七五三の宮参りのは晴れ着で出かけたい!とは思うものの、着崩れしたらどうしよう。。。
それが心配ですね。
慣れないきもので着崩れを心配しているのは、お母さま自身だけではないでしょう。
初めて着る着物、特に七五三の子供のために、「着物着崩れ直し所」があるとは思うのです。
先日出かけた熱田神宮の七五三宮参りには、婦人会の方たちが10人ほど白い割烹着姿でスタンバイされていました。
着物着崩れお直し所はどこにある?
熱田神宮の「着物着崩れ直し所」は、本殿にかなり近い参道脇に設置されていました。
ござを敷いた大きな白いテントで、誰もがこの存在を知ることのできる目立つ場所にあります。
参拝の前後で「着崩れ直し所」の前を二回通りましたが、誰も直してもらっている人はいません。
婦人会のみなさん手持ち無沙汰のご様子です。
一番着崩れするのは誰?
七五三宮参りで誰が一番着崩れしやすいでしょうか?
三歳の女の子は紐で結んで被布を羽織っているので、まず着崩れはありません。
五歳の男の子は、よく動けば袴が下がることがあるので着崩れはありえます。
七歳の女の子は、大人と同じなので着付けをしっかりしないと着崩れしやすいかもしれない。
お母様は、子供を抱いたり追いかける?などで着崩れることがあるかもしれない。
おばあ様は、お母さまほど動かないのでまず着崩れはなさそう。
となると、ここにお世話になるとしたら、五歳の男の子か七歳の女の子かお母様でしょう。
それにしても、着物の着崩れを直してくれるところがあるって、ありがたいですね。
こういう配慮があるとわかっていれば、七五三に着物で出かけても大丈夫っていう安心感が持てますね。
着崩れする理由は
着物の着崩れはどうして起こるかというと、まず第一にはよく動くからです。
特に男の子は、走ったり、段差から飛び降りたり飛び乗ったり、しゃがんだりと、じっとしていないことが多いものです。
着物や袴の紐がずれる、ゆるむ、裾を踏むなどして、崩れていきます。
七歳の女の子の場合は、 大人と同じような着付けをするので、 よく動くと 着崩れしやすくなります。
紐がずれたり 裾を踏んで 着崩れることが多いです。
また手結びしている帯が解けることもあります。
いずれにしてもよく動く子供さんは着崩れしやすいです。
着物の着崩れは、いったん崩れ始めると戻ったりはしません。
ですから早めに気づいて、お直し所で直してもらってくださいね。
七歳女の子の晴れ着の着付けは特に注意
着付けのプロにお任せしてあれば心配はいらないのですが、レンタルするなどでお母様が着つけるときは、こんなことに注意してください。
長襦袢と着物で締める胸紐の締める位置は、結び目が重ならないようにし、きつく締めすぎないようにします。
着物の腰紐は、しっかりと引き締めて結びます。
よく動くお子さんは裾を短めに着つける方がよいです。
熱田神宮で前合わせがくずれ裾を引きずりそうな女の子がいましたが、裾を踏んで転ぶと危険です。
また着物を破いたり引っ掛けるかもしれないので、特に七歳の女の子は注意してみてあげてください。
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