着物の広衿には「スナップボタン」「引き糸」?特徴とおすすめ
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着物の広衿には「スナップボタン」「引き糸」?特徴とおすすめ

広衿のスナップボタンと引き糸

きものの広衿(広襟)は半分の幅に折って着付けますね。

 

衿の内側には半分に折りやすいように、「スナップボタン」や「引き糸」がついている場合があります。

 

ついていると衿が乱れず、着付けしやすいです。

 

1か所だけ、または2〜3か所ついていることもあります。

 

「スナップボタン」「引き糸」それぞれの特徴とおすすめを紹介します。

 

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広衿に取り付けるスナップボタンの特徴

 

現代は着物を誂えると、「スナップボタン」を取り付けることが多いです。

 

スナップボタンは、指先で上から押さえるだけで簡単。

 

取り付けるスナップボタンの数は、真ん中に一つ(一組)だけか、真ん中とその左右それぞれに一つ(一組)ずつ取り付けるのが一般的です。

 

 

中央一か所につけてある例

 

広衿のスナップボタンと引き糸

 

これは真ん中に一つ(一組)のスナップボタンをつけてある色無地の着物衿です。

 

わずかに右によってつけてありますね。

 

 

左右のみ二か所につけてある例

 

広衿のスナップボタンと引き糸

 

真ん中にはつけずに、左右のみスナップボタンがつけてある例です。

 

これでもOKです。

 

左右のスナップボタンの位置は、中央から9〜10センチ離れた位置です。

 

 

着物初心者におすすめは3か所

 

着物を始めた初心者あるいは頻繁に着ない人は、「真ん中と左右それぞれに取り付ける」のがおすすめです。

 

3か所ついていると、後ろ衿が整いやすく着付けが楽です。

 

 

着付けに慣れているなら一か所がおすすめ

 

着物にある程度慣れている方は、真ん中にひとつだけにするのがおすすめです。

 

 

スナップボタンの欠点

 

スナップボタンはとても便利なのですが、サビが付きやすいのが欠点です。

 

湿気が多い状態が長引くと、青いサビや茶色いサビがつくことがあります。

 

サビは白い裏生地に付着して、見た目が不快ですし生地の傷みを早めます。

 

表の生地までサビの色が移ってしまうと、処置が大変になります。

 

 

サビがつかないスナップボタンに変更する

 

昔のスナップボタンはサビが付きやすかったです。

 

今では「防錆加工」してあるものや、「さび付かない素材」のものもあります。

 

心配であれば、「サビがつかない」という商品表示のあるスナップボタンに付け替えましょう

 

 

上等なお召し物には白生地でくるんだスナップボタン

 

上等なお着物には、スナップボタンが薄い白生地でくるんで取り付けてあります。

 

これならサビの心配はほぼありません。

 

長期保管の場合は、タンスの上段で乾燥した環境におきます。

 

 

広衿に取り付ける「引き糸」の特徴

 

「引き糸」は、広衿に短い糸を取り付けるだけです。

 

針と糸があれば取り付けることができます。

 

糸ですからスナップボタンのようなサビの心配は、もちろんありません。

 

スナップボタンから引き糸に変更してもいいですね。

 

一番簡単な「引き糸」の付け方をまず紹介します。

 

 

「引き糸」の付け方

 

中央と左右の三ケ所に引き糸を取り付けます。

 

左右というのは、中央からそれぞれ9〜10センチの位置です。

 

広衿のスナップボタンと引き糸

 

<引き糸の取り付け方>

 

  • 玉止めを作り、数ミリ横にひと針さして、衿幅の向こう側に糸を渡す
  • そして数ミリ横にひと針さして玉止めする

 

 

着用のとき糸を引っ張る

 

着るときはそれぞれの玉止めをもって衿つけの方から引っ張ります

 

引っ張ったままでも着付けはできますが、糸が緩みやすいときは、玉止めをつくって衿が動かないようにします

 

広衿のスナップボタンと引き糸

 

こんな風にです。

 

 

「引き糸」三本のもう一例

 

こちらの例も、引き糸を三か所につけてあります。

 

最初玉止めをつくったそばに、戻るようにして糸をわたしています。

 

広衿のスナップボタンと引き糸

 

 

二つの例ともに、木綿の縫い糸の一本どりでつけてあります

 

玉止めは大き目にして外れないようにしておきます。

 

 

広衿には「引き糸」がおすすめです

 

引き糸の悪い点は。。。。特に思い当たりません。

 

スナップボタンと同じ働きがあり、糸が劣化しても取り替えるだけです。

 

広衿のスナップボタンと引き糸

 

スナップボタンは便利ですが、昔からある「引き糸」が一番おすすめです。

 

上の画像は、ウールの胴抜きの(胴裏のない)着物につけてある「引き糸」です。

 

 

何もつけないという選択もありです

 

着物の広衿には、「スナップボタン」や「引き糸」をつけなくてはならないか?

 

というとそうでもありません。

 

何もつけないままでも着付けはできます。

 

着物に慣れてきたら、もうスナップボタンも引き糸も必要ありません

 

 

着物の広衿には「スナップボタン」「引き糸」?特徴とおすすめ・まとめ

 

着物の広衿の閉じ方には、「スナップボタン」と「引き糸」があります。

 

スナップボタンは扱いが簡単ですが、サビが心配です。

 

サビの出ないものに代えておけば、以降安心です。

 

「引き糸」は取り付けが簡単で、扱いも簡単なのでおすすめです。

 

※ 写真の引き糸はわかりやすいよう黒や赤い糸を使用していますが、ご自分でなさるときは衿裏の生地と同じ色(白糸)にしてくださいね。

 




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