着物をレンタルするときに、帯をはじめ着用して出かけることができるまでの、
衣裳や小物の全てがセットになっている、という意味です。
ですから通常は、着付けに必要な、きもの、帯、帯締め、帯
揚げ、足袋、半衿、腰ひも、伊達締め(着付けベルト)、衿芯などをさします。
なかには着物用の下着や、補正用品、和装ストッキングなどを
含めるところもあります。
また外出にあたって必要な、草履、バッグ、末広なども
、一式に含めているところが多いです。
一応全てが揃っていると思っていいのですが、
例えば補正用品や下着など、直接肌にふれるものについては、
セットに入らず、持込または購入するとなっているところもありますので、
セットに含まれないものは何なのか、持っていけるものは何か、
買う必要のあるものは何かを、事前に打ち合わせしておく必要があります。
美容院などで着付けを別に依頼するときなどは、
レンタルのセットの内容を伝えておき、
他に用意するものや過不足がないことを確かめておきましょう。
レンタルの内容がフルセットだからと安心せずに、
セット内容を確実に確認しておきましょう。
お店によってフルセットの内容には違いがあります。
他に必要なものがでるように意図して、セット内容を決めているお店、
あるいは、セット内容を充実させて他に追加が発生しないように
良心的にしているものの、値段は高いなど、
お店によっての特徴があります。
全く着物のことを知らないのであれば、着物のことをよく知った人と、
レンタルの内容を確認できれば、思い違いや間違いなどがなくせると思います。
セット以外に発生する、着付け料、メイク、ヘアセット、
髪飾りなどについても、打ち合わせをしておけるようにしましょう。
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