今日から、着物と長襦袢、名古屋帯の練習をするYさんです。
おばあさまの用意してくださった上質な帯しかなかったので、 練習用に名古屋帯、帯揚げ、不足していたを衿芯などを、急ぎ用意していただけました。
着物は柔らかいクリーム色で、小さな雪輪が散らしてある、とても可愛いデザインです。
帯は袋名古屋帯で、軽くて松葉仕立てになっています。
藤の花の緩やかな下がり感が、後ろ姿に映えるシックな色合いです。
長襦袢は、おばあさまの仕立てた夏物のものを、探してお持ちいただけました。
浴衣の着付けを2回してお家でも練習されているので、 長襦袢着物の扱い方には慣れてきていますが、 長襦袢の衿あわせが浅くなりがちです。
着物は浴衣と比べて、とても滑りやすいタイプのものだったので、 下前のおはしょりが下がってしまい、もたつきができました。
今日のレッスンの中心は、名古屋帯の結び方です。
そのため着物は 一度着ただけに終わりました。
裾が上に上がりやすく、 注意していないと 腰紐を締める時には、くるぶしより上に上がってしまいそうになります。
ただこうした手の癖みたいなものがはっきりわかっていると、 一点に集中して練習できるでしょう。
写真は とりあえずこんなふうに出来上がったというのを、お見せするためのものです。
気をつける点を話し合うためのもので、ご自宅での練習の参考にしていただくためのものです。
今回はお伝えすることがたくさんあったので、 ゆっくり思い出して復習してくださいね。
こちらの写真は、 初めて手にした名古屋帯で、最初に結んだお太鼓です。
念のた写しておきましたが、二回目はずっとよい形で作ることができましたね。
では、次回までに、着物がお体に添うよう練習なさってくださいませ。
レッスン三回目にして、浴衣、着物とお太鼓結びがなんとか出来上がっています。
次回で一通り着ることには問題なくなると思いますよ。
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