(平成28年)の浴衣も、トレンドは昨年とほぼ同じような傾向(レトロでモダン)があるということなのですが、これは全体としての流れをざっくり表現したもの。
おしゃれに敏感な女性にとっては、こんなありきたりの話ではつまらないので、きっとご自分で納得のいく浴衣をじっくり選んでいらっしゃると思います。
いくつものブランドがある浴衣業界ですが、手の届きやすい価格でありながら、品格のある浴衣を打ち出してきたなと目を見張ったのが「イオン」さんのオリジナル浴衣です。
私の住むあたりは「イオン」さんの大型店舗が多いのですが、先日オリジナル浴衣を展示してあるブースがありました。
まだ大々的販売シーズンの一歩前というところで、数は少ないのですが力を入れているなと感じました。
それは着物好きならみな知っている「伊勢型紙」を基本にしたデザインでした。
特にこの金魚柄が目にとまりました。金魚がゆったりと泳ぐ姿、そして水玉が白地に映えてとても涼し気です。
下の写真の左側は、白地に大輪の花火、右も白地で、縦線がランダムに入って大きさの違う水玉がデザインされています。
伝統から継承される芸術性を、現代に蘇らせる「伊勢型紙」
伝統があり格式のある約30,000枚の伊勢型紙の図案の中から、夏を季語にした数十枚を厳選して、これらの図案をもとにしてオリジナルの浴衣を作成したそうです。
柄がいいですね!格調高く華やかに装うのに最適な浴衣です!
地色は白のほかに、水色、濃紺、グレー、茶などもあり、いずれもとても涼し気な仕上がりになっているようです。
帯は作り帯がセットになっているので、コーディネートで迷うことがなくていいですね。
このデザインなら幅広い年代の方に、気にいってもらえるんじゃないかと思います。
今年もたくさんの浴衣美人さんが誕生するのでしょうね。
伊勢型紙からできたイオンのオリジナル浴衣2016、ずっと続いてほしいステキな浴衣です。
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