百貨店の呉服売り場の特徴をお伝えします。
着物をどこで買ったらいいか迷っている初心者さんに向けた内容です。
百貨店の呉服売り場は、幅広い品ぞろえがあることはもちろん、アフターケア全般の窓口にもなっています。
街の呉服店との違いがわかるよう、お伝えします。
百貨店の呉服売り場の特徴・特色
大手百貨店には、江戸時代から続く歴史のある呉服商が、豊富な知識とともに商品を用意しています。
冠婚葬祭の衣装、晴れ着、趣味の個性的な着物、全国の作家さんの作品。
男性の着物、子供の晴れ着なども、幅広く扱っているのが特徴です。
仕立てや染色にも詳しく、全国各地の特産品も扱います。
和装小物の品ぞろえも豊富です。
百貨店の上層階にあることが多く、永年の経験が蓄積されているので、相談するには頼りになるところです。
特殊な要望にも応えてくれる
呉服売り場は、着物を仕立てる一般的な販売だけではありません。
和服の特殊な事情、困りごとなどを相談できる場所でもあります。
多くの取引先とのつながりがあるのが強みです。
経験豊富な店員さんがいることが多く、永くお付き合いできるでしょう。
自分の求めるものを相談しやすい
知識があまりなく、着物の選び方がそもそもわからない方は、呉服全般を広く扱う百貨店で相談にのってもらうとよいでしょう。
街中の専門店よりも、入店しやすいかもしれません。
交通の便がよい
百貨店は都市の中心部に位置していることが多く、アクセスが便利です。
次に街中の呉服店の特徴をまとめてみました。
街中の呉服店の特色・特徴
街中にある店舗の呉服店では、独自のセレクションを持つことが多く、珍しいデザインや手作りの着物が見つかることもあります。
店主やスタッフが顧客一人ひとりに合わせた丁寧な対応をしてくれます。
また地元の文化や特色を反映した商品を取り扱っていることがあります。
個人経営の店舗では、価格交渉がしやすい場合があります。
百貨店の呉服売り場と街中の呉服店との違い・まとめ
百貨店は広範な選択肢を、街中の呉服店は独自性のある品揃えを提供します。
サービス面においては、百貨店は様々なサービスを一箇所で提供し、街中の店舗はよりパーソナライズされた接客が魅力です。
価格帯は百貨店は高級品が中心ですが、街中の店舗ではもう少し手頃な価格帯の商品も見つけやすいです。
どちらを選ぶかは、それぞれのニーズや好みによって異なります。
高品質で幅広い選択肢を求めるなら百貨店、個性的でパーソナライズされたサービスを重視するなら街中の呉服店が適しているでしょう。
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