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着物で入学式/パーティ雨ならどうする?ぬれない工夫と足元の対策

着物で入学式・パーティ雨ならどうする?ぬれない工夫と足元の対策

入学式や卒業式、あるいは結婚式に着物で出席すると決めていて準備も万端。

ところが朝から雨模様。。。なんてこともありえます。

当日になって雨であわてると、行事を楽しむ余裕はなくなってしまいます。

そこで事前にできることはやっておきましょう

たまにしか着物を着ないなら、最低限これだけはということをまずお伝えします。

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着物で外出・雨天の場合の最低限の準備

雨の場合の最低限の準備として、これだけは用意しておきたいものを紹介します。

  1. 草履カバー
  2. 大きい傘
  3. 代えの足袋一足

では具体的にお話します。

草履カバーをつける

草履カバーは、草履にすっぽりとかぶせる透明のビニールのおおいです。

これはつけるだけなので、簡単に雨除けできますし安価です。

草履は底から雨が入ると傷みやすいので、雨のときはカバーをつけて対処します。

大きい傘をさす

できるだけ大きい傘をさして、裾やたもとが濡れるのを防ぎます。

どんな着物にも合うように、透明のものか薄い色のものを用意するとよいです。

替えの足袋

白足袋

雨の日はどうしても足袋がぬれがちです。

ぬれて冷たいと寒い季節はとてもつらいですから、取りかえ用に一足もっておきましょう。

控室などを利用してはきかえます。

余裕があれば用意したい雨の日用品

最低限のものだけじゃちょっと心配ということなら、「雨用のコート」と「雨用草履」を用意しましょう

どんなものか紹介しますね。

雨(あま)ゴート

一部式の雨コート

着物で一番濡れるところといえば、裾と足袋とたもとです。

着物用の雨(あま)ゴートを着ていれば、裾とたもとを守ることができます。

一部式と二部式がありますが、着物姿がきれいにみえ、素早く身につけられるのは一部式です。

雨コート 裾除け 雨傘 雨下駄 爪皮 

◆二部式の雨コート

二部式は着脱に多少時間がかかりますが、長さ調節ができるのはよい点です。

裾がぬれない雨コートの着方

雨コートを着る前に、着物の裾をめくり上げて帯のところで腰紐でしっかり留めます。

こうすることで着物の裾がぬれる心配はなくなります。

その上で雨コートを着ます。

雨用草履

雨用草履

◆雨用ぞうり

雨の日には「雨用の草履」があると、とても安心です。

先に紹介した「草履カバー」もすぐれものですが、雨用の草履ははじめから防水になっています

雨の中長時間歩いたり、激しい雨でも草履が傷まず安心です。

また雨用の草履は、足先がおおわれているので寒い季節の足先の防寒にもなります。

冬も着物を着る予定があるなら、一足持っておくと雨と防寒に役立ちます。

雨の日の歩き方

雨の中を歩くとき、歩き方によってはしずくをはねあげてしまいます。

雨コートを着ていないときは、歩き方に注意してくださいね。

しずくを跳ね上げないように歩くには、かかとを外に向けてけるようにして歩きます。

ただあまり大げさにならないように、ね。

以下は雨の日、披露宴や式典に参加するときの豆知識です。

雨の日の式典参加の豆知識

雨 傘 透明

雨の日でも雨に濡れない方法としては、玄関から会場の入り口まで車(タクシー)を利用するのがよいです。

それが難しい場合は、こんな対応をしましょう。

  • 雨コートはクロークがあれば預ける
  • 式の間干してもらえるならお願いする
  • 雨コートを入れる防水の入れ物を用意する
  • 代えの足袋を用意する

ぬれてもよい着物にするのもいい方法

他に対処できる方法として、ぬれてもよい着物を利用するのもよいでしょう。

今は雨でぬれても平気な着物があります。

「洗える着物」として販売されているものは、洗濯機で洗え雨にぬれても変形しません。

最初から洗える着物の訪問着(付下げ・色無地)にすると決めておくのもいい方法でしょう。

そのときでも、きれいなタオルでしずくをとるようにしてくださいね。

最終手段で洋装にする

ドレス 洋装 パーティー

雨対策としてできる限りの準備はした。

でも当日豪雨になってしまった!

という場合は、最終手段で「着物をやめる」という選択もありでしょう。

よほどのことがない限り着物で行けるはずですが、不慣れでなおかつ高級な借り物の着物であればやめる決断もありでしょう。

当日朝変更できるよう、洋装の準備一式もしておけば安心ですね。

着物で入学式/パーティ雨ならどうする?ぬれない工夫と足元の対策・まとめ

着物で参加予定の式典やパーティでは、あらかじめ雨用の対策をしておく。

家から車で乗り付けられれば、それに越したことはありません。

最低限の雨の日の対策は、草履カバー、大きな傘、替え足袋。

雨を跳ね上げないように歩き、しずくをとるタオル・袋を用意しておく。

洗える着物(ぬれてもよい着物)にするという考えもあります。

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プロフィール
この記事を書いた人
きらこよしえ

着付け師範として着物着付け教室を運営。簡単着付けの2部着物など考案、雑誌に取り上げられたり、着物用下着など監修者。温泉好きでスーパー銭湯や温泉巡りでドライブ旅行趣味。温泉ソムリエ資格取得。旅系ブログna58.net YouTube運営。

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