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一番気になる小物は半衿?20151230(580号)

こんにちは。

お気軽きもの生活コーディネーターの

きらこ よしえ です。

お読みくださってどうもありがとうございます!

今年もお世話になりました。

・:.。:*:・’゜☆♪

先日「娘さんに成人式の振り袖を自分で着せてあげたい」と、

着せつけを習得されたいとお越しになったIさん、

伊達衿の取り付け方、選び方で随分悩まれたそうです。

昔は伊達衿といえば広衿の単色のものが主流でしたが、

今は折らずに重ねるだけの細いタイプのものから、

パールなどの装飾品がついたもの、立体の花飾りがついたものなど、

華やかなものがそろっています。

Iさんとしては、着物の衿のふっくらした感じに合わせたいため、

「広衿の半衿の方がよいと考えて選んだ」そうです。

でも、「振り袖を着せるだけでも大変なのに、

伊達衿を広衿でつけるなんて難易度が高くなってしまう」と、

購入されてから気がついたそうなのですが・・・

☆━━━━━━━━☆
◇簡単な伊達衿の付け方
☆━━━━━━━━☆

「心配はいりませんよ」とお伝えすると、ぱっとお顔が明るくなりました。

半衿の手間は、広衿タイプでも細いタイプでも、

ほとんど変わりません。

なぜかというと、広衿のタイプの半衿で着付けをする前に、

半分幅に折って、幅が広がらないよう縫い止めておけばすむからです。

ただしせっかくの折り目のふっくら感をなくさないようにしてくださいね。

縫い止めるところは、全体をとめてもいいですし、

7~8カ所とめるだけでも大丈夫です。

伊達衿の取り付け方についても以前に質問を受けたので、

広衿の半衿の取り付け方とともにまとめておきました。
 ↓↓

◆着物の伊達衿(重ね衿)の簡単な付け方を教えて下さい
https://kimono-story.com/532.html

私が一番よく使う帯は「袋名古屋帯」です。

その中でも出番の多い帯は決まっていて、2本あります。

その帯は何枚もの着物に合わせやすいため、

着付け教室で使ったり、普段にも利用しています。

いわば「お気に入りの帯」なわけですが、

良う使うので帯を閉じてある糸に負担がかかり、

糸がほつれたり切れたりしてきます。

すでに何ヶ所かお太鼓部分の幅のとじ糸が切れていたので、

先日「エイヤ!」っと気合を入れて直しました。

ところがいざ直しを始めてみると、

半衿をつけるよりむしろ「簡単」です。

やることはかがるだけなのですから当然といえば当然です。

私のように何ヶ所も糸が切れてしまう前に直してしまえば、

すぐにお直し完了です。
 ↓↓
◆袋名古屋帯の端のほつれを修理(直し)・自分でできる方法です
https://kimono-story.com/531.html

☆━━━━━━━━☆
◇気になる小物・半衿
☆━━━━━━━━☆

今回の着付けお稽古は小物のお話です。

着物を着慣れてくると、

どんなバッグがあうか、他に取り合わせのいい小物はないか?

あるいはもっと満足できるおしゃれな方法はないか?

などいろいろと気になってくるものです。

そこで、今回は着物を一層楽しく着こなすための、

気になる「和装小物」についてお話していきます。

最初は襟元を飾る「半衿」から始めます。

★半衿

半襟にはとても実用的な役目があります。

それは長襦袢の衿の上に掛けて、着物衿に汚れがつくのを防ぎます。

そして装飾的には、色柄を着物に合わせて付け替えることによって、

おしゃれを楽しむことのできる小物です。

通常のおしゃれ着には、白い半衿をつける人が多いのですが、

色半衿、小紋柄等の半衿など多数市販されています。

これらのおしゃれ半衿は、つむぎ着物・小紋の街着、

木綿や化繊の普段着着物にあわせます。

刺繍のはいった半衿は、

色無地・つけ下げ・訪問着などに主に合わせます。

他にビーズの半衿、手ぬぐい兼用の半衿などもあります。

素材は、化繊、綿、絹と多種類です。

夏はすき間(絽目)のはいったものや、麻素材がよく、

夏は涼しさを演出したいので、もっぱら白や薄い色目が適しています。

半衿をお店で選ぶのは楽しいものですが、

買うだけでなく好きな布を半衿としてとりつけてもいいものです。

洋服のはぎれ着物のはぎれなどを、色半衿としたり、

チェックの模様や小さい刺繍をするなどして、楽しむのいいものです。

柄物の半襟を使うときは、あまり神経質にならずに取り付けてしまえばOK。

少々の緩みなどは苦になりません。、

しかし白半衿をピッタリ付けて、すきのない着付けをしたいなら、

少しのたるみや緩みがあっても、気になります。

そんなときは、バイアスで仕立てた半衿にすると、

ピッタリとした仕上がりになります。

半衿はお顔のすぐしたの位置で、よく目につくところですので、

着物の色柄との取り合わせをよく考えてコーディネートしてください。

あなたのセンスが生き、とてもおしゃれな着こなしになりますよ。

着物と帯の取り合わせになれ、着付けの好みも決まってきたら、

次は半衿の付け替えコーディネートです。

同じ着物でも半衿を変えれば、趣がかわり楽しみも増えるはずです。

私は無地の半衿を付けることが多く、

これはオレンジ色がかったピンク色の紬着物に、

薄いグレーの半衿を合わせています。
 ↓↓↓

◆織りを楽しむ無地の今日の着物(紬着物とお太鼓柄帯)
http://ameblo.jp/yokimono415/entry-11451692120.html

半衿の柄がポイントになるときは、

たっぷりと半衿を出すようにしてみてくださいね。

こちらで半衿の見本や例をもう少し詳し説明しています。
 ↓↓

◆半衿(はんえり)の種類と具体的な例を写真で解説しました
https://kimono-story.com/260.html

それでは次回の「メールで着付けおけいこ」は、扇子についおおくりします。

イベント・行事へのお出かけに、着付けを賜ります。

◆やわらか着物を着せてもらうの例(二重太鼓)
https://kirakira.kimono-story.com/category6/entry17.html

急いで着られるようになりたい方向け、

◆礼装二重太鼓と通常一重太鼓のレッスンのみ希望の方
https://kirakira.kimono-story.com/category2/entry86.html

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◇◇編集後記◇◇
☆━━━━━━━━☆

今年もあと一日、読者の皆様のおかげをもちまして、

無事一年を終えることができます。

どうもありがとうございます。

私はこれから部屋の模様替えと、おせち料理を作ります。

子どもたちが成長するにつれおせち料理に注ぐ力配分が減って、

その分美味しいお酒をじっくり選ぶようになってきました。

(じっくり呑む時間も増えたっていうことで^^)

来年はもっと楽しい!と感じられる話題を、

あちこちアンテナをはって集めてきたいと思います。

日本の着物文化・あなたのきもの生活にお役に立てるよう、

いっそう努力してまいります。

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

きらこ よしえ

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プロフィール
この記事を書いた人
きらこよしえ

着付け師範として着物着付け教室を運営。簡単着付けの2部着物など考案、雑誌に取り上げられたり、着物用下着など監修者。温泉好きでスーパー銭湯や温泉巡りでドライブ旅行趣味。温泉ソムリエ資格取得。旅系ブログna58.net YouTube運営。

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