近くにきものを買い取ってくれるお店があれば、持ち込んで話しを聞きながら、納得して売るのが一番いいと思います。
ただ買い取ってくれる近くのお店が、たったひとつだと、買い取りしてくれる価格が適正なのかどうか、よく分からないですね。
お店の方も、比較したり競争する同業者がないと、自分の都合のいいように(つまりできるだけ安く)買取価格を決めていると思います。
そうなると、こちらはお店の提示する金額が、高いのか安いのかわからないまま、言いなりになってしまうことになりますね。
すぐにでも着物を売りさばきたい、すぐに手元から無くしたいのでなければ、お店に持ち込んで買い取りを頼むのは、ちょっと待った方がいいと思います。
もう少し検討してみましょう。
都心部には買取実店舗が多いけど
都心部の東京や埼玉、大阪、名古屋といった地域には、きものの買取をしてくれる実店舗の数は相当数あります。
車さえあれば、持ち込みできそうな距離にあるので、何件かに持ち込みもできます。
ですが、それでもいざ持ち込もうと思うと、着物って案外に重いんです。
数枚まとめて持ってみるとわかりますが、紙袋に入れて女性が持ち運ぶのには、重過ぎると感じるはずです。
それでダンボール箱に入れますが、相当な重量になります。
重い思いをして持ち込んだら言い値になってしまう
そしてお店にいったん持ち込むと、よほど強気でないといわれるままの安い金額で売ってしまうことになります。
だって。他のお店なら高く買ってもらえるかもしれないのに、他をあたろうという気持ちが起こりにくくなってしまうからです
持ち込んで買取の人と対面すると、安いからといって、また持って帰る気にならなくなってしまうのですよね。
ですから近くにきものを買い取ってくれるお店があったとしても、競争する店舗がない限り、あまりいい条件で買い取ってくれるわけではないということを知っておいた方がいいでしょう。
最近では家まで来てくれて、着物を買い取ってくれるお店も出始めました。
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