花角出し内巻き（半幅帯）の結び方とアレンジ・画像の順で解説中

半幅帯での角出し結び「花角出し」を紹介します。

この結びはとても簡単な結び方ですが、多くの変化をつけて楽しめます。

変化の付け方も簡単で、雰囲気がずいぶん変わります。

花角出しの「内巻きでの結び」と「アレンジ」をここでは紹介します。

花角出し内巻き（半幅帯）の結び方・基本

おすすめする半幅帯は、やや厚めではりがあり、長めのものです

手先を半分に折って35センチとって、胴に二巻きし、手を下にしてひと結びします。

たれは肩にあずけておきます。

手先を右に向けて、たれをおろします。

そこにできた輪に手を上から差し込んで、たれの元の近くをつかんで引っ張り出します。

引っ張り出したたれと、手先の長さが一緒になるように調整しながら、しっかり結びます。

羽根がこれでできましたので、羽根を開いておきます。

たれを結び目の上から通します。

もう一度たれを結び目の上から通します。

たれの先をたれで作ったふくらみの下から見えるくらいに調整して、完成です。

これを基本にして、アレンジをしていきます。

これは基本形の羽根を半分の幅にして下に向け、たれの二重のふくらみを内側によせてみました。

これは基本形と羽根を同じにして背中につけるような感じで開き、

たれの一重目を裏側にして、ふくらみを大ぶりにしました。

そして形の一番上に腰紐を通して前で結び、帯に隠してあります。

結びの形をよりしっかりと維持したいときに腰ひもを利用します。

体型により、ボリュームの出し方は好みで変更してください。

「角」にあたる「羽根」の部分はしっかり開きます。

変化させるには、羽根を半分の幅にする、下に向けるなどします。

また、羽根の裏側を見せることで、さらに変化が可能です。

ヒップを隠したい方は、全体の形をできるだけアンバランスにしあげましょう。

どんな年代の方にも向く帯結びです。

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