きもの物語

講座「おしゃれ着きもので着物生活」その3「譲られた着物アンティーク着物が小さい・大きい・お直し費用は

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講座「おしゃれ着きもので着物生活」その3「譲られた着物アンティーク着物が小さい・大きい・お直し費用は

譲ってもらった着物アンティーク着物、小さい大きい対処法

講座「おしゃれ着きもので着物生活」3回めです。

 

今回は「譲られた着物やアンティーク着物の着こなし」についてです。

 

着こなしの中でも、自分のサイズより小さかったり大きかったりした場合の対処法です。

 

年代の古いものは比較的小さいものが多く、現代の女性に合わないことも多いです。

 

好みのものであればなんとか着たいですが、そのまま着るにはひと工夫必要なこともあります

 

譲ってもらった着物が小さいとき、そして大きいときの着付けの工夫と、お直しする場合の費用の目安、アンティーク着物の着こなしについてもお伝えします。

 

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譲ってもらった着物が小さい場合の着こなし方

 

「譲られた着物があなたの体型より随分と小さい」という場合は、具体的にはどこが小さいのかをまずお考え下さい。

 

「身丈が短い」「袖幅が狭い」「身幅が狭い」でしょうか?

 

少々のことならこのままお召しになってください。

 

でもそのためには、なんらかの着こなしの工夫が必要になるかと思います。

 

 

着付け着こなしの工夫で着られるように

 

例えば「身丈が短い」という場合の着こなしの工夫としてはこのようにしてください。

 

  • 腰ひもの位置を腰骨に近い位置に少し下げぎみにして締める。
  • おはしょりを帯でかくし、対丈(ついたけ)で着る。

 

「身幅が狭い」という場合の着こなしの工夫としてはこのようにしてください。

 

  • 下前の合わせを少なめにする。裾のひるがえりを防ぐため右手で上前を押さえつつ歩く。
  • 広衿ならいつもより胸のところの衿幅を広くとってみる。

 

また「袖幅が狭い」という場合の着こなしの工夫はこのようにしてください。

 

  • 少しでも袖幅を長く見せたいときは、広衿なら衿を半分に折ってしまわずに、浅く折って少しでも身頃にかかるようにする。
  • 半衿をたっぷり出す。

それで1〜2センチですが、袖幅が長くなります。

 

  • 腕をだらんと伸ばすのでなく、ひじを軽く曲げるようにすると、袖の短かさが目立ちにくくなります。
  • 冬なら羽織やコートなどでカバーする。

 

反対に譲ってもらった着物が大きい場合は、このような着こなしの工夫をしてみてください。

 

譲ってもらった着物が大きい場合の着付け着こなしの工夫

 

少々大きいと感じる程度なら、そのままお召しになってください。

 

「身丈が長い」「袖幅が長い」「身幅が広い」あなたの場合はどうでしょうか?

 

「身丈が長い」という場合の着こなしの工夫

 

丈が長いときは、腰ひもをいつもより高い位置で締め、おはしょりをたくさんとって自分にちょうどよい丈にしてから、伊達締めにしまい込むようにします。

 

「身幅がが広い」という場合の着こなしの工夫

 

できあがりの上前の位置は変えずに下前を余分があるだけ内側に入れ込みます。

 

脇より奥に回り込まないようにし、右方向に折り返すようにします。

 

 

以上のような着付けの工夫をしても、とても着られそうにないという場合は、「お直し」を考えなければならないですね。

 

 

お直しにかかる費用や考え方

 

着物姿の若い女性・お直しの費用について

 

着物の「お直し」は、呉服店、悉皆(しっかい)や、仕立てやのいずれかでお願いすることになります。

 

「悉皆や」は、着物のよろず相談所みたいなところで、染み抜きや、染め替えや、お直しなどの相談にのってくれるところです。

 

着物のお直しにかかる費用の目安

 

小さい着物を大きくする場合の費用

 

袖幅を出すときは、袖付けだけか、身ごろとともに出すかによって費用は変わります。

 

約4000〜10,000円くらい。

 

着物丈を大きくしたいときは、着物に入れ込んである生地がないことが多いので、帯に隠れるところに継ぎ足しします。

 

約1.5万円〜2.0万円くらい。

 

身幅を広くするときは、約10,000円くらい〜。

 

 

大きい着物を小さくする場合の費用

 

袖の幅を短くする場合は、袖のみの場合と身ごろとともに直すかによって違います。

 

約4000〜10,000円

 

着物丈を短くするのは、着付けで解決します。

 

身幅を狭くするのは、着付けで解決します(どうしても直したいときは、約1.5万円〜)。

 

※かかる費用はあくまで目安です。必ず確認して納得してから依頼してください。

 

 

色・柄などを変える場合

 

色や柄の好みが合わないというときは、どうしましょう。

 

でも受け継ぐべき大切な着物であれば、「染め替え」を検討してみましょう。

 

仕立て直しの際に合わせて行えば、効率がよいです。

 

全体に色をかけるだけならまだよいですが、解く、糊伏がある、描き加える、前の色を落とすなどの作業があると、費用もかさみ、時間もかかりますので、よく相談してください。

 

合わせる帯によって、あなたに合うように着こなせる場合もありますので、染め替えの前に帯とのコーディネートは十分考えてみてください。

 

 

譲ってもらった人への配慮

 

着物姿の女性・振袖と小紋

 

近親者ではなく知人から譲っていただくときは、少々気配りがいるかと思います。

 

せっかくいただいたのにとてもそのままでは着る気になれず、全く着ないということになると、譲ってくださった方に失礼です。

 

ですから頂く前に、着用しそうかできそうか、確認・判断した方がいいと思います。

 

譲る方は、あなたがお着物が好きだから差し上げるはずですので、着てもらえると思っていらっしゃるはずですからね。

 

 

昔着物・アンティーク着物の着こなしの工夫

 

昔着物とかアンティーク着物と呼ばれる着物は、大正〜昭和初期のころに作られたもので、色柄に斬新さと大胆さのある、おおらかな雰囲気の着物です。

 

戦前から戦後のドラマで、女性の着物姿というと想像できるでしょうか。

 

随分以前のものではありますが、生地が傷んでいない限り十分着用できるので、今でも古着屋さん(リサイクルショップ)や骨董店などでも、扱われています。

 

依然として着物愛好家にも人気があります。

 

アンティーク着物は、当時の女性の体型で作られているので、現代女性にとってはやや小さいものが多いです。

 

小柄な女性ならどれも合うでしょう、でも多くの現代の女性ですと、どれもまともには着られません。

 

そのような場合どうするかですが、先に書いた「譲ってもらった着物の着こなしの工夫」と同じようにお召しください

 

また大きすぎるという方、やはり「譲ってもらった着物が大きいときの工夫」と同じように考えてお召しください

 

アンティーク着物は、その時代のデザインが素晴らしいので、これからも残ってほしい着物です。

 

アンティーク着物の注意点

 

仕立てられてから何十年かの年月を経ているので、生地が弱っていることがあります

 

購入にあたっては、生地の弱いものは着用しているうちに裂けてしまうこともあるので、その点気をつけてください。

 

できれば実物を見て、お店の人に説明を受けると安心です。

 

 

サイズが小さい着物は格安なことも

 

サイズが小さい着物は、お値段が比較的安いと感じます。

 

そのままでは小柄な人にしか合わないということで、購入者が限られるからでしょう。

 

お直しをしなくて済む程度で、そのままお召しになれるのなら、探すのが楽しいと思います。

 

お直しをしなければならないほどなら、どれくらいの費用をかけてもいいかを判断してくださいね。

 

判断基準は、お直しの費用がかかっても、それでもほしいのかどうか、ですよね。

 

 

譲ってもらった着物やアンティーク着物の着こなし(小さい場合大きい場合)・お直し費用の目安・まとめ

 

譲ってもらった着物、アンティーク着物、ちょっと小さい場合なら着こなしの工夫をしてください。

 

ちょっと大きいという場合も、着付け着こなしの工夫で着られるようになることがあります。

 

お直しをしたい場合ですが、生地の変色や質の劣化などの理由でお直しできない場合もあるので、よく相談してください。

 

 

小さい着物の着方の工夫をさらに細かく説明していますので、参考にしてください⇒「譲ってもらった着物が小さいときの着こなし方・工夫の仕方はここ!

 

大きい着物の着方の工夫をさらに細かく説明していますので、参考にしてください⇒「譲ってもらった着物が大きいときの着こなし方・工夫の仕方はここ!

 

次回は帯のことを詳しくお伝えします。格やお値打ちに買うポイントなどです⇒「講座「おしゃれ着きもので着物生活」その4「帯と格・格安帯の購入ポイントと長じゅばん」


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